ゆたか
2026-05-22 20:46:05
925文字
Public 現パロ
 

現パロ?雑伊

殺し屋雑渡と大学生伊作設定

繁華街を歩いていた伊は足元のおぼつかないカップルとすれ違う。なんの気無しに視線を送るとそのカップルとすれ違った黒づくめの男が男に手に仕込んでいた針を刺して何食わぬ顔でそのまま歩き去った。伊は驚いて固まる。通り魔!?嫌がらせ?変な薬でも刺した?と思ってその男を眺めているとその男と目が合ってしまう。片方を眼帯で覆っていて眼光鋭くもう片方の目で伊を捉え、一瞬見開いた。ヤバイ。と思った伊は路地裏を抜けてその男を撒こうと必死に走る。もう走れないと思ったところで壁にどんと太い腕が差し出される。
「君可愛いね?この後時間ある?」
先ほどの眼帯の男が道に立ち塞がっていた。
「あありません
震える声で言うが男はニコニコして
「さっき目が合ったでしょ?脈ありだなと思って」
「ぼ僕見てません!」
首を振って否定してなんとか逃げようとするが息が上がっている自分とは違って一つも息を乱さず立ち塞がる長身のガタイのいい男。伊は身の危険を感じていた。
「そう?」
そう言って片手を伊の方に伸ばしてくる。先ほど通りすがりの男に針を刺した手が近づいてきて伊は恐怖で小さく悲鳴をあげる。
「ああ、こっちも見てたんだ。目がいいね?何かやってる?」
伊は震えながら首を振る。
「まあいいや、じゃ、行こうか?」
ぐいと肩を引かれる。密着すると服の下に隠れた筋肉がよりわかって伊はさらに震える。
「どどこにですか?」
「ん?ラブホ♡」
伊は咄嗟に死を覚悟した。密室に連れて行かれたら命の保証は今よりなくなる。
「ぼ僕誰にも言いませんから!帰してください!」
「ん?何を?」
「何をって口封じに僕をどうにかするつもりじゃ
「えー?何それ?言われたところで困らないし。君可愛いから抱きたいなって思っただけ♡」
抱きたいの言葉は脳が理解を拒否しているのか頭に入った来ず、その前の言葉が気になった。針を刺したのもただのイタズラだったのかとほっと胸を撫で下ろしたそれは次の男の言葉に打ち消される。
「だって、あいつ、あれでどうせ死ぬし」
伊は目を閉じ、自身の人生の終わりを確信した。


そんな大学生伊と殺し屋雑の謎パロ。ちなみに雑は伊に一目惚れし追いかけてきただけ。


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