ここ
2026-05-19 19:02:59
4105文字
Public 小説
 

【リバリン】絆の試練 おまけ🔞

絆の試練(セックスしないと出られない部屋ネタ)のおまけ。ヤッてるだけ

【⚠️18歳以上のみ閲覧可】

 夕日に染まった街道で、リーバルとリンクはどちらも動けずにいた。言葉はない。ただ互いの出方を探るようなピリついた空気が周囲を覆っている。そうしているうちにも二人を赤々と照らしていた太陽が山の向こうへと落ち、地に落ちる影がぼんやりと輪郭を滲ませていった。
 押し殺した息遣いだけが聞こえる沈黙を、先に破ったのはリーバルだった。
……さて、僕は部屋に戻るけど」
 嘴から出たのはいつもの調子を取り繕おうとして失敗したような、掠れた声だ。赤らんだ目元を隠すように顔を背け、けれどリンクにはちゃんと届く明瞭さでリーバルが短く問う。
「君も来る?」
 リンクの喉が無意識にごくりと鳴った。身体の奥には重苦しい熱が燻っていた。あの無慈悲な女神によって解放直前まで高められたまま、突然祠の外へと放り出されたのだ。こんな熱を抱えたまま自然と落ち着くのを待つなんて、そんな悠長な真似ができるわけがないだろう? そう訴えるような熱を孕んだリーバルの視線に、リンクは無言のまま小さく頷いた。そんな微かな身じろぎ一つにも、熱を持て余した身体がジクリと疼く。
「──そ。じゃあ行くよ」
 獲物を見据える猛禽のような翡翠の瞳がスッと細められる。ひと足先に飛び立ち城へと向かったリーバルの影を追うようにリンクも足を進めた。もつれる足で何度か転びそうになりながら駆ける姿を夕闇が隠してくれたのは幸いだった。城の者に見られればきっと、一体何事かと眉を顰められてしまったに違いない。
 そんな有様でどうやってリーバルの自室へとたどり着いたのか、リンクは自分でもはっきりと覚えていなかった。はぁはぁと息を乱しながらリーバルの部屋の前に立ったところで、扉に手をかける前に内側から伸びてきた腕によって室内へと引き摺り込まれる。
「ぅ、あ……ッ」
「とても近衛騎士様とは思えない乱れた足音だったぜ?」
 リンクを揶揄するリーバルの表情にも、隠しきれない余裕の無さが透けて見えた。今更逃げる気などないのに、痛いくらいの力で腕を掴まれベッドへと押し倒される。汗で束になった金髪がシーツへと散らばり、耳元でパサリと小さな音を立てた。



 リーバルは溜まった熱で震える指先でリンクの装備を性急に剥ぎ取っていった。自分の装備はすでに払い落として部屋の隅へと放ってある。リンクの身体は少し埃っぽく汗ばんでいたが、だからと言って手を止める気にはならなかった。リーバルの指が触れるだけで小さく喘ぎ声を漏らすリンクも同じ気持ちだろう。剥き出しにした白い両脚を大きく開かせれば、髪と同じ稲穂色の下生えの間からリンクのペニスが顔を覗かせる。
「しっかり勃ってるじゃないか」
「ぁ、ッう……ッ」
 笑いながら軽く指を絡ませれば、リンクが唇を噛み締めて声を押し殺した。リーバルの手の動きに合わせて手の中のものがピクピクと跳ねる。素直な反応を楽しむのも一興かもしれないが、今ばかりはリーバルにもそこまでの余裕がなかった。先端から滲み出た先走りを指先で掬い取り、その滑りをなすりつけるようにリンクの肌に指を這わせて目的の場所へと辿り着く。そこには祠の中で見たのと同じ、慎ましやかな窄まりがあった。白い双丘と比べれば少しだけ色濃い粘膜の縁が、リーバルの視線を受けてヒクヒクと小さな収縮を繰り返している。
「期待してるんだ?」
「リーバルだって、おっ勃ててる癖に……、ッ」
 リンクが吐く憎まれ口を、窄まりに指先を埋めることで封じる。普段翼の手入れに使っている香油をローションがわりに使えば、小さな肉の輪はヌルリと滑らかにリーバルの指先を飲み込んだ。リンクの身体はすでにそこで味わう快楽を祠の中で知ってしまっているのだ。主人の意思はさておき、リンクの後孔は待ち侘びていたかのようにリーバルの指先をキュッと締め付けた。そんな自分自身の動きに驚き、同時に感じ入ったようにリンクが眉根を悩ましく寄せて熱い息を吐く。このわかりやすすぎる反応を見てしまえば、口先だけの多少の反抗など可愛いものだ。
「いつまでそんな口がきけるかなぁ? なぁ、どこがイイのか言ってごらんよ」
 指を浅く咥えさせただけの状態でリーバルが顔を覗き込むと、リンクはもどかしそうに腰をくねらせた。内側にリンクの感じる箇所があるのはわかっている。わざとそこを避けるように指を動かすと、リンクが悔しそうに唇を震わせた。
……もう少し、奥の……ッは、腹側のとこ、ろ……ぉ゛お゛っ!?」
 吐息のような声が答え終わらないうちにソコを容赦なく押し潰してやる。リンクはただでさえ大きな瞳を溢れんばかりに見開き、嬌声を上げながら背を仰け反らせた。大仰な動きにつられ、固く血の集まった陰茎が薄い腹の上でブルンと震える。
「おいおい、随分な感じようだけど」
 そう言うリーバルの息も誤魔化しが効かないくらいには興奮に上がっていた。あの祠の中のように催淫効果のある薬が充満しているわけではない。日常と何ら変わらないはずの部屋の中で、二対の瞳が互いを睨みつけるような強さと熱を纏いながら絡み合う。
 ゆっくりと引いた指先が透明な糸を引きながらリンクの後孔から抜け落ちる。大きく開かせた両腿を抱え上げれば、リンクが衝撃に備えるようにシーツを握りしめるのが見えた。その期待に応えるように、はち切れんばかりに膨らんだ熱をリンクの後孔に押し当て一気に貫く。
「ぅう゛っ、あぁあ……ッ!」
「はぁっ、く、ぅ……!」
 リンクのナカは、祠の中で感じた時より幾分か狭く、そして熱かった。リンクの額にはびっしりと汗が浮かび顔は苦しげに歪んではいるが、瞳は生々しい興奮に染まっていた。期待に潤んだ空色の瞳で自らに埋められていくリーバル自身を凝視し、下腹に生やした男の象徴は相変わらず固く滾っている。
 いつも澄ましたリンクがこうもはっきりと欲を露わにしている。その事実がただでさえ昂っていたリーバルの心身を煽った。キュウキュウと締め付ける肉壁を押し開くように小刻みに腰を進め、熱り立った肉棒を何とか最後まで押し込める。
「──入った、ぞ」
「ぅ、……っ」
 小柄な体躯にリーバルの怒張が収まっている。流石に苦しいのか、最後のひと押しあたりでリンクは目を閉じて低く呻いていたが、リーバルがおもむろに腰を引けば髪を振り乱しながら嬌声をあげた。戦慄く内壁を抉るように再びペニスを埋めると、今度は深く低い声で喘ぐ。熱く蠢く肉襞で包み込まれる快楽。あのリンクを組み敷いている興奮。ぐちゃぐちゃに絡み合った昂りが許容量を超え、嘴の端から溢れた唾液がポタポタとリンクの胸元に滴り落ちる。
「ぁあっ、っん、ん……っ!」
「ハァ……ッ、気持ちいいならイイって言えよ」
「っ、い、い……ッ、気持ちイイ……!」
 腰を揺らしながら促せば、リンクから素直に快楽を認める言葉がこぼれる。プルプルと震えるペニスを褒美とばかりに嬲ってやればリンクは鋭い悲鳴をあげて悦んだ。顔も身体も上気して真っ赤に染まっている。ここまで散々昂らされていたせいか、もう限界が近いのだろう。バチュ、バチュと結合部から体液を滴らせながら穿つリーバルの律動に合わせ、怒張を咥え込んだリンクの後孔が何度も何度も切なげな収縮を繰り返す。
「あ゛ーッ、はぁぅ、ッう゛、あ゛ッんん……ッ!」
「はは……、いい声だ。君ってそんな声も出せるんだ」
 閉じることが出来ないリンクの口から漏れる湿って掠れた喘ぎ声がゾクゾクと腰に響く。奥へ奥へと飲み込むような肉壁の狂おしい動きに抗いながら、リーバルは猛烈なラストスパートを刻んだ。もはや互いに言葉はない。リンクが意味をなさない濁った嬌声をあげながら身体を硬直させ、膨らんだ若茎の先端から白濁を迸らせた。その反動で強烈に締まった肉壁にペニスを絡め取られる。腰を引く間も無く、次の瞬間にはリーバルもまたリンクの最奥で熱を吐き出していた。激しい戦闘の後のように身体中の羽毛が逆立っていた。ここまで強烈な性的絶頂を感じたことがあるだろうか。そんな呆然とした意識の中、リーバルはゼェゼェと乱れた呼吸のままリンクの沈むベッドへと身体を倒れ込ませた。



 互いの忙しない呼吸音と心臓の音だけが静かな室内に響く。鬱陶しいほどに熱気のこもった静寂を破ったのは、くぐもった小さな声だった。
「暑い……
 リーバルの下敷きになったリンクが不満そうに呟く。既に呼吸も落ち着いていたリーバルはムッとした気持ちで身を起こした。諸々の体液で濡れたリンクの肌にへばりついていたリーバルの羽毛が乱れて毛羽立つのが煩わしい。
「よく言うよ。君のせいでベッドがめちゃくちゃだ」
「リーバルのせいだろ。……湯を貸してくれ」
 先ほどまでの快楽に従順な顔をすっかりと引っ込めて、いつものいけすかない顔を貼り付けたリンクがのそりと身を起こす。そのままベッドから降りたところで、リンクが情けなく上擦った声をあげながらヘナヘナと座り込むのを見てリーバルは片眉を上げた。
「なんだ、どこか痛めたか?」
 床に蹲ったリンクを覗き込めば、リンクは情事の熱がぶり返したかのように真っ赤に染まった顔でリーバルを睨みつけた。無防備に晒された尻のあわいからトロトロと溢れ出る白濁に、ひくりひくりと小刻みに肩を震わせている。
「中に出すなよ……最悪だ……
「君がしがみついて離さなかったんだろ?」
「はぁ……!?」
「いいから早く身体を拭けよ。それとも何かい? 後始末まで僕にして欲しいってわけ?」
「──ッ、自分でやる!」
 リーバルが意地悪く嘴の端を歪めながら差し出した身拭いの布をリンクがひったくるように掴み取る。ぶつぶつと小さく毒づくリンクの声を聞きながら、リーバルは再び身体をベッドに沈ませた。
 不条理な女神の思し召しに付き合わされた身体が疲労に軋む。襲いくる睡魔に身を委ねつつ、リーバルは狂おしく交わし合った熱の残骸が身体の奥に刻まれているのをどこかぼんやりと感じていた。

<了>