この本丸ではある日、男士たち全員に名前のシールが配られた。一人あたり大量に。所属人員が多くなって、それぞれの持ち物などが混ざってしまっては不便だろうと思った審神者の配慮によるものだ。
発注ミスによってすべてがひらがな表記になってしまって申し訳ないと審神者は言ったが、誰もあまり気にしていなかった。むしろ皆、自分の所有を示せるものが配られたことになんとなくわくわくしていた。男士たちは物の付喪神であるから、所有されることの喜びを知っているのだ。だから、自分からも大事にしているものに対して所有を示したくなるのは当然のことだろう。
光忠も名前シールをもらって気分が上がった者の一人で、その日、光忠はまず自分が専用で使っている料理用の電子秤にシールを貼ってみた。皆、これが光忠のものであると分かっているからわざわざ貼らなくてもいいけれど、大事に思って所有しているよ、とこの秤に示したかったのだ。
「うん、すごくいいね」
この日から、本丸のあちこちで、それぞれの名前シールが見かけられるようになった。
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名前シールが支給されてから一週間ほど経ったある日。
「みっちゃーん、なんか首後ろについてるぜ」
厨に向かっていた光忠は背後から太鼓鐘貞宗に呼び止められた。
「えっ、本当?」
光忠は頭だけで彼を振り返りながら、首の後ろを手で探った。貞宗がそれを見ながら、あーそこじゃない、もうちょっと左、などとやいやい教えてくれる。が、なかなか上手く取れない。
「うーん、なんか取れないね、貞ちゃん取ってくれる?」
「おう、ちょっとしゃがんでくれるか?」
光忠が貞宗の手が届く高さまで腰を落としたら、彼が手早くその「何か」を取ってくれた。何がついているのか二人とも分かっていなかったのだが、こうして取ってみるとそれは鶴丸の名前シールだった。
「鶴さんのシールだったのか」
「本当だね。同じ部屋だから、どこかからくっつけてきちゃったのかな。何日か前もシャツの裾についてたから」
「かもな! 鶴さん、そこらへんにシールを貼りまくってるか、ほっぽってるんじゃないか? 片付けるように俺が言っておく! みっちゃんは鶴さんに甘いからな」
「あはは……、うん、ありがとう」
片付けをしていない恋人を甘やかしているのだろう、と遠回しに貞宗に言われて――彼のことなので、嫌味ではなく、純粋にそういうものだと思っているのだろう――、光忠は苦笑した。貞宗は畑を見に行くということだから、光忠はそこで彼と別れる。
厨に向かいながら、しかし、あの人はシールを散らかしているわけではないような気がするな、と少し考えたけれど、まぁ一応、このあと部屋に戻ったら確認しておくことにした。
■■■
結局、鶴丸は別に名前シールをそこらへんに放り出しているわけではなかったのだが、不思議なことに、光忠に彼のシールがついていると指摘されることはそのあとも何日かおきに何度もあった。
「燭台切さん、袖に何かついてますよ? あっ、鶴丸さんのシールですね」
「おぉ、光忠、こんなところにシールをつけてちゃ、格好つかないんじゃないか? お兄ちゃんが取ってやろう」
「燭台切、これがついていたぞ。鶴丸のシール? 新手の悪戯だな」
「あー、俺はよく分かんないけど、そのシール、新しいお洒落かなんかか?」
シールがついていると言われるたびに、なぜ鶴丸のシールがついているのか光忠にはまったく心当たりがなくて、毎回首を傾げながら回収した。本当に、どういうことなのか分からない。彼が部屋のどこにシールを仕舞っているのか光忠はよく知らなかったけれど、部屋に放り出されてはいないし、部屋にある彼の持ち物にもあまりシールは貼られていない。
だから、本当にどこでくっつけてきてしまっているのか、分からないのだ。
■■■
「鶴さんのシール、たくさんになっちゃったな」
そういうことが続いてしばらく、光忠は、自分のシール用紙の空いているところにばらばらに貼られた鶴丸の名前シールを眺めていた。
大事な恋人の名前を捨てるのは忍びなかったので、くっついているシールを回収するたびにこうして取っておいているのだ。
とはいえ、自分のシール用紙にまばらに貼って保管しているというのは、まだなんとなく雑な気がしている。
「そういえば、主の姪っ子さんたちにシール集めや交換がはやっているんだったっけ」
先日、審神者の買い物に同行した時に万屋に「シール帳」なるものが新しく入荷しているのを見つけた。それをなんだろうと思って光忠が眺めていた時に、審神者はシールがちまたで流行していることを教えてくれたのだ。なんでも、めずらしいシールは金銭的にさえも価値があるという。いろいろなシールを集めてシール帳に整理するのは大人でもけっこう楽しいのだ、と言っていた。
と、するならば、この鶴丸の名前シールもそのシール帳なるものに綺麗に整理するのがいいのでは?
ということで、その日非番だった光忠はさっそく万屋にシール帳を買いに行った。男士たちのあいだでも、特に短刀たちを中心にはやっているらしく、シール帳は大小色とりどり、さまざまな種類があった。
「うーん、たくさんあると、迷うね、……」
光忠はいろいろと吟味をして――「燭台切光忠」がシールに興味を示しているのはめずらしいらしく、他本丸の秋田藤四郎や鯰尾藤四郎あたりにその間やたらと嬉しそうに話しかけられ、シールの「レート」なるものなどに急に詳しくなった――、鶴丸の名前を貼るものだから、とシンプルではあるものの、かわいいデザインのものにした。サイズは小さめ。というのは、大事な人の名前を持ち運べたらなんとなくいいかもと思ったから。
集めるシールのほかに、シール帳そのものをデコるシールも一緒に買うとかわいくなって良い、と、居合わせたどこかの乱藤四郎に教えてもらったから、飾りつけ用に羽の形のシールも買ってみた。本当は鶴のシールがあったらよかったのだが、さすがにそれはなさそうだったので。
部屋に戻って、光忠は鶴丸の名前シールをシール帳に丁寧に貼り替えた。「デコ」用に買った羽のシールで、隙間を埋めてみる。確かに、乱の言うとおりいい感じだ。綺麗に何かを整理するというのは光忠の性格に合っているので楽しい。
こういうことをしているのを鶴丸本人に知られるのは恥ずかしさがあるので、今日彼が出陣で一日不在なのはこっそりと取り組むのにちょうどよかった。
今日までに集まっていたシールの全部を貼り替えてみると、それなりのページ数があったはずのシール帳の半分以上はすでに埋まってしまった。どのページも大小さまざまなサイズの鶴丸の名前シールでいっぱいだ。
「鶴さんって、なんか名前も、かわいい」
光忠は並んだ名前を見ながら呟いた。審神者のミスでひらがな表記になっているからかもしれないが、丸っこい部分が多くて、彼の丸い後頭部ややわらかい頬を思わせる。
たくさん集まった恋人の名前シールたちがなんとなく愛しくて微笑んだ。愛している人なので、名前やそれが刻まれたシールも愛しいのは当然のことなのかもしれない。
そうやって一旦できあがったシール帳を眺めていたら、不意に背後に気配を感じた。まだ鶴丸が帰還する時間には早いけれど、こうやって殺した気配で部屋に入ってくるのはどう考えても彼しかいない。
シール帳を秘密にしておきたいと思っていた光忠はいつもより気配に敏感だった。
さっとシール帳を閉じて光忠がすばやく振り返ると、真後ろにこちらに手を伸ばした鶴丸がいた。
「わっ、やっぱり鶴さん、!」
思ったよりも近くに彼がいたので光忠は驚いたのだが、鶴丸のほうもかなり驚いていた。気づかれると思っていなかったらしい。
驚いた二人はしばらくお互いに固まっていた。ふと、光忠が鶴丸の手元を見ると、彼は名前シールを持っている。おそらく、光忠にそれを貼りつけようとしていたのだろう。
と、思ったので、光忠は訊いてみた。
「今、もしかして僕にシール貼ろうとしてた?」
鶴丸が悪戯がばれたときの子供みたいな表情で視線を微妙に逸らした。
「もしかして……、僕にときどき鶴さんのお名前シールがついてたのって、鶴さんがこっそり貼ってたの?」
目を逸らしていた鶴丸は一瞬こちらを見て、さぁ? としらばっくれた。あまりにあからさまなしらばっくれ方だったので、つまりそういうことなのだろう。なるほどね、と光忠はとても納得した。偶然くっついてしまうにしては、あまりに頻度が高かったから。
「はは……、いやぁ、ばれちまったか。きみがちっとも気づかないから、面白くてな。良い悪戯だと思ったんだが」
へへ、と笑う鶴丸は、いつものように光忠を驚かせたあとみたいな雰囲気があったけれど、光忠はなんとなく腑に落ちなかった。
「これまでの、全部悪戯だったって、本当に?」
「あぁ、良い驚きだったろう?」
「驚きっていうか……、ずっと不思議だったって感じだけど。……うーん、……僕は鶴さんがこういうことを悪戯でするとはあんまり思わないなぁ」
光忠が腕を組んで首を傾げたら、彼は苦笑している。
「おいおい、本人が悪戯だと言ってるんだぜ」
「それはそうだけど、でも、このお名前シールは、なくなったら困るものや大事なものに貼ってねって主から支給されたものだから、鶴さんがそういうものを無駄遣いするとは思えないんだよ。そうでしょう?」
光忠は本人に同意を求めて、自分自身についての同意を求められた鶴丸は何かを反論しようとして、しかし言葉に詰まってまた視線を逸らした。
「ね、どうして鶴さんは僕にシール貼ってたの? 教えて」
光忠は鶴丸の両手首を掴まえて訊いた。なんだか逃げ出されそうだったからだ。
「……、……、なくなったら困るもの、で、大事なもの、だから、だ」
「……、?」
ぽつぽつと呟かれた鶴丸の言葉がぴんとこなくて、光忠は首を傾げた。うん、確かにさっき自分が引用した審神者の言葉だけれど。それが、何か……?
「いや、だから、……このシールはそういうものに貼るって言われた、だろう」
光忠に伝わらなかったのが分かったらしい鶴丸は、視線を泳がせるように揺らしながら補足するようにぽそっと言った。
「……それって、――、?」
「勘弁してくれ! きみ分かってて俺に言わせてるだろう! 俺にとっては光坊がそういうものだから貼っていた! あんまりにきみが気づかないから悪戯する気持ちもあったが、その、そういう、大事だと、思って、……」
自棄のような調子で鶴丸は白状し、しかしその勢いはだんだんと最後のほうはしぼんでいった。照れとか、恥ずかしさとかが追いついてきたのかもしれない。
光忠はといえば、そんなことを想定していなかったので純粋にびっくりしていた。分かっていて言わせていると鶴丸は感じたらしいのだが、実際の光忠はその可能性にまったく気づいていなかった。自覚はないが、己は鈍いタイプだったかもしれない。
「えっ、そういうこと、だったの? 僕を、鶴さんの大事なものだよって示したくて僕にシールを?」
「……まぁ、そんな感じだ。その――、大事なものっていったら、最初に光坊が浮かぶからな」
鶴丸の口調は拗ねた子供のようだけれど、たぶんこれは拗ねているのではなくて照れている。
「そうだったんだ、……」
光忠からそれ以上の言葉が出てこなかったのは、困惑とかではなく、ただただ目の前のこの人があまりに愛しいので胸を打たれていたからだ。
だから、そのまま衝動的に鶴丸を引き寄せて抱きしめたら、彼は照れによるものなのか少し暴れた。まぁ、光忠のほうが体格が良いので、そのくらいの抵抗、どうということもないのだけれど。
「やかましいな! 子供っぽいのは分かってるんだ!」
「うん、僕何も言ってないよ、鶴さん」
「俺を抱きしめるこの腕が、子供っぽくてかわいいとうるさく言ってくる!」
「えぇ?」
光忠は鶴丸の主張に笑って、そのついでに尋ねた。
「でも、なんで何回も僕にシールを貼ってくれたの? やっぱり取れてなくなっちゃうから?」
「いや、その――、なんというか、大事だな、と、いなくなってもらっちゃ困る、と思った時――に、貼っていた、……」
抱きしめる光忠の腕から逃げられないと観念したのか、素直に彼は答えてくれる。そういえば、確かに出陣で負傷したあとなどにもシールがついていたような気がする。そういうことだったのか。
「そっかぁ。じゃあ、僕らがお名前シールをもらったのがたぶん半月前くらいだから、そのあいだだけでも鶴さんはたくさんたくさん僕を大事だと思ってくれたんだね、嬉しいな」
「……? いや、さすがにそんな頻度では貼ってないが」
「えっ、貼ってたよ?」
「いやいや、さすがにな。俺も大人だぜ? 大事に思う気持ちはいつでもあるが、多少は自制する」
「えぇ、でも、ほらこんなに鶴さんのシールあるよ」
光忠は証拠を見せようとして、抱きしめていた彼を解放すると先ほどできあがったばかりのシール帳を見せた。見られると恥ずかしいと思っていたけれど、鶴丸がシールを貼りつけてきていた理由が分かった今となっては、彼からの「目に見える愛」という感じで自慢したい――本人に対してであっても――ものに変わっている。
「なんだい、これ」
光忠が差し出したものを見て、鶴丸が首を傾げた。
「シール帳だよ。はやってるんだって」
「へぇ」
光忠がからシール帳を受け取った鶴丸は、ページをめくった。めくって、めくって、めくって、彼は最終的に沈黙した。
ほら、こんなにあなたが僕に貼ってくれたシールがあるでしょう? という気持ちを込めて光忠はじっと鶴丸を見た。彼はしばらくシール帳に目を落として黙って、いやいやいやいや、おかしいだろ!、と言った。
「人の名前シールを集めてどうする気なんだ、自分にくっついていたシールは取ったあと捨てろ!」
「えっ、でも、鶴さんの名前だから捨てたくないし」
「いや、だからって、集めるか?」
「あっ、もしかして気味が悪かった? ごめんね。でもこうやって集めて違う飾りつけなんかして整理したらかわいいし……。それに、結果的に鶴さんが僕をどれだけ大事に思ってくれてるか見て分かるようになったからね」
爽やかに笑って光忠が胸を張ったら、鶴丸は呆れている。
「光坊って俺のこと本当に好きだよな……」
「それはもちろんだよ。でも、鶴さんも僕のことすごく好きでしょう? だってこんなにシール貼ってくれたんだから」
「まぁ、それは、その、そう、だが……」
そう、名前シールを大事に集めていたのは光忠の(ややマニア的な)愛の現れなのだが、そもそも光忠は向けられた愛を大事に受け取っただけなので、まず、鶴丸からの愛――大事にしたい、所有したい、なくなったら困る――がとてもとても大きいのだった。こうして見て分かるくらい。
「僕と鶴さんっていつもとっても両想いで嬉しいな」
「……まったく、きみのそういうまっすぐなところに俺は敵わん」
鶴丸は呆れと照れの中間地点のような表情で言って、肩をすくめた。嬉しそうでもあったので、光忠は微笑んで彼を眺めた。
「僕も鶴さんにお名前シール貼ろうかな。とっても大事だから」
「あーやめときな。俺は光坊みたいにマメじゃないからな、きみほど集めて整理しないかもしれないからシールが無駄になる。光坊はけっこうちゃんと活用しているだろう、シールを」
「そっかぁ。まぁ、そうだね。……僕も鶴さんに大事だよの印つけたかったんだけどな」
光忠は少し残念な気持ちで呟いて、急に思いついたので、そばの鶴丸に身を乗り出して軽く口づけた。
「!」
彼は少し驚いたようだったけれど、すぐに光忠を受け入れて、二人はしばらく唇を重ねた。
「鶴さんにはシールを貼らない代わりにいっぱいキスしようかな」
にこにこと光忠が言ったら、鶴丸は年上っぽい――いや、確かに年上なのだが――慈愛の表情で微笑んでこちらを見て、ふと何かをしばらく考え、そして今度は何か企みを思いついたときの顔をした。
「シールの代わりが口づけなら、もっと良い方法があるんじゃないか?」
「……?」
鶴丸は装束の合わせを片手で引っ張って胸元の肌を少し見せながら続けた。
「所有しているともっと分かる印をつけるといい。どこにつけてもいいぜ、胸でも、腕でも、腿でも。大事だと、所有を示したいだけ散らしな。もし見えて誰かに訊かれたら、光坊にシールを貼られたと言っておく」
彼は猫みたいな目をして誘惑的に言うと、胸元に添えていないほうの手をこちらに伸ばして、指先で唇を撫でた。
「っ、え゜っ、……?!?」
恋人から急にそんな大胆な提案をされると思っていなかったので、光忠は動揺し、声が一瞬裏返った。だって一瞬のうちに想像してどきどきしてしまった。この人の白い肌に、光忠のものであることを示す赤い痕がたくさん散る様子を。それはとても甘美で綺麗に違いない。
「どうだい、良い提案だろう? きみがいつも俺に痕をつけたいという衝動と戦ってるのは知ってるんだ」
「なんで知ってるの……」
「鶴さんにはなんでもお見通し! ってな」
「あはは……、敵わないな……」
光忠は両手を小さく挙げて降参を示した。それを見て鶴丸が満足そうにしている。たぶん、先ほど恥ずかしいのに本心を白状させられたこと――いや、光忠はただただ鈍かっただけなのだが――のなんらかの仕返しなのかも。
「まぁ、でも、うん。鶴さんがいいなら、ちょっとだけ」
「別にたくさんいいんだぜ。人に見られたら俺はシールだと言うから問題ない、本当に」
「ふふ、でもね、僕は鶴さんとだけの秘密にしたいんだ。僕が鶴さんに貼るシールは、鶴さんだけが知ってるシールにしたいからね」
光忠がそう言って鶴丸の頬を指先で撫でたら、彼はまんざらでもなさそうにしている。
「なら、するたびに――あぁ、いや、してないときでもいいが、一つずつ、俺と光坊だけが見えるところにつけてくれ。俺はこの身体にきみが示す愛を集めるとしよう」
「わぁ、鶴さんの身体っていうシール帳、すごく贅沢だね」
光忠は笑って、じゃあ、と少し声のトーンを低くして続けた。
「まず今夜一つめを貼ってもいい?」
「あぁ、もちろん、とびきりでかいのをくれ」
余裕を持って頷いた鶴丸に微笑みを返した光忠は、一つ目のシールを彼の身体のどこに貼ろうかしばらく迷うこととなった。
形にならなくても二人のあいだに愛はたくさんあって喜ばしいけれど、でも、それが目に見える形でたくさん集まるのはまた嬉しさがある。だから二人はお互いに愛を貼っていく。
以来、鶴丸は光忠のシール帳に名前シールを貼り、光忠は鶴丸の肌に秘密のシールを貼る、それが二人のあいだで定番となった。
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