レリンズ♀
https://privatter.me/page/6a04d72973242
↑これの文章化
しれっと🤎❤️🩹分離している
職業はわりと適当に(引出無真君)バー経営と(インドアっぽい)Webデザイナーとかにしたけどもっとそれっぽいのがあったら変わる
……
過去のテイワット
……アビスの脅威が残る世界で、正気を取り戻した男と妖精。2人はほんのささやかな時間、恋仲になった。だが体に蓄積したダメージは大きく、男の命は永くは無い。十分生きたと思っていたが、こんなにも死が恐ろしく、生が愛おしくなるとは思っていなかった。
暖かな蒼炎はろくに動けもしなくなった男に毎日愛を囁いて、待っていると告げて
……そして男の意識は闇に沈んだ。
──以上が前世という、その終わりに近い後期の記憶。
それらが戻ったのはいつだったか、年齢的には思春期と呼ばれる辺りからいつのまにかじわじわと頭に入り込んで来ていた気がする。
ナドクライを初めテイワットはそれまでの自然の様相は残りつつもより人の文明が色濃くなっていた。元素力は神の目を持った特定の人間が扱える事には変わりないが、機械技術の発展で一般人も恩恵を受けやすくなり、日常生活程度ではその力は特別と言える程のものでは無くなった。
男
……レリル自身はというと、髪や肌がやたら白いのは変わらず、兄や両親は普通のため生まれつき自分だけ色素が薄い。昼に活動するのを好ましく思わず、今は主にバーの経営(これはかの人が酒を好んでいたため初めた)やウェブデザインなどでそこそこの稼ぎを得ている。
家は以前よりナシャタウンの端、閑静な住宅街にある一軒家を買い取った。ここはナドクライの中では資金のある人々が集まっている所で、街の中では1番静かで治安も安定してる区域だ。
一人暮らしには広すぎたと少し後悔したが、別に人を呼ぶ訳でもないため暇な時に生活スペースに手をつけ目に余るようならハウスキーパーを呼ぶ程度だった。
──そして今がその目に余る時期である。
バーの貸切を手伝い(普段現場に出ることは無いが、偶然人手不足も重なっていた)、無理な納期と要求の〇〇なクライアントの仕事をこなし、そんな時期に兄が晴れて恋人と結婚をするという物だからその手の準備で手が回らない時期だった。前世に使っていたあの手があれば足りたのだろうか。
疲れて帰れば服も適当に脱ぎっぱなし、広げた資料もそのまま、参列時のスーツは先程やっとクリーニングに出した所である。
己の部屋すら窓際にはうっすらホコリが積もっているから、使っていない部屋はそれだけなら良かったが、疲れきった本人がシーツを洗うのをめんどくさがりほぼ日替わりで使ってしまっていた。つまり今の彼の家はほぼ全部屋が荒れきっている。服を着たまま寝たこともあったから恐らく脱いだ靴下なんかも床に捨てられて居るんじゃないだろうか。ちなみにこの期間、さほど多くなかった服はなぜか増えているし段ボールも積み上がっていた。
……とりあえず自室用のシーツは洗濯し、洗うべきものは洗濯機の前に山積みにしている。これを数回にわけて洗うのも中々骨が折れるだろう。
ゴミ屋敷1歩手前の家を掃除させるには1日2日では足りない。ハウスキーパーを探すためパソコンの前に腰掛ける。そこで、以前ポストに入っていたハガキサイズのチラシがキーボードの上に置かれているのが目に止まった。
─掃除などの家事全般はもちろん、テーブルマナーを初め全てのマナーが叩き込まれたメイド・執事の派遣。社交の場にも。
ざっくりいうとそんな感じの謳い文句が書かれた物だ。ハウスキーパーを探したことは何度かあったが、このサイトの名前は見たことがない。恐らく通常の検索には出ないようになっているんだろう。
アドレスを打ち込んでサイトを開く。
…………これは確かに、検索に出たところで、といった料金プランだ。恐らくこのチラシも富裕層が多いこの辺りにしか配布していないだろう。契約期間は1日から最高3ヶ月まで、契約の延長はできるがトラブル防止のため同じ者が3ヶ月を越えて連続で勤務する事、指名も不可能。
その他必要事項(従業員に手を出さないや他契約不履行に当たる事など一般的な注意書きが主だ)に目を通しなるほど金持ち相手とはいえ面倒事を避けるために徹底している。金が絡むと必要以上の要求をする口うるさい奴もそれなりに増えるのだろう。
……しかし昔より発展したとはいえ、金持ち向けの商売のみではこのナドクライではやっていけないだろうに。
なんとなく、ページの下の方にあった他に手をつけている事業の一覧を開く。
「
………………は、」
そこにあった代表者の名前──ネフェル。
写真は無いが確実に顔見知りだ。向こうも覚えていればだが。
インターネットなるものが発展した世界で情報屋の価値は多少下がっている。とはいえ彼女の手腕ならそれでもやって行けるだろうに、ここまで色々なものに手をつけているのかと関心した。良くも悪くも貪欲さは変わらないらしい。
だが彼女が手をかけているのなら、料金に見合う商品は提供されるだろう。
部屋の掃除と整理、庭の手入れ、その他家事全般
……住み込み
……以上を契約条件に、レリルは1人の派遣を依頼した。
連絡はすぐに来た。偶然なのかいつもこうなのかは解らないが最短で2日後には派遣できるとの事で、契約内容と到着時間の確認を合わせて行い、鍵は開けておくから勝手に入ってきて欲しいと告げて電話を切った。
ため息をついてソファに沈む。長期の契約だ。今から無理して掃除をする必要もないが、最低限足の踏み場を広げておかなければ。その考えとは裏腹に眠気とともに横になった。
2日後、インターホンが鳴る。積み重なっていた段ボールを潰しながら時計をみやると10時丁度で、例のメイドだか執事だがが来たのだろう。
──失礼します。
少し間を置いて開いた玄関扉の方を覗き込む。
……手が、止まった。そしてそれを認識した途端、大きなため息も出た。
低く心地いい声、グラデーションがかった長く美しい髪、月を称える金色の瞳。
「
…………より派遣されました、キリル・チュードミロヴィッチ・フリンズです。どうぞフリンズとお呼びください、旦那様」
「──
……フェイ
……」
「今回は
……初めましてと言うべきでしょうか」
自ら飛び込んできたさがしもの。短い間だったが、レリルの前世の恋人だった人
……もとい妖精。薄く微笑む顔は変わらず美しいがどこか白々しい。恐らく顧客の名前を見て相当に心弾んでいた事だろう。この脱力したレリルの顔を見たいが為に。
「レリルさん
……。待ちわびましたよ、とても」
「
……はぁ
…………俺もだ」
「
……!」
軽い体を担ぐように抱き上げる。彼女が転がしてきたキャリーケースを掴んでリビングの端に置いた。やってきたメイドはソファの上に。
「
……いけませんよ旦那様。僕は今勤務中ですので。
……それにメイドへのセクハラは契約違反です」
「
……これは“不快な嫌がらせ”になるのか?」
「
…………まさか。僕もずっと、んんっ
……」
言い切る前に口を塞ぐ。唇を割って入り絡まった舌と、流れ込んだ唾液にんぐ、とフリンズの喉が鳴った。
「レ、りるさ
……制服が
……」
「
……分かっている」
もどかしいとは思いながらも、キスは欠かさず。少しずつ服を脱がして行く。床に投げるように取り払って、白いタイツに手をかけた時、フリンズが待ってとその手を取った。
「
…………これ、薄くて良く破けてしまうんです
……♡」
びり、と股部分を裂いた先、タイツから透けていたレースの黒い下着がはっきりと見える。
肉体労働をするにあたって、明らかに仕事で着るデザインのものでは無いだろう。それに指をかけてずらすと、布地と割れ目の間にとろりと1本糸が引く。
「
……期待して来たのか」
「
……♡」
返事は深くなった笑みだけだが、十分だ。
「
……他の男にはしていないな」
そんな表情は。
「
……もちろん、あなただけです
……♡」
子供ではないし事情が事情だ。別に彼女が、己が居ない間誰と関係を持っていたとて構いやしない(嫉妬しない訳ではないが)。だが嘘でもそう言われて悪い気がする男は居ないだろう。
指を1本割れ目に差し込む。すると再度、まってと制止される。
「
……なんだ」
「
……準備はしてきたので
……すぐに挿れても大丈夫ですよ。
…………旦那様
……♡」
指を曲げて中を探ってみると、なるほど確かに柔らかい。昂っているのはお互い様とはいえ、そこまで挑発されれば黙ってはいれないものだ。男として。
「
……いいのか」
「
……?」
「
……今の俺をそんなに煽っていいのか、と聞いている」
「
…………はい
……♡解って言っているんですよ
……♡」
はち切れんばかりに勃起したそれを宛てがう。返事とともに、期待に満ちた場所がひくんと動いた。
「
……ひ
……♡
……ぁ
……♡」
「
……はっ
……」
本当に理性が途切れる前咄嗟に、背もたれに引っかかったままだったり、床に散った自分のシャツを引っ掴んでソファに敷いたのは我ながら英断だったとレリルは思っていた。
フリンズのひくつく腹を押すと、下品な音とともに自分が出した精液が溢れ出す。敷いたシャツ達にはそれを初めとして色んな液体が染み込んで、これらはもう捨てるべきだろう。
確かにフリンズは午前中に来たはずなのに、時計は15時をとっくに過ぎてもう夕方に差し掛かっていた。
──今日は仕事にならないな。意識を飛ばしかけている便宜上元恋人をそっと抱き上げ、レリルはバスルームへと向かった。
「
……ふふ、初日から旦那様と関係を持つなんて
……」
「
……いつまでそのロールプレイをするつもりだ」
「せっかくですから、契約期間中はこんな感じで行こうかと。
……ああ、レリルさん、実は
……」
「
……ネフェルさんからは廃棄予定の“汚してもいい制服”を頂いたんですよ
……♡」
レリルが大きく噎せたのは、このバスルームの湿気を吸い込みすぎたせいだろうか。
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