yossy
2026-05-13 21:42:15
892文字
Public 自創作
 

ロッカールーム裏、メディカルルームのログ

プロポーズシナリオの野佐和視点、会話文のみ

て事で、お腹に赤ちゃんがいるんです」
……どういう事?」
「いや、だから今言った通りなんですけど」



2月中旬、球団メディカルルームにて
医療スタッフとの会話



「Baby?しかも鳩羽侶鳥との子が?」
「はい、その通りです」
「あのあれか、世界各地で巻き起こってる同性パートナー間に子供が出来たとかいうオカルト的な話が……
「現実に起きてますね」
……、一旦ベッドに横になって。エコーで確認する」
「お願いします」



「うん、いるね。見える?これが赤ちゃんね、まだ性別は判別できないほど小さいけど」
「写真に撮っても?」
「慣れてるね?まぁいいけど、うーん、専門家を呼ぼうか」
ご迷惑をおかけします」
「隠されるよりは全然いいから。ただ、ここは人払い出来るような場所じゃないし、通りがかったチームメイトが言いふらしてる可能性も否定できない。そこはオーケー?」
「もちろん」
「それじゃ、待ってる間にコーヒー、はダメか。水でも飲んで今後のことを考えよう」



「ハーイ!ノザワ。スポーツ産婦人科医のジェシカよ、ジェシーって呼んで」
「野佐和です。よろしくお願いします」
「パニックに陥ってた球団スタッフから話聞いたけど、出産までの間は出来る限り野球をプレーしたいと」
やっぱり難しいですかね」
「いいえ、そうでもないわよ。女性アスリートの多くは妊娠したら身体強度は下げてもらうけど、ドクタースタップかかるまで運動しているものよ」
「!、じゃあ」
「ただし、赤ちゃんにも負担はかかってしまうから、スポーツドクターは必須よ。それに、出産後だって直ぐに体が元通りになるとも限らない。男性が妊娠する前例だって極めて稀な事だから、そこは理解してちょうだい」
はい」
「そんな辛気臭い顔しないの!チームからの要請もあって、ノザワがアメリカに滞在している間は私がサポートするから。ノザワもチームも納得する形に持っていきましょう」
ありがとう、ジェシー」
「さてと、今後の計画のためにも赤ちゃんとノザワの状態を確認しましょうか」
「お願いします!」