たもヤロウ
2026-05-07 20:39:17
775文字
Public
 

先生の服がはじけ飛ぶだけ

サイラス先生、お許しください



🍎「ん・・・!?なんだここは!?おいサイラス!起きろ!」
📖「なんだいテリオン・・・今日も可愛いね・・・あれ、宿じゃない。まだ夢の中かな」
🍎「夢じゃなくて現実だ!俺たちは寝る前まで宿にいたはずだな?なんでこんな何もない部屋にいるんだ!?」
📖「ふむふむ・・・どうやらここは『どちらかのボタンを押さないと出られない部屋』のようだね」
🍎「は?なんだそりゃ」
📖「目の前に黒と紫のボタンがある。どうやら黒いものは私、紫のものはキミに対応しているようだ」
🍎「こんな得体のしれない物を押すのか?冗談じゃない。別の方法を探すぞ」
📖「いや・・・でもご都合探る情報によるとこれは指示に従わないと本当に出られないらしい。それに本当に何もないからこのままだと水も食料も無いしトイレも無いよ」
🍎「だが押したらろくなことにならないんじゃないか?こういうのは『どちらかが死なないと出られない部屋』みたいな系譜だろ?」
📖「二次創作に詳しいねテリオン。流石だよ・・・そう、これはボタンを押した方の服がはじけ飛ぶ代わりに出られるようになる部屋」
🍎「フンッ!」

ダァン!!!

パァン!!!!

ガチャン!!!!!

📖「私の服が!!!」
🍎「よし、とっとと出るぞ」
📖「あの・・・せめて何か羽織るものはないかい?」
🍎「チッ、しょうがないな・・・俺の外套でも着ておけ」
📖「ありがとうテリオン・・・優しいね、キミの温もりに包まれているようで幸せ・・・あれ、でもこれ丈が全然足りない」
🍎「なんで上から羽織るんだ下が丸出しの露出狂じゃないか!!!もういい!!出るぞ!」
📖「あぁっ!待ってくれ!」

こうしてサイラスたちは謎の部屋を後にした――
出現地点が町中だったせいで露出狂の学者がいると噂になりかけたがギャグ時空補正と顔の良さでなんとかするのだった 完