還暦記念 野村萬斎映画祭『花戦さ』


還暦記念 野村萬斎映画祭③

目黒シネマ
2026年4月10日(金)

◆トークイベント付き上映
11:30~『花戦さ』(2017年/127分)
13:50~ トークイベント

ゲスト:野村萬斎さん(主演)
    高橋克実さん(出演)
 司会:森直人さん(映画評論家)

*・*・*

トークイベント最終日!
『花戦さ』を観に、またまた目黒シネマへ!

『花戦さ』何度観ても良い映画だなァ🥹✨

侍映画と比べたら地味かもしれないけれど、私はこれこそ日本映画だと思うのですよ。

トークイベントでは萬斎さんと高橋克実さんのお話が、とても面白かったです!克実さんはイメージ通りの楽しい方でした😆✨



以下、覚えてる範囲で箇条書き。



・克実さんがステージの足場の狭さに、これはスリルだと驚く

克「いつもこんな所で演ってたんですか!?」
萬「そうですよ」

・二人の出会いはドラマ「あぐり」

克実さんはお巡りさんの役で5日間出ていた。その後はドラマ「オリエント急行殺人事件」にて共演。事務所が一緒というのも共通点。

・克実さんのキャラクター的に、一緒に居ると現場が和む(萬斎)

・萬斎さんは飲みの席でも常に姿勢が良い。時間が経っても姿勢を崩さない(克実)

・昔、身体を鍛えてるのか尋ねたら「近所の坂道をダッシュしてる」と仰っていた(克実)

萬斎さん曰くそれは大曲を演る時。でもハザードマップを見たら坂道が多い分、平なところでも斜めに傾いてるから、傾いた姿勢で走ったら腰に悪そうと思って、最近ではジムで走っているとのこと。


【撮影裏話】

萬斎さん
・「花戦さ」では方言(京言葉)に初挑戦
・狂言も京都で発祥したので、少し似てるかも?
・でも京都の狂言師に「違う」と言われた😂

初日の撮影は事務所の社長が挨拶も兼ねて見に来る。その社長が京都の人なので両者とも気を使ったよう。萬斎さんは東京生まれで他の方言に染まっていないのがかえって良かったみたい。逆に新潟生まれの克実さんは、奥さまが大阪の人故にそっちに引っ張られるのか、撮影では毎回「違う」と言われて社長の前で何度もやり直されていた。


克実さん
・首を斬られるところ、足場が砂利の上を裸足で大変だった。

足はほとんど映ってないので、靴を履いてても良いと言われたが、絶対に映らない保証はないので裸足で痛みを我慢しながら演っていた。またあの時点では首が落ちていないが、見せ方に拘った結果、あのカタチに。


その他
・レンが襖に絵を描いてしまう場面は、萬斎さんがテンション高めに演じたら監督が驚いていた。

・克実さんの肩に萬斎さんが乗ってるところも、脚本ではハシゴだったけど、それじゃ克実さんの役が活きないからとああなった。

克「萬斎さんに肩貸してもらえます?と聞かれた覚えがありますもん」

・最後の松が折れるのも最初は台本に書いてなかった。でも池坊のキャラ的に秀吉が泣いて終わるのは違うかなと思って、あのカタチにした。

萬「あそこは猿之助さんも凄い良い演技してますよね。泣きながら笑うという。歌舞伎っぽいかもしれないけど」


【質問コーナーでの質問】

萬斎さんの今後のプランは?

「野村家はいろんな事に挑戦するけど、映像は自分だけなんですよね。父はCMだけだったんで」

ここで克実さん「違いがわかる男でしょ。子供の頃、よく観てました」と(笑)

「これからも狂言以外のことにも挑戦し続けたいけど、父が居なくなれば、そのウエイトが自分に降りかかってくるので、早く息子を同じ所まで育てたいんですけどね。でも有り難いことに、映画は最近無いんですが、ドラマのお話は色々頂いてるので、そちらは演っていこうと思ってる。あと映画を撮る方もやりたい」


人生で大事にしてること、心掛けてることは?

萬「面白いかどうか、笑えるという意味だけでなく、どうしたら人に楽しんで貰えるかを考えてる」

克「(真顔で)常にニコニコしてることです」(キリッ)

観客、超・大ウケ🤣

運転しててイラッとするような出来事があっても、皆が常にニコニコしていれば平和になると、そういう信念でいると(👏)


終わり際に萬斎さんは、この後に上映の「七つの会議」で、猫背の練習をしたんですよ〜と渋い顔で実践。その前がシャンハイムーンという舞台で病人の役を演っていたので、お腹抱えて具合悪そうにしてる姿勢に似てるなと思いながら習得したとのこと😂



【還暦記念 野村萬斎映画祭】ラインナップ

 ◆『六つの顔』(2025年/日本/82分/DCP/2K)

 ◆『虎の洞窟』(2023年/日本/24分/Blu-ray)

 ◆『七つの会議』(2019年/日本/119分/DCP/2K)

 ◆『花戦さ』(2017年/日本/127分/DCP/2K)

 ◆『シン・ゴジラ』(2016年/日本/119分/DCP/2K)

 ◆『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』(2016年/日本/109分/DCP/2K)

 ◆『のぼうの城』(2012年/日本/144分/DCP/2K)

 ◆『陰陽師Ⅱ』(2003年/日本/115分/35mm)

 ◆『陰陽師』(2001年/日本/116分/35mm)

 ◆『乱 4Kデジタル修復版』(1985年/日本・フランス/162分/DCP/4K)



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