たくあん
2026-05-06 04:20:04
6984文字
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わたおし2026提出用

怪文書とも呼べぬ支離滅裂な文章ですが、楽しんでいただけると幸いです。

 推し足立透をドラム缶に閉じ込め、バットで周りをコンコンと叩き、除夜の鐘を間近で突く人の気分(※1)を味わわせたい。ドラム缶の中から響き渡る悲鳴と罵詈雑言を肴に一杯やりたい。できたらふりかけご飯もください。
 ……我ながら正気を疑う出だしだが、安心してほしい。足立透に対するこんな煮凝じみた思考は4年前から抱いている。本来推しに抱く煮凝を公の場に出すこと自体、往来で全裸になるのと同等と捉え、鍵垢でこそこそ考えている人間だ。
 しかし、「わたおし2026」においてはこの煮凝が肝になるとの考えにいたり、書き記すことにした。現に足立透と同等に狂わされてる他ジャンルの推しに対しても「お前の剥き出しの鎖骨があまりにもエロいから、気舎(鎖骨の内側のくぼみにあるツボ。押すと結構痛い)を押したい。悶絶のあまりに漏れ出る悲鳴で出汁をとりたい」「貴方が満足して舞台を降りるその瞬間まで綺麗な嘘を吐き続けて、夢を見させてちょうだいね。それはそれとしてレギュラー番組での罰ゲーム執行時の悲鳴たすかる」などのどうしようもない感情を普段から抱いている。これが通常運転です。よろしくお願いします。
 だからとはいえ、推しをやたらめったら痛めつけたいわけではない。推しが好きという感情と純粋な好奇心からこの煮凝は成り立っているのだから。〇〇に対してxxの反応をすることが公式で描写されているのだから、もしも電流を流したらこんな反応をするのではないか? いや、己の解釈とはまた違う反応を示すのではないか? といったことを推しで考えるのが楽しくて仕方がないだけなのだ。



 脳内シミュレーションで推し(男)を何人か並べて電流流したら10人中6人はブチギレ、1人は「ちょっといてぇや」で済ませ、2人ほど電流無効がいる結果となった。女の子の推しには電流を流さない。女の子を泣かせるのは主義に反するので。(P4Gで雪子とりせどちらも選べず2人と付き合ったらバレンタインが修羅場になり申し訳なくなった人間)
 ただ、足立透の反応が読めないのだ。だから好きになったといっても過言ではないのだけれども。ズッコケ刑事のように戯けて怒るのか、完全自己中キャベツ刑事がまろび出るのか。己の解釈から生成されたものだとどちらもしっくりこないから、いっその事P4Rで電流流されてほしい。私の好奇心を満たす為にも。本編でやったこと鑑みたら電流の一発二発くらっても残当だろうし。

 ではまず楽曲について語らせていただこう。
 今回選んだ曲はシニカルナイトプランという楽曲だ。足立透で見たいモーション・楽曲トーナメントを開催し、最終的に残ったのが「ラストリゾート」「シネマ」「シニカルナイトプラン」の三択。見事にAyaseさんの楽曲しかない。この中で今の自分の中の足立透解釈に合うのが「シニカルナイトプラン」だったので選曲させていただいた。
 Ayaseさんのお洒落な楽曲、ミクさんの可愛いのにどこか冷めた声好き好き大好き。サビのピアノとベースの調和が綺麗なんだホント……何年聴いても色褪せない……本当に好き。インスト音源の時点でもう最高なのに、そこにミクさんの声が混じったら超最強なわけでして……シンセサイザーの電子音も本当に好き。構成する音1つ1つが本当にオシャすぎるんよ……
 わにさんの振付もリングイネさんのモーションも本当にすごくて……楽曲が超最強なのに、そこにそれぞれ最強な2つのものが混じり合ったらそれはもうなんかすごいの(語彙力消失)

 次にMMDモデルについて語らせていただくが、ほぼ自作モデル(2代目)(スフィアマップはノゲ様からお借りしている)である。足立透に沼った年が2019年なのだが、この頃にはP5のメンツが大活躍していた。私自身も自由に使える金の範囲が狭かった為、手が出せる中古グッズも多くなかった。後述する足立透に沼ったきっかけが原因なのもあり、もっと足立透を知りたいと思った私は自作モデル制作に手を出した。何を言っているのか分からないだろうが、今振り返ってみても馬鹿としかいいようがない。
 当時の私が履修出来た範囲はP4Aとコミカライズ版P4・P4U2のみ。絵は描かなくなったから模写はある程度出来ても、自分の絵柄というものがない。字書きをしようにもそもそも足立透に対して知らないことばかり。それでも足立透に狂わされ、生まれた熱を発散する先がMMDしかなかっただけなのだ。
 ただパッションのままに作り上げた初代モデル(自作部分は顔のみ・身体部分は配布されていた素体をお借りした)は今見ても稚拙と言わざるを得ない。だが確実に私の人生を狂わせる一端となったといえる。
 時は流れ2022年。私は相互フォロワーAとのやり取りから自作足立透(2代目)を作り上げることにした。パッションのままに突き進んだ前回を内省し、モデル(初代)制作時よりも資料を集め、制作へと取り掛かった。しかし、ここである困難に直面した。「足立透とはこんな顔なのか?」と。
 安心感を感じさせる顔・凡人に見えることを意識としたデザイン(ペルソナ公式設定画集より引用)だからか、顔のパーツの特徴的な箇所があまりない。しいて言うなら童顔くらいであろうか。加えて媒体によって顔と髪のクセ具合が違いすぎる。一番わかりやすいものだと、P4本編とP4DDLC実装時のものだろうか? 知らない方は一度検索してみていただきたい。本性バレ前・後とはいえ、本当に同一人物? と思うくらい違うので。モデリング中に何度も「足立透の顔はこれで正しいのだろうか?」と何度も自問自答した。顔だけ出来た段階で相互フォロワーAに送り付けたのだが、その時に「足立さんだ!」と喜んでもらった。そこでようやく肩の荷が下りたのを今でも覚えている。
 また体型回りだが、P4Dの3Dモデルを参考にしつつも汎用性よりも自分の好みと解釈優先した為、めちゃくちゃ使いづらい。主に腕周りの修正が大変。とはいえこの腕の長さが好みだから仕方がない。肩PボーンとVmdSizingがなければ死んでいた。
 また動画内で使用しているコート衣装だが、P4Gゲーム本編には一切出てこない。公式設定画集に載っている初期デザイン案だからだ。その割にはP4GAやP4U2(BBTAG)の登場モーション時に羽織っていたりと、公式が後から取り入れる形になっているのが面白い。
 今回使用した楽曲と別作者の楽曲(※2)のMVが公開された際、考察材料としてあげられたものの中に「イスカリオテのユダ」と「黄色の服の意味」という言葉が目に入った。そこで私はなぜこの衣装が没になったのか、その一端を知った気がした。P4Rが出た際には、現代のグラフィックで雨の日にモッズコートを着る足立さんを見たいものである。

 最後にキャラについて語らせてもらおう。
 (※以降の内容にP4本編のネタバレが含まれます。)
 初めにいっておくが、私が足立透に沼った原因は「ネタバレ二次創作」である。また、この支離滅裂な文章を書いている時点での履修範囲はP4G・BBTAG・P4A・P4GA(8話まで)・コミカライズ版P4/P4U2・ペルライ2022までだ。推しを殴る覚悟はできていたがP4A#21~#23までがクソデカ傷として心に刻みついていた為、リマスター版を買えども11月へ進むのを半年近く拒んでいた。だが、わたおし2026参加必須項目の怪文書を書くには必要だろうとなり、つい先日P4Gをクリアした。
 そもそも私は攻略サイトをガン見するタイプであるし、ネタバレをまとめた百科記事等に対しては情報の塊として処理するようにしている。情報の塊をみたとて、ゲーム本編で聞ける声優さんの声色・ゲーム内グラフィックの変化・RPGであれば戦闘モーションや待機モーションのパターン等を知ることはできないからだ。
 そもそもネタバレと言えどもネタバレ要素を含む二次創作をする一人一人の人間によって、足立透の見え方が違うのではないか。公正公平にネタバレ要素をまとめようとも、書いた人間のフィルターがかかって出力されているのではないか、と私は思っている。
 だからこの動画も文章も全部私が足立透に抱いている欲望・願望をMikuMikuDanceをはじめ、数多のものを借りたうえで制作した虚像でしかないんだ!!!! ネタバレに触れたくらいで全部知った気になるな!!!! こんな文章読んでる暇があるなら各種プラットフォームに駆け込みP4Gをやれ!!!! P4Gを含むペルソナシリーズは各種プラットフォームにて5/7までGWセール中!!!!(ダイレクトマーケティング)
 まぁ、動画でネタバレが流れてくる昨今において屁理屈でしかないのだが。
 
 少々取り乱してしまったので仕切りなおそう。私がペルソナ4に触れた時期と足立透に沼った時期には年単位の距離があるのだ。12年前、実家ジャンルがアニメ化するにあたって声優発表を23時59分45秒から15秒間の間だけ行うプロモーションを行った。そのCMを見る為に30分前からテレビ前で待機していた私はあるものに出会った。同じ年の6月にP4GAが放送されるからか、P4Aの再放送が行われていたのだ。クマと番長が老化デバフを食らっていたのはうっすら覚えていた為、直斗シャドウ戦(#17)だったと思う。
 ペルソナ4何も分からないけど面白いじゃん! と思った当時の私は出来る範囲で触れようとした。家に録画機器もなかった上、今の様なサブスクもない時代。メインジャンルを追う内に私の中でペルソナ4は稲妻のように脳を貫いただけのものとして、思い出の中に埋没していった。
 そこから7年後のことである。pixivのおすすめを通して足立透の二次創作に触れ、知識欲を刺激されたのは。
 元々年上とハイライト控えめ(小さい・なし)の瞳が好きなうえ、足立透に触れた時は劣等感だらけのガキだった。そんな時に「世の中クソだな」なんて台詞(もといネタバレ記事)を見てしまえば、もう奈落行きも同然だ。もっとこの人を知りたいと思い、盲信するかのように足立透に落ちていった。今では「ではお縄になっていただいて……」「ほんっっっっと1mmも擁護できね~~~~~wwwwww クズ~~~~~~~~wwwww 好き~~~~~wwwww」である。
 人畜無害みのある顔が、本性バレと同時に左右非対称の眉が特徴的な顔になる。やわらかで明るい声色にどうしようもない何かが混じった。声優を担当する真殿光昭氏の、耳がざらつくというべき演技力。面食いの自覚のある私が、初めて面以外で得体のしれない何かの魅力に絡み取られた瞬間であった。
 本編内のxxx(ネタバレの為伏せ)への電話応対の軽くあしらう感じが好き。軽薄なお役所対応に不穏な何かが覆い被さっている声色ほんまに好き。二人羽織みたいな声色しやがって、好きだ。死にかけのゾンビ声で迫ったら射殺してくんねぇかな……シャドウになれたら禍津稲羽市でずっと足立透のこと見ていられるのに。そこに私という自我が無くなったとしても、ずっと見ていられるのに。
 てか本当に足立さんの瞳好き……取って瓶一杯に詰めてインテリアにして飾りたい。グラビティフ〇ールズのOPに出てくるやつみたいに。
 ネタバレに触れたくらいで知った気になるなと屁理屈を捏ねた身ではある。ネタバレがきっかけで沼った身ではあるが心の隅にネタバレなしで触れ、足立透に滅茶苦茶にされたかった願望もあるのだ。あれがなかったら、昔たった1回だけ見た面白いアニメとして思い出の存在にしかならなかったのに。あ~~~~~~~~~~~初見で12/5の選択肢に辿り着いて足立透にドリルで脳味噌グチャグチャにされる感覚味わいたかったな~~~~~~~!!!!!!
 足立透の尻ばかり追いかけてたので特捜隊のコミュランク陽介・クマ・雪子以外コミュランクMAXにならんくて……でもコミュランク6に近い5で終わってしまったので「ばーか」が聞けず泣く。共犯者エンド回収も含めて再走確定。道化師コミュMAXじゃないと文面違うのは知らなかったのでお得ではあるんだけれども。
 P4Gが終わるまで、P4U/P4U2に進まない縛りを設けていたのだが、それでもボイス・ナビボイスが聞きたくて僅かな時間だけリマスター版のソフトを開いたことがある。というかストーリーモード進めずにボイスが聞けるギャラリーモードに入り浸っている。
 P4U2リマスター版を出してくれたSEGA・ATLUS・アークシステムワークスに感謝っ……! 圧倒的感謝っ……! 7年前、P4U2――エピソードオブ足立――の存在を知って、オンラインサービスがもう死んでるのも知らずに中古でPS3本体とソフト共々買おうか悩むくらいとち狂ってた亡霊が報われた。P4Uのストーリーモードからのんびり遊ぼうとは思っているのだが、いつかあのアクイマシマシアオリアザケリカタメの足立透(「P4U2 足立透」で検索するとおそらく出てくる)に会えると思うとドキドキ不整脈。
 P4U2のカラバリ26番、頭からミルクティーぶっかけられたみたいで可愛い。BBTAGのカラバリ17番にも同じミルクティーぶっかけられたみたいで可愛い〜〜♡♡って思ったけどなんかミルクティーの種類が違うんすよね。P4U2がロイヤルミルクティーならBBTAGはキャラメルミルクティー味がある気がする。今日も可愛いね。

 3/29~4/3まで行われたペルソナ過去ライブ一挙放送。それによって私はようやくペルライ2022のYing Yangをこの目で見ることが出来た。それも相まって私の中の足立透解釈に変化が生じ、今回の動画・文章を提出することに至ったといっても過言ではない。対足立透へのパーフェクトコミュニケーション。それは曲中の番長の「何度跳ね除けられても、足立さん自身の意志で俺の手を取ってくれるのを待ち、差し伸べ続ける」のではないか、と。無理やり手を取ったとて、そこに中身は存在しないのだろう。初めこそは面白がれど、こちらが無理やりとった手を、あちらが無理やり切り落とすような事で返すのだから。連絡したら出ろ、という脅しも形骸していくのだろう、きっと。
 共犯者エンドはP4GA4巻特典映像でアニメ化しているが、あれを見て「独りよがりのエゴの暴走」があのEDを生み出したのではないかと考えていた。そしてその考えに裏打ちを与えてくれたのも、Ying Yangのパフォーマンスである。
 何年考えたって、足立透の事は分からないままだ。しかし、分からないままでいいこともあるだろう、という結論もある。ひとつ確かに言えることは、私も足立透と同じ立場に立たされていたのなら同じことをしていた、なのだから。
 結局、私が足立透の何に狂わされているのかと言えば「掴みどころがないところ」「私を見ないところ」である。足立透を推して一番情緒が乱された瞬間が、OVAで見せた横顔なのだ。全ての元凶に辿り着く為、番長達に託す手紙を認める最中の憑き物が落ちたような、それでいて後悔が滲む穏やかな顔。作中で見たオトボケ顔・狂気的な顔のどれにも当てはまらぬそれ。あぁ、私この人のこと一生わからないんだろうな、とも思わされた瞬間でもある。OVAなのでサブスクにはないのだが、一度は見てほしいのだ。あの足立透の顔を。
 加えて次元の違いがどうとかこうとかではなく、例え同じ次元にいたとて私の事を表面上は優しく、しかし内心虫けら同然かそれ以下としてしか思わないところに沸いてしまうのだ。私が推しに抱く煮凝の例として挙げた鎖骨くん(仮称)の「身内以外にはクソドライ(元身内にも例外なく)」に沸くし、夢見くん(仮称)の「リスナーを安易によしよししないところ」にメロついてるし、この頭の病気はきっと一生治らない。

 今回の「わたおし2026」に参加させていただく事で、改めて私にとって「推し」とはなんなのか考え直すいい機会になった。私にとって推しとは「足元に纏わりつく希死念慮から目を逸らしてくれる光」なのだ。定期的に頭がストレス・不安・黒歴史その他諸々グチャグチャになり、希死念慮が纏わりつく頻度の多い人間だが、終わらせる勇気と覚悟がないままこうして生きながらえている。その事実が自分を苛む度に眠れなくなる。そんな私でも、推し関連で何かが起こる度にそこまで頑張って生きてみようかなとも思ってしまうのだ。
 私は推しの事を何かで表すのならば、いの一番に「光」が浮かぶ。鎖骨くんは「夜間の街灯」であり、夢見くんは「ネオンライト」だ浮かぶ。他にも「雷鳴」や「逆光」が浮かぶ推しもいるが、その方向性に合わせるのならば足立透は「カンテラの灯」なのだ。上下左右真っ暗で行く先が分からずとも、確かに足元を照らしてくれる淡い光。
 しかしそれが目眩ましであることを忘れてはならない。光に目を焼かれ、現実が見えなくなるほどのめり込むことなど、あってはならないからだ。

 (※1)元ネタ


(※2)