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三毛田
2026-05-03 15:46:48
1078文字
Public
1000字7
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46 【46/こんにちはさようなら】
46日目
人に出会ったら挨拶を
46 【46/こんにちはさようなら】
「話があるのなら、手短に頼む」
機嫌が悪いとか、そういうわけでもないようだが、作業を邪魔されるのが嫌だという空気は何となく感じ取れて。
「パムから、ご飯預かってきた。テーブルに置いておくから、食べろよ」
「わかった」
まるでそんな要件か。というように、ちょっとだけ声色が柔らかくなり。
それにホッとしつつ、資料室を後に。
パムに伝えに行ったら、ちょっとお使いをしてきてくれと頼まれて。
「こんにちは~」
「こんにちは。星穹列車の人だね? 連絡は貰っていたから、用意できてるよ」
「ありがとうございます。えーと
……
」
「これを読み取って払って送れ」
「はい」
指定された店舗に行くと、元気なおばちゃんが出迎えてくれて。彼女の指示に従い、支払いを済ませ。
思ったよりも多い荷物はどうしようかと思っていたら、料金を支払うと配達される仕組みだったようで目の前から消える。
「ありがとうございます。それじゃあ、さようなら」
「はいよ。さようなら。ああ。これ、おまけ」
と、紙袋を渡される。列車に帰ってからパムにそのうち届くと伝えてから、部屋で中身を確認。
果物と、瓶入りのジュース。初めて見るものだったから、とりあえず冷やしてみる。
ネットで調べてみたら、あの町の特産品で。やっぱり冷やして食べるのが一地番美味しいのだとか。
十分冷えたのを確認し、四苦八苦しながら切り分けて。
「美味い」
ジュースも、果物もどちらも美味い。
是非とも丹恒に食べて欲しいと、資料室まで向かう。
「丹恒、起きてるか?」
たまーに変なタイミングで寝ていることがあるから、声をかけてから中へ。
「起きている。さっきはすまなかった」
「ううん。俺も、ゲームの邪魔されたらああいう態度取っちゃうことがあるから」
「そうか。それで、用は何だ」
開口一番なんだろうと思ったが、ご飯を届けた時の態度が悪かったと思ったらしく、謝られた。でも、そういう時もあるもんな。と告げれば、ほっとした表情に。
「これ。パムの手伝いで買い物に行ったら、店の人に貰ったんだ。美味かったから、一緒に食べよう」
ジュースはカップに出して飲んだし、果物も、ピックを刺して持ってきた。
「それならば、一つ」
どうかな~? 口に合うかな? と、ドキドキしながら持ってきたカコカーラを飲む。
「初めて食べたが、美味いな」
「だよな! 調べたら、今が旬だってさ」
「それならば、明日辺りに買いに行こう。他の人にも食べてもらいたい」
「じゃあ、一緒に行こう」
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