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kizahane
2026-05-02 20:57:29
2634文字
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Wyrd グレナリの経緯
本当はひとつ前の投稿よりこっちを先に書いていた
〈前提〉
・2人とも女の子が好き グレンは経験豊富でお友達いっぱい元カノもいっぱい、ナリスは初恋の女の子(故人)とのキスまで
・グレンはハイパー魔力タンク体質で、精霊さんたちから見ると美味しそうだったり頼もしかったり怖かったり
・ピュアピュアでいかがわしいことするのも知るのも苦手なナリスに見兼ねたグレンが手解きお兄さんしてあげたら以降頼られまくってしまい、泣きつかれるたびにお手伝いしてあげてるけど全くいかがわしい目では見ていない
・ナリス父(シーセ)、美味しそうな若いのに手を出すのを我慢して息子に譲ってやりたい 数千年に一人の上物を絶対に捕まえておきたいし、可愛い息子の将来を支えられる逸材としてこれほど相応しい者はいないので一生息子の傍にいて欲しい
〈経緯〉
・ナリス父、グレンとサシ飲みしてしこたま飲ませた上で「手、出さないのか?」を囁いて息子の寝室に送り込む
・まんまと手を出してしまったものの記憶をすっ飛ばしたグレン、起きたら腕の中に居たナリスに「腹癒せに手籠めにしたいぐらい僕のこと嫌いだったの
…
?」と泣かれてパニクる
・「誤解だ!!」と謝りたいものの、「俺、そもそもお前相手にそういうことできなくね?ほんとに俺がそんなことした?」が腑に落ちないグレン、「誠心誠意謝るために思い出すか実感もつかしたいから、状況再現させて欲しい」を頼み込む
・結果、「俺、此奴相手にできるな
…
?男だけどいけちまうな
…
?」と気付いたところで「もういいよ、怖かったことに付き合わせて悪かった」と切り上げようとしたものの、ナリスから「やめちゃうの
…
?」の涙目おねだりを食らって陥落
・ナリス的には正気じゃないグレンは何考えてるか分かんなくて怖かったから抵抗したかったけど、やだって言っても聞いてくれないし力で抑え込まれて余計に怖かったけど、状況再現時のグレンはいつもと通りにうんと優しかったし、「今まで気付いてなかったけど此奴めちゃくちゃ可愛いな
…
!?」の心の声が駄々漏れてたので気が緩んで「この人の魔力が欲しい」の本能に負けた
・普段高圧的暴君ムーブをしてくる事が多いナリスがベッドの上では甘えん坊子猫ちゃんなギャップにすっかりやられてしまったグレン、なんやかんやあって告白に至る
・ナリス、グレンが本気で自分のことが好きなのも、自分は同じ恋心を返せないのもその場で理解してしまい、幸せになって欲しかったグレンを報われない片思いに陥らせてしまったことが悲しくて泣く
・グレンに「泣くほど嫌だった!?」と青ざめられ、「違う」は伝えるものの他に言葉が出ず、グレンに縋り付いて泣きじゃくっていたら「感極まるほど喜んでくれた?」と誤認され、もしかして受け入れて貰えるのだろうかと期待しながら恐る恐るキスをしたり押し倒したりしてくるグレンを拒めなかった
・「告白を聞いた上で俺を受け入れてくれた!いっぱい名前呼んで甘えてくれた!ってことはカップル成立でいいんだよな!?」とうっきうきグレン
・ナリスとしてもいっぱい魔力供給して貰えて都合はいいし、グレンは喜んでるし、このまま誤解させ続けておくのがお互いのためなんじゃ
…
で1ヶ月経過
・「色んな事あったけど今が人生で一番幸せ」とにっこにこしてるグレンに対して騙している罪悪感が爆発したナリス、「ごめん、言えなかったけど僕は君のこと好きじゃない」を告白
・幸せの絶頂から叩き落されたグレン、ショックのあまり「俺が浮かれてるの見て内心笑ってたのか?」「馬鹿にしてたのか?」と闇堕ち 「好きでもないのに抱いて欲しくて利用したんだから、無理矢理にでも手出されたら嬉しいよな?」と暴力的で愛のない行為だけする歪んだ関係に
・数千年に一人の逸材魔力タンクのメンタルが荒れ狂った結果、精霊さんたちは近付くと荒波か乱気流に揉まれるような状態になってしまい、遠巻きにやり過ごすことしかできなかった 周囲の大人たちは止めたり説得したりを十全にできなかった
・次第に抵抗することも苦しそうな顔をすることもなくなったナリスがぼんやりと微笑むのを見て、精神がぼろぼろだった頃の抱き上げたら驚くほど軽かったナリスを思い出したグレン、「そんな此奴を守りたかったはずなのに」と我に返って自力で闇堕ちから復帰して謝罪
・荒波の余波を受けていた周囲にも謝り、両者がやっとちゃんと相手の話を聞ける状態になったので改めて話合い
・グレンはナリスを好きでいることをやめられないし、ナリスは味を覚えてしまったグレンを手放しがたい 片想いだって構わないけどつらくないと言えば嘘になるし、そんな風に苦しませたくない
・じゃあ少しは報われる可能性があることにしないか、「いつか振り向いて貰えるように頑張る」って名目で傍にいさせてくれないか、をグレンから提案、というより懇願 「また君の好意を利用してしまう、僕にばっかり都合がいいことになってしまう」と嫌がっていたナリスが折れる
・以降、いっぱいアプローチしたり格好つけたり呆れられたりしつつ頑張るグレンと、グレンが大事だし愛しているとまで言ってもいいけど恋ではないから恋人の肩書きはくれてやれないと一線を引いたり歯痒く思ったりするナリスとの、周囲公認で「実態としてはほぼ付き合ってるけど断固として付き合ってはいないペア」に
・数百年通り越して数千年単位で「片想いセフレかつ旅の道連れ」をやり続けたグレン、「好きな子とずっと一緒にいられたしいっぱい頼って貰えたし、幸せだったよ」とのこと
〈補足〉
・ナリス父(シーセ)が外堀から既成事実作りに掛かったのアカンかったのでは?説、「双方がお互いを深く大切に思っていることは確認済み」であるうえに、「グレンは自分がナリスに手を出せちゃうことを自覚してからでないとナリスへの恋愛感情が芽生えない」「ナリスはグレンの味を覚える前に告白されていたらきっぱり断れていた」の隠し条件があったことを加味すると、「ナリスに数千年寄り添えるパートナーを与えたい、そのポストにグレンを据えたい」の目的達成に対しては最適解を叩き出している
・結果オーライだけどそれはそれとして息子は父さんに怒っていい けど、貴族社会、親が子の意向を無視してパートナーを連れて来ることも間々ありそうなので彼らの世界だと「倫理的にアウト」とは判定しがたいのかもしれない 世間的には「そういうこともあるよね~」で済んじゃうかも
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