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ゆいしろ そう
2026-05-02 08:06:11
899文字
Public
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ベク遊カフェねた
出かけるまで時間があったので
「あ。遊馬くぅん、もしかして初めて?」
「そうだな」
「奇遇ですね、俺もここに来るの初めてなんだよ」
俺達をテーマにした期間限定のお店があると聞いて、
ベクターと一緒にやって来た。
白をメインとした、お洒落なカフェで清潔感がある。
店内に入ってすぐに、大きめのブランコが。
「なんでブランコが
……
?」
「せっかくだし、座るか」
「え」
「このブランコ、二人で乗らないと落ちるらしいし」
「は!?」
よくわからないけど、ベクターが落ちたら大変だ。
かと言って、あんまりくっつくのも、おかしいよな。
「遊馬、もっと真ん中に寄れっての」
「うわっ」
俺の腰に手を回してくる。ブランコって、こんなに緊張するものだっけ。
しかもブランコなのに全然動かないじゃん。
やっぱ騙されたのか、俺。どこからか、シャッター音が聞こえる。
「はい、あざーす」
気がついたら、店員さんが俺達を撮ってくれていた。
撮影スポットだったのか。
ベクターは気が済んだのか、俺から手を離して
店員さんの指示に合わせて歩いていく。
一人用と二人用のテーブル席があって、
二人用の角席に案内してもらった。
ソファにどかっと座るベクター。メニュー表を見る様子はない。
「ベクター、何食う?」
「遊馬くん
……
なら、ジャンジャジャーンボお月見プレートを
俺と一緒に食ってくれよぉ!!」
「ああ、いいぜ。ついでにデュエル飯も一緒に注文しようぜ」
「はぁ?」
「嫌、なのか」
「嫌も何も、これには遊馬とアストラルが
楽しく笑っているピックがついてくる。
俺と一緒なのに、アストラルを選ぶのかよ。
そっか。そもそも俺達の関係って、
カフェに来るだけのただのダチ
……
なんだね」
「違うって! お前にもデュエル飯のおいしさを知ってほしくて!
デュエルと同じで、やっぱり食べてみないと。
それにベクターは俺の大事な親友だって」
「たった一人の?」
「なんて言うか、お前とはちょっと距離感が近い気もするけど」
「そこまで言うのなら、デュエル飯も食ってやるよ」
「ベクター
……
っ!」
「遊馬と一緒なら、なんでも楽しいだろうしな」
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