はなおぼろ
2026-04-29 17:38:13
3584文字
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縁巌覆面作家企画6:容疑者後書き


■容疑者名、参加グループと作品番号、作品タイトル

はなおぼろ(pixiv
A-2「lingering snow」


■ジャンル

(参加の度に「自分の作品のジャンルって何だろう??」って思っています。何方か教えてください……


■あらすじ

 雪が舞う冬空の下、巌勝は双子の弟である縁壱と共にある場所へと訪れていた。それは彼らが二十年以上前に通っていた小学校。そう遠くない日に取り壊されることが決定されている、かつての学び舎であった。


■作品のネタ・お題の使い方を思いついたきっかけ

 私の母校が周辺地域の学校との合併に伴い再建されることになりまして。次回の帰省までにワンチャン解体工事が始まって無くなるという話を聞いたので、散歩がてら最期の姿を見に行くか~って。するとね、なんか母も一緒に行くって同行してきまして。雪がチラつく中、母校の敷地の周りをぐるっと見てきたんですよ。フェンス越しに写真も撮ってきました。不法侵入はしてないです、ハイ。
 んで、雑談スペースで「オカンと解体前の学校見に行った~」って話そうとしていたのですが、「これネタに使えるんじゃ……?」と思い至り、話すのやめました。さえ様が感想で「現実にモデルありそう」と仰られていたんですけど、まぁ母校見学(?)パートは実体験だからそうですね、と。
 お題は「なんか適当に影の場所でも出して捻じ込むかぁ!」と。捻じ込んだ割には形になっていたんじゃないかなと思います。


■ストーリーの構築において気を使った点、苦労した点など

 遊具のシーンですね。こう、伝わるように書けているのかな……って不安。古の記憶を頑張って引っ張り出してきました。
 あと回想シーンだと表現しながら作中の実時間軸とシームレスな感じで書きたくてですね。上手く書けていたかは定かではないのですが、頑張りました。


■作品で気に入っている箇所

 終盤の「春になれば(略)名残雪のようだ」の所です。書き上げる前に「冒頭雪降っているし、それっぽいタイトル……名残雪でいいか~!」とノリと勢いでタイトルを付けていたのですが、タイトルの和訳である名残雪を回収できないまま話を閉じそうだったのに気が付き、突貫で捻じ込みました。捻じ込んだ割には良い感じに書けたなぁと、読み返しながら思っています。


■推理をかわすための作戦

 なお様のタイトル推理をかわすためだけに英語にしました(英語に弱いので丸付けスペース直前に自作品のタイトルの読みを調べる体たらくっぷり)
 あと普段より文末の言い回しを柔らかめにするとか、漢字で打ちがちな単語をひらがなにするとか、改行を多めにするとか(前回ふみづき様に一段落における文字数が多いという理由で当てられたため)、色々小細工をやったんですけど、あまり意味なかったですね?


■あなたの作品だと推理された作品はありましたか?

 A-4「チョコとポテチと君の涙」、5「ウマ隊士☆マイティーダービー」、6「この思いに名前をつけるとしたら、君はなにを思うだろうか。」ですね。特に4は普段の私の書き方と共通点が多かったので、騙された探偵さんが多かったのかなと思いました。またどの作品も素敵な作品なので、私の名前をあげていただけて大変恐縮です。
 推理期間終盤や同グループの作家様は2を私の作品だと当てる方が多かった気がします。


■あなたの作品が他の方の作品だと推理された作者さんはいましたか?

 ふみづき様以外の作家様のお名前は一通り出していただいた感じです。 特にまめ様が多かったですね。文末の言い回しを少し変えたので、意識しないところでまめ様に寄っていたのかもしれません。
 同グループには素晴らしい作家様ばかりいらっしゃったので、どの方の名前があがっても大変恐縮でした。


■この企画のために書いた&構想した作品は他にもありましたか? その作品を提出しなかった理由も教えてください。

 ありました! が思う様に書き進めることが出来ず、締め切りに間に合わん!! ということで諦めました。いつか書き上げられると良いですね……


■推理期間中、褒められた点

 結構な方々にノスタルジックだと言って頂けました。私の文章力というか、読者の皆様の中にある思い出の力を借りているからという気もするのですが、懐かしい気持ちになれる作品に仕上がっていたのなら幸いです。
 情景描写を褒めて下さる方もいらっしゃいました。頭の中にある映像をどうにか文字に落とし込みたいと悩みながら綴っているので、そういって頂けてありがたい限りです。
 あと「好き」って言って頂けたのが一番嬉しかったですね。読んで下さった方の「好き」を刺激できる作品を書けることがやはり一番嬉しいので。


■この企画に参加して、改めて気づいたこと

 縁巌界隈の作家様方って、本当にレベルの高い! この中に私の作品がお邪魔していいのか? と震えておりました。
 あと参加された作家様も作品を読んでくださる読者様も温かい。本当にあったけぇ素晴らしい企画です。


■参加作品の中で印象深い作品

 執筆者視点で言えば、まめ様のA-5「ウマ隊士☆マイティーダービー」、nittimo様のD-6「笛の兄上」と七重様のF-2「夜を往く者」でしょうか。
 A-5は今まで読んだch形式作品の中で書き方が一番丁寧でした。細部に拘りを感じる。私がch形式で作品を書くなら間違いなくこの作品を参考にします。
 D-6は兄上が笛になるという発想力と、とんでもない展開なのに決してギャグ落ちにはさせない展開力と描写が素晴らしいです。nittimo様本当凄いです。あなた様の書いた小説を私はもっともっと読みたい。
 F-2は原作設定の落とし込みが巧みで。読んでいて作品自体の映像だけでなく、原作の継国兄弟の映像も流れてくるんですよね。継国兄弟に対する解釈と言いますか、考えをご自身の中で確かな形で昇華されているのだろうなと思える作品でした。


■参加作品の中で印象深いタイトルの作品

 執筆者視点で言えば、クルックス管様の「ハッピーマリッジ⭐︎ジョブチェンジ」でしょうか。語感が大変良く、つい口に出したくなるタイトルです。私もいつかこういうタイトルを付けてみたいですね。
 そして、みゆ様のH-6「RUGADA」。どういう読みと意味なのか解らなかったのでご本人に教えていただきました。スペイン語で夜明け光という意味のmadrugadaからきているそうです。凄くお洒落だ……


■推理されている時の心境

 序盤は割と隠れられていたと思うんですよね。このまま逃げ切れるか~? と考えていたんですけど、終盤と掲示板ではA-2がはなおぼろだとおっしゃる方が増えて、やっぱ覆面企画は甘くないなぁ……探偵さんたち怖いなぁ……と思いました。


■皆様に一言

探偵様へ
 沢山推理して下さってありがとうございます! 中には「はなおぼろさんはすぐ判った」と仰ってくださった方や「あの作品のここと雰囲気と似ていたから当てれたはずなのに」と悔しがってくださった方もいて、過去作を含め読んでくださったのだと嬉しくなりました。

感想者様へ
 感想沢山いただけて本当に嬉しいです! 無限に読み直しています。もうねこれが欲しくて参加している節がありますからね、今回も参加して本当に良かった……。スクショとって印刷して宝物にします、本当にありがとうございました。

ファンアート職人様へ
 素晴らしい企画をより彩るファンアートは、ファンアート職人様方の各作品への愛あってこそだと思っているので、皆様の愛の形を沢山拝見・拝読することができ、一読者としてとても幸せです。
 また頂いたファンアートは、あそこのシーンを思い浮かべて描いて下さったのだなというのが伝わって、凄く嬉しいです。無限に眺めています。こちらも感想同様宝物にします、本当にありがとうございました。

主催者様へ
 三度目の参加ではありますが、緊張と不安で一杯だったのは相変わらずでして。そんな中、優しく丁寧に対応していただけてとても助かりました。誤字脱字マン故に今回も誤字脱字対応をして下さり……その節はご迷惑をお掛けしました。
 また多くの作家様と綿密にやり取りを交わされながら新規参加者様へも声掛けをし、ご自身の作品も書きあげられ、数多の作品の特徴を把握してグループごとに割振り、想像を絶する苦労と忙しさがあったかと思います。多くの方が応援し、楽しみ、愛する企画になっているのは、eh様の企画を盛り上げようという姿、真摯な対応があってこそ。
 企画の立案および運営、誠にお疲れ様でした。