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AmexAmexxx
2026-04-29 12:03:55
1328文字
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FF14
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7.5幕間
クルティウス魔導工廠に向かう道すがら。
あちらこちらに妖異は出現している。先頭で警戒しているサンクレッドと、時折真っ先に妖異退治に向かうアリゼーのサポートをしつつ。もうすぐ目的地、というところで不意にサンクレッドの視線がレインズに向けられた。思わずきょとんと首を傾げれば、その視線はまた警戒へと戻っていく。
「
……
え、なに? どうしたの」
「いや、
……
やっぱりそっちの方がしっくり来るもんだな、と思って」
「ん?
……
ああ!」
少し前再会したときのことを思い出す。あのときは、ガンブレードを担いでいたから。少し気まずかったことまで一緒に思い出して、慌てて振り払う。余計なことを思い出すと、また気まずくなってしまいそうだ。
サンクレッドが同行してくれるなら、と少し久しぶりに天球儀を手に取った。最近あまり触れていなかったものの、やはりしっくりと自分に馴染む。それだけ長い間サンクレッドと旅をしていたのだなと思って、少し懐かしくなって。
「私もこれが本職ですからね! まあ、ウリエンジェには負けるかもしれないけど」
「ウリエンジェと比べなくてもいいだろ」
「そうー? 久しぶりに一緒にやったら、ウリエンジェと比べてああだこうだ思われそうで緊張する」
「カードの代わりに天球儀投げられる心配はするけどな」
「まだ言うか」
むっと返せば、小さくサンクレッドが笑う。本当に頭に天球儀を投げてやりたくなって、レインズは大きく息を吐いた。
「ま、先頭走る人たちが無茶する人たちばっかりだからね。ちゃんとサポートします」
「今日のアリゼーは気合い入ってるからな。危なっかしい」
「いてもたってもいられないんだろうなって、よく分かるよね」
視線をアリゼーへと動かせば、グ・ラハと二人、何か話しているようだった。先程グ・ラハが先行しがちなアリゼーを嗜めているのを見たので、アリゼーのことはひとまずグ・ラハに任せて大丈夫だろう。或いはグ・ラハはこちらに気を使ってくれている可能性もあるので。余計な気を回されるとこちらとしても困るが。
「
……
なんか」
「ん?」
「久しぶりにこうやって皆でいると、やっぱり安心する。まあ、今日はシュトラとエスティニアンはいないけど」
「ヤ・シュトラは向こうにいるんだろ。エスティニアンは何してるんだ?」
「多分、そのうちひょっこり顔出してくれるよ。何だかんだ心配性だから」
「そうか。ま、あいつのことだ。じっとしていられる性分でもないだろうしな」
「あとタタルのこと怖いと思う」
一度愚痴を言われたのを思い出す。そうだな、とサンクレッドが苦笑するのが見えた。何だかんだと言いながらいつも力になってくれるので、あまり心配はしていない。何か大きなことがあれば、必ず助けてくれると信じている。
ふっとサンクレッドの視線が動いたのを見て、レインズは天球儀を構えた。途端こちらに向かって跳んできた妖異をサンクレッドが一閃、続けてアリゼーが走っていく。天球儀から引いたカードをそのままサンクレッドとアリゼーへと渡して、深呼吸。
――
穏やかな日常が終わる音を聞きながら。
きっと皆と一緒なら大丈夫だと、信じた。
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