ナスカ
2026-04-24 16:00:08
5126文字
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ギャラクシーというか、ギャラクシーワールドオデッセイ〜マリギャラムービー感想〜

本日(2026/04/24)より公開の、『スーパーマリオギャラクシー・ザ・ムービー』の感想文です。

皆さんグッドハーブニング! ナスカです!

ついにやって来ました! 『スーパーマリオギャラクシー・ザ・ムービー』の日本公開日です!!!

米国をはじめ海外諸国では4月1日にロードショーだった(なんでーーーっ!!!)、期待の新作マリオ映画でございます。前作が本当に最高の出来だったので、もう信頼度はMAX。

ただひとつ懸念事項が……いえ、映画の方ではなく、私自身に。

なんと私、『スーパーマリオギャラクシー』も『2』も、遊んだことが無いのです!!!(こいつぅううううう!!!)

マジですんません。私が真っ当にクリアしたマリオは、『サンシャイン』と『オデッセイ』だけなんです(ハァアアア!?!?!?!?)

けどきっと楽しめるという予感がありました。それは、前作の映画もしっかり楽しめていたからです。マリオを少しでもやったことがある人なら楽しめる、ゲーム体験にも似た映画。それが前作でした。

今作もそんな感じだろうと思って、任天堂様がわざわざマリギャラ+2を売ってくれたのにも関わらず……愚かにも遊ばずに鑑賞致しました。

そのことを前提に、どうかこの感想を読んでいただければ嬉しいです。

それではどうぞ!

当然、ネタバレ有りです!!!!!

※『マリギャラムービー』→『今作』『続編』

※『スーパーマリオブラザーズ・ザ・ムービー』→『前作』




当たり前ですが、続編というものは前作の存在を意識された上で作られているものです。続編である今作で意識されていた大きな二つの要素……それはマリオの中にある『親子の確執』とピーチの中にある『ルーツを知りたい気持ち』というものでした。

えっ、マリオの映画でいきなりそんな話!? いえいえ、これはちゃあんと前作から匂わせるどころか、嗅がせにきていたではありませんか。

『ルーツを知りたい気持ち』は、言うまでもなくピーチについてです。彼女は家族のことを覚えておらず、ベビーちゃんの状態でキノコ王国にやって来ました。自分が何処の誰なのか覚えていない、わからない。それのアンサーが今作で描かれました。

なんと、ピーチとロゼッタは姉妹だったのです!!!! な、なんだってーーーっ!?!?!?

しかも『星くずから生まれた』とかいう謎設定。どういうことだ。えっ、つまり正確には『人間』ではない??? いやまあ、人間も『星くずから生まれた』と言えなくないけど。。。

星くずから生まれたプリンセス姉妹であるピーチとロゼッタ。二人の力を合わせればなんでもできる。大きな力が働く……うーんなんだかシスターフッド的。ある時二人の力を狙う存在が牙を向き、ロゼッタは小さなピーチをワープ土管に送り出した……。以来ロゼッタは『星々の母』として生きている……。えっ、マリギャラでそういう風に語られてたんですか???(これだから未プレイは)

とまあ、大混乱だったわけですが、良い設定だったと思います。きっとロゼッタは、劇中でピーチが覗き込んでいた望遠鏡から遠く離れたところで暮らす妹の姿を観て、『あの絵本』を作ったのでしょう。

ピーチは無事、姉のロゼッタを救い出して、彼女の『ルーツを知りたい』という願いは成就。ひとつのストーリー解決に至るのでした。

ではマリオの中にある『親子の確執』は? 前作をご覧になった皆さんならわかるでしょう。マリオの父親は、マリオが会社を立ち上げるのに反対でした。しかし物語の中でマリオは活躍し成長し、父親はそれを認めてくれました。マリオの中で、それはきっと大きな経験だったはずです。

それがまさか『クッパ親子』に対して反映されるとは!!!

マリオがクッパに対して疑いの念を拭えずにいたのは、何よりもルイージを危険な目に遭わせたからでしょう。しかしそんな宿敵クッパもひとりの父親で、離れて暮らす息子がいることを知りました。自分は父親と和解することができただけに、『きっと息子に嫌われている』と思い込むクッパに対して「そんなことはない!」と言えたのだと思います。

現にクッパを『いつものやり方』で倒し(?)、それに大泣きするクッパJr.の姿を見て、ピーチと共に気まずそうな顔をしています。幼い息子から父親を奪ってしまった……自分は父と和解できたのに、自分はなんてことをしてしまったんだ……と。

まあ、クッパはスカルキング……いえ骨クッパとして生きてるんですけどね! これの伏線が『地獄のジェットコースター』なのも、なかなか上手かったと思います。


……はい! 小難しい話はここで終わり!!! ここからは映画の中で登場した各種ゲーム本編が絡んだ要素について語っていきましょう!


今作はやはり、何と言ってもヨッシーの登場が大きいです。マリオとルイージだけでは手に負えない相手も、ヨッシーがいてくれるだけでこんなにも心強い。最初のクッパJr.戦や、ラストの骨クッパ&クッパJr.戦などはその最たるもの。大きな一匹に対して二人で挑んだ前作ラストに対し、強大な二匹に対して三人で挑む図式は単純ですが実に明快。スター状態ではなく、マリギャラで登場したパワーアップアイテムを使っているのがなんとも最高です。

その他にも、踏ん張りジャンプ、『ヨッシーがいるなら、ベビーマリオ&ルイージは欠かせないよね』と言わんばかりのベビー化、恐竜繋がり&マリオデオマージュと思われるティラノサウルス、ヨッシーのロードハンティングを思わせるシーン、お得意のタマゴ生み……などなど。ヨッシーの登場によって、前作では出すことが難しかっただろう要素がてんこ盛りでした。水にドボンした時に『ヨッシーが消えちゃう!?』とビビったのは私だけではないはず。

続いて、マリオUSAからまさかの登場となったキャラクターたち。キャサリンにマムー、あとあのネズミ……名前なんだったっけ? いやぁ、あのカジノの雰囲気良いですねぇ。マリオデの1stトレーラー曲アレンジが流れ、ハチャメチャな造りはマリギャラのステージにおける重力の概念を思わせます。確かピーチとキノピオがプレイアブルになったのは、このマリオUSAが初だったではずです。二人が共に行動するに当たって、ここまでピッタリなステージと敵も無いでしょう。

最後にピーチがマムーの口にカブを突っ込んでケリをつける! そうです、マリオUSAではカブを引っこ抜いて敵キャラにぶっつけるんです。

あとそうそう。ピーチが旅立っていった直後、マリオとルイージが王国のあちこちで起きる問題を解決していくシーン。あれ完全にマリオ3から登場したマップモチーフですよね。前作を『初代スーパーマリオブラザーズ』と捉えるならば、それを乗り越えた二人は軽々と3のステージもクリアしていくわけで……。相変わらず綺麗な作りだなぁ。けど遊びすぎると疲れちゃう、というところは現実と変わり無いようで。

思わず噴き出してしまうシーンは多かったのですが、やはり一番笑えたのは、クッパJr.による『スーパーマリオメーカー』でしたね! マリオとピーチがトレンチ部分に落ちて、目の前にはファイアーバーがたくさん。「メーカーであると同時にクラッシャーだ」と語るJr. あ……これは……となっていると容赦なくゲームスタート。無慈悲、理不尽、こんなのクリアできるか!! と思えるようなファイアーバーの数、トゲトゲカッター。大量のドッスンが道を塞ぎ、目の前はマグマ、背後からは大量のボム兵が!!!! クッパJr.は小さな悪の大王として描かれていますが、これほどまでに子供らしいと感じたシーンもありませんでした。

で、この窮地をマリオとピーチがどう脱したかと言うと……。自らマグマに飛び込み、ピーチのパラソルを開き、そこにドボンしていくボム兵の爆発で生まれる上昇気流を利用……。って、これじゃブレティアじゃねぇか!!!🤣🤣🤣🤣2Dゲームの在り方、3Dゲームの在り方、更にそこへマリオメーカー要素をぶち込む最高のシークエンスでした。ここすげー好きです。

マリオメーカー要素で言うと、無くなったピーチ城を再建するラストシーン。「お城に行きたい!」とせがむチコたちに「いや、もう城無いが……??」と思っていたら案の定。けれどその前にクッパJr.によるマリオメーカーをお出ししていたので、その要領で城を再建! スムーズに『お城を作る』を受け入れることができました。

その時のグラフィックが、マリオワールドのもの。そう、ヨッシーが初登場したタイトルです。マントマリオになり、マリオがピーチ城のてっぺんに旗を立てて映画は終わり! すんごく良い締め方でした!👏👏👏👏👏

まだまだ要素はたくさんあるぞ!!! 果たして拾い切れるのだろうか! とりあえず、次の話題は他作品からの参戦キャラクターについて! 事前発表からサプライズまで様々でしたね。

ニンテンドートゥデイにて配信されていた『コレクションカード』にて、ファミコンロボットの登場に驚いた方はどのくらいいるでしょうか? 私はめちゃくちゃビックリしました。ファミコンの周辺機器だし、出ても全然おかしくない。むしろ大歓迎。描写も見事でした。あれは恐らくジャイロセットモチーフですね。コマみたいなのを持ち上げて、左右に体をジーーーーーーッと動かすやつ。どうもあれは本当に動きが遅いらしく、それを取り入れたギャグシーンとして爆笑ものでした(勿論堪えましたが)
※このシーンは恐らく、手続きの遅さを皮肉ったもので、『ズートピア』における『免許書センターで働いているのはナマケモノ』と同類のものだと思われます。王道演出ってやつだね!

そして、海外公式にて先行発表された『フォックス・マクラウド』の参戦! いや! 銀河を舞台にしているけど!!!! 確かにそうなんだけど!!!! こんなの有りかよ〜!!🤣🤣🤣🤣

けどありえなくは無いなと思いました。スーファミで発売された『スターフォックス』には、『アウトオブディスディメンションズ』という隠しステージが存在します。プレイ条件は省きますが、とにかくわけわからん次元の狭間に閉じ込められた感じのステージらしいのです。そこに紛れ込んだ果てに、マリオたちの宇宙へ辿り着いたと思えば納得です。

更に2Dアニメーションで描かれた『スターフォックス』のメンバーたち、『惑星コーネリア』や『スターフォックスのテーマ』などの楽曲アレンジも満載! キノピオのリクエストに応えて、ローリングだってしちゃいます! 任天堂ーーーっ!!! スタフォの新作とアニメ作ってくれーーーッ!!! 新しくできたウォーターパークでカニ食べようよーーーッ!!!!

さて、事前発表があったマリオ外のキャラクターはこの二人。ほぼちょい役にピクミンもいました。ドルフィン号を見ただけで、皆さんは気がつきましたよね!

そこに更なる大御所が登場するなんて、夢にも思いませんでしたよね?????

骨クッパとクッパJr.との最終決戦。クッパJr.の絵筆をゲットしたルイージは、それで何やら描き始めます。出来上がったのは……ミ、ミスターゲームアンドウォッチ!?!?!? うわぁあああああああああ携帯ゲーム機の大御所だぁあああああああ!!!!!

我らが宮本茂氏が『ドンキーコング』を生み出す以前、任天堂がヒットを飛ばしたのが『ゲームアンドウォッチ』です。生みの親は十字キーを発明した偉大なる横井軍平氏。電卓が熾烈な価格・技術競争を繰り広げ、頭打ちになったシャープとの共同開発で生まれた名作になります。ゲームアンドウォッチは、電卓の液晶を使っているんですね。

こういうサプライズ、私は大好物です。こんにちのゲーム業界……いえ、世界における任天堂の立場は、ゲームアンドウォッチでの大成功があってこそ。それを感じさせる、素敵な登場でした。

いやーーーーー今回も面白かった!!! 前作で描かれたストーリーを意識しつつ、けれど『ゲーム体験の映画化』も忘れない、良い作品だったと思います。

それでは私、これから3D上映を観てきます! では!





















マリオと父親(親子関係)、ピーチとロゼッタへの描かれ方について、もうちょっと突っ込んだ感想文へのパスワードはこちら。


『daisy』


いぇえええい!!!! ラストシーンにデイジーがいた!!!!!! 次の映画ではデイジーをガッツリ出してくれよぉおおおおおおお!!!!!