カーテンから差し込む朝の日差し。瞼の裏まで突き刺さるような眩しさに、千影は思わず目を細める。朝日を浴びると、条件反射のように欠伸が出そうになって、咄嗟に噛み殺したものの、
「眠そうだな、珍しく」
声をかけたのは、千影の背後の寝台にいるシリルだ。
そんな彼も、天蓋つきの寝台からまだ上半身をかろうじて起こしたところである。
「遅くまで探してくれていたのか? 気にしてくれるのはありがたいが、あまり無理するなよ」
「まあ、それもあるんだけど……」
千影の返答が煮え切らないものになってしまったのは、昨晩目にした女性の姿が瞼の裏にはっきりと焼きついているからだ。
あれから、千影は彼女が近くにいないものかと、邸の周辺をぐるりとめぐってみたが、やはりそれらしい人物は見つからなかった。
だが、単なる夢を見たと片付けるには、あの瞬間はあまりに鮮烈だった。
彼女と目が合った時の、得体の知れない怖気も。
耳に届いた不可思議な言葉の残響も。
朝の日差しを浴びてもなお、千影にこびりついて離れてくれない。
「はっきりしない返事だな。千影らしくもない」
「そういうシリルは、いつまで寝台に張り付いているつもりなんだ?」
「俺だって、色々気になって寝付けないこともあるんだよ」
くあ、と欠伸をしているシリル。千影同様、噛み殺してはいるものの、彼も少し眠たげだ。
「そっちこそ、具合が悪いんじゃないよな」
「大丈夫だって。元々、そんなに寝つきがいい方じゃないんだよ」
千影は念の為にシリルの顔色を窺ってみたが、本人の申告通り具合が悪い様子もない。隈が出ている様子もなかった。
この調子なら問題ないかと、千影は袖机に載せていたポットから寝覚めの一杯となる紅茶を注いでいく。
カップを受け取るシリルの様子を見守りつつ、千影は思う。
(彼女は、一体何者なんだろう)
あの人物は、メアリーの昔の知り合いーーただそれだけなのか。もっと、警戒すべき存在ではないのか。
(そもそも……人間、なんだろうか)
自分でも突拍子もないと思える発想が飛び出てきて、千影は自分で自分の意見に一度首を横に振る。
今、探るべきは彼女の正体ではない。彼女の言葉から拾い上げられた、メアリーに関する内容に関してだ。
(あの人は、メアリーが結婚することに反対しているみたいだった)
メアリーは、この邸にいる自分が幸せだと語っていた。それをどこかで聞いたのか、女性はメアリーがずっとここにいるべきだと思っているようだった。
実際、メアリーは新たな人生に踏み出すことに不安を覚えてもいた。彼女の戸惑いは、千影も耳にしている。
(でも、それは新しいことを始めるときは、誰だって思うことだ。俺だって、故郷を離れると決めたときは不安だった……と、思う)
当時の自分の感情は、数ヶ月前のことなのに所々曖昧だ。慣れない生活や文化に揉まれているせいで、まだ振り返る余裕がないのかもしれない。
ともあれ、メアリーの不安は誰もが通る試練のようなものだ。夫となる相手に対して、メアリーは悪感情を持っているわけではなさそうだった。顔馴染みではあるようだし、きっと悪いようにはならないだろう。
そこまで考えて、不意に揺さぶられた感覚に、千影はハッとする。
「何、ぼーっとしてるんだ。そっちこそ、具合でも悪いんじゃないだろうな」
「ああ、ごめん。そういうわけじゃないんだ。ただ……」
「ただ?」
シリルの澄んだ緑の瞳が、正面から千影を見据えている。
何か気掛かりがあるなら話して欲しいと、その瞳は語っている。
(だけど、やっぱり……あの人がただの人間だとは思えないんだ)
常人離れした雰囲気と、人には決して真似できない不自然な消え方。
言葉を交わしてもなお、自分の気持ちが相手に伝わっているとは思えない、一枚の壁を隔てたような疎外感。
それらを、もし一つの言葉でまとめるとしたら、
(あの人は……妖精、だったんだろうか)
自分自身でも何を言っているのかと思うが、つい、そんなお伽話じみた答えに頷きたくなる。そんな独特の存在感が、彼女にはあった。
(でも、シリルはあまり『妖精』というものが好きではないようだ)
シリルはお伽話の存在であるはずの妖精について、単なる噂話を耳にしただけでも、明らかに顔色を変えていた。そんな相手に、庭に妖精がいた、などと言うべきではないのではないか。
「千影。それは、シリル・オールディスだから話せないことなのか」
「邸の主人だから話せないんじゃない。俺がシリルの友達だからこそ、話していいか悩んでいるんだ」
「なら、尚更話してくれないか。千影が気遣うってことは、俺に関わることなんだろう」
そう言われてしまうと、千影としても隠している方が悪いことのように思えてくる。
しばしの沈黙を挟んでから、「妖精を見たかもしれない」と切り出すと、明らかにシリルは顔色を変えた。
だが、それでも口を挟まずに続きを促してくれた。
結局、千影は昨日の昼と昨晩に目にした女性のことと、彼女と話した内容を全て話した。
話しながらも、シリルの身支度を難なく手伝えたのは、何ヶ月か同じ行動を繰り返していたおかげだろう。
「それで、シリルは、あの人のことを本当に妖精だと思うか?」
もしかしたら、シリルには何か心当たりがあるのではないか。そんな期待を込めて尋ねたが、あいにく彼は首を横に振った。
「正直なことを言うと、その人が妖精かどうかは今の話を聞いただけじゃわからない。そもそも、俺だって、この目で見たことはないんだ」
「だけど、シリルは『妖精なんて居るわけがない』とは言わないんだな」
千影にとって、妖精とは、故国の怪談や寓話に出てくる妖怪とさして変わらない存在だった。
つまり、嘗ては『いるかもしれない』と言われていたが、今や『そんなものはいない』と否定された存在だ。
「……妖精は、多分本当にいるんだと思う」
だが、シリルは「馬鹿馬鹿しいお伽話」とは言わなかった。
「もしかしたら、過去にはもっといたのかもしれない。今はいなくても、その女の言うように『見えなく』ても、どこかに必ずいる……俺は、それを知っている」
信じている、ではなく。
知っている、と彼は言った。
そう語る彼の横顔があまりにも苦々しげだったから、シリルは「なぜ」とは問えなかった。
ただ、今は静かに彼の言葉に頷くだけだった。
「じゃあ、あの人が本当に妖精だとしよう。そして、何か理由があって、メアリーの様子を見にきたとする。リボンを隠したのも、口ぶりから推測する限り、彼女の仕業の可能性が高い」
本当に妖精かどうかどうかの水掛け論は、一旦は棚に上げる。
必要なのは、今何が起きていて、この先何をしなければならないか、という確認と計画だ。
「だとしたら、妖精は次に何をするつもりなんだろう。彼女は、リボンを隠してしまったら、メアリーはこの邸でずっと働くと思っているようだった」
「それがメアリーの幸せだと言っていたんだっけか。でも、千影がメアリーの予定は変わらないと教えてしまった」
「それに、妖精はメアリーが幸せと感じているかどうかに、とてもこだわっているようだった」
妖精は何度も『幸せ』という単語を口にしていた。
彼女にとって、メアリーという人物は、ただ気まぐれに悪戯を仕掛けた相手ではなさそうだ。
「なあ、千影。もし、お前がまだこっちに来た頃だったなら、メアリーの話を聞いてどう思った?」
シリルの問いかけは、異邦人の千影の方が、人ならざる存在に近い考えができるのではと、期待してのものだった。
千影は、口元に手を当ててしばし思案する。
「……そんなに不安に感じるなら、この邸に残ってもいいんじゃないかって、そう言っていたかもしれない」
メアリーの門出を祝えるようになったのは、彼女自身の口から式の準備の様子や、彼女なりの決意を教えてもらったからだ。そして、その言葉はシリルを間に挟んだからこそ得られたものでもある。
「でも、もし邸に残り続けられないとしたら。自分の力では邸に留めることもできないし、このままでは彼女が不安だらけの未来に進むことになるとしたら?」
千影は思い出す。妖精が見せた、決然とした表情を。
「……連れ出すつもりなのかな、あの人は。メアリーの幸せのために」
ごく自然に、言葉が口をついて出ていた。
千影が思い出したのは、教会で共に育った年少の子どもたちの姿だ。彼ら彼女らがもし、不幸な目に遭うかもしれないとわかっていたら、自分は間違いなく彼らをそこから連れ出そうとしただろう。
「皆が幸せになれる場所を用意して、そこに連れて行く。自分の目の届く所なら、皆が幸せか分かるから」
口にした言葉には、単なる推測だけではなく、千影の私情も混じっていた。それに気づいた彼は、自らの想いを振り切るように、軽くかぶりを振ってから、
「きっと、その妖精は俺と同じように考えているんじゃないかって、そう思ったんだ」
「だとしたら、そいつはまるでメアリーの保護者気取りだな」
「あの妖精にとっては、本当にそうかもしれないよ」
メアリー自身、幼い頃に彼女を目にしたと語っていた。小さい頃に交流があったのなら、妖精はメアリーを自分の娘のように思って行動しているのかもしれない。
メアリーが思い出の中に浮かぶ彼女のことを、母みたいだと語ったのと同じように。
「だけど、さすがに母親気取りの妖精に、俺の邸の者をどうこうさせるわけにはいかないな」
シリルは千影が結んだタイの位置を片手で整えると、トンと、ステッキの石突で床をついた。
「どうするつもりなんだ、シリルは」
「メアリーが無事にこの邸を出て、花嫁として夫の家に迎え入れられるまで、その妖精とやらが手を出ししてきたら妨害するんだ」
「できるのか?」
「やってみなきゃわからない。そうだろ?」
そうは言っても、と千影はシリルのステッキに目をやる。
足の悪い彼は、もしメアリーの身の上に何かあっても、すぐに駆けつけられない。
だが、本人はやる気満々のようで、千影の気遣いなどどこ吹く風である。彼への気遣いは、どうやら今は無用の長物のようだ。
「メアリーの様子は俺も気にかけておくよ。夜の見回りは今日も続けてみる。でも、シリルはあまり無茶するなよ」
千影が暗に伝えたいことは、さすがに理解できたらしい。
夜中にシリルが部屋の外を彷徨いていたと聞いたら、叱られるのはメアリーのような使用人や、彼の従者でもある千影の方なのだ。自分に背負わされた責任がわからないほど、シリルも向こう見ずではない。
「わかったよ。でも、何かあったらベルを鳴らせよ。耳を澄ましておくから」
「はいはい、仰せのままに。でも……いいのか?」
きょとんとしている友人に、千影は慎重に切り出す。
「妖精にもし会うことになったとしても、シリルは構わないのか?」
妖精という単語に顔色を変えた彼は、お伽話の住人である彼女に会いたくないのでは、と千影は予想していた。
そして、その予想はあながち外れでもなかったらしい。シリルは、苦い薬を飲み干したように一瞬眉を顰めていた。
しかし、何かを振り切るように息を吐き出してから、
「いつかは、きちんと向き合わないといけないと思っていたんだ。だから……もしそいつが出てきたのなら、引き留めておいてほしい」
「…わかった。メアリーのこともあるし、ちゃんと彼女に事情を話して、説得してみるよ」
それが、今の千影にできる精一杯の返答だった。
***
このまま、自分は未来へと進み続けていいのだろうか。
主人からもらったリボンを無くしたときから、心のどこかにあったモヤのようなものが、自分の身体中に広がっているような感覚があった。
主人であるシリルが、ハウスメイドに過ぎない自分のためにリボンを用意していたことを、メアリーは察していた。
サムシングフォーのおまじないは花嫁の間では定番だったし、シリルが仕立て屋から青のリボンを購入したこともスポット夫人経由で耳にしていた。
だから、彼からそれを受け取った時、嬉しかったと同時に、ついその時が来たのだと宣告されたようにも思えたのだ。
花嫁を祝う品が揃ったということは、いよいよその瞬間が訪れるのだということ。
自分はお仕着せを脱いで、農場で働く青年の妻になる準備ができたと、世界中のすべてが宣告しているように思えたのだ。
けれども、それは、これまで当たり前のように続けていたハウスメイドとしての日々に別れを告げることでもある。
もっとも、使用人としての日々は、決して楽しいことばかりではなかった。
現に、一度目の仕事場は疲れ果てて眠る日が圧倒的に多かったにもかかわらず、給金は慎ましいものだった。
それくらいなら、農場の若奥様の方がずっといい。もしかしたら、今度は使用人を雇う側になるかもしれない。
そこにあるのは、きっと、平凡な農村で生まれた子供の自分にとって、身の丈に合った心地よい幸せのはずだ。
(……でも、私は彼との日々を楽しんでいた)
二度目の仕事場にて、雇い主である貴族の館には、自分より年下の少年が暮らしていた。
元気な盛りの少年は、小姓の少年と一緒になってメアリーにいたずらをすることもあれば、用もないのに話しかけてきて仕事の邪魔をすることもあった。
だけど、そんな彼のことを、メアリーは故郷で共に過ごした悪戯小僧たちを見守る気持ちで見つめていた。どこか、懐かしさすら覚えたものだ。
彼が足を悪くして、長らく体調も崩していた上に、リハビリを重ねても治らない足の様子には、我が事のように胸が痛んだ。
家族でもなく、貴族の一員でもない自分は、彼のそばで励ましの言葉を送ることもできない。
両親や親族から距離を置かれて、どんどん頑なになる彼の心に近づくことも許されない。
だから、この少年の療養生活の中で、共に過ごす使用人を探していると聞いて、すぐさま立候補した。
彼のそばにいたいと思う感情は、ただの使用人とその雇い主以外のものーー恐れ多いとわかっていても、家族に感じるそれに近くなっていた。
周りに大人の目がなくなり、メアリーは以前よりも彼と話ができる機会を得られた。
気さくに話しかけてくれる彼は、以前の悪戯小僧のように元気溌剌とはいかなかったものの、親切で親しみやすい存在になっていった。まるで、自分の弟が少しずつ元気になっていくのを見守っている気分だった。
新しい友人ができて、ますます明るい顔を見せる彼をずっと見守っていくのも、悪くないと思っていた。
だから、休暇で実家に戻った時、婚約の話が登場して、一瞬迷ってしまった。
(いつかは、来るとわかっていたのに)
それが、自分にとって歩むべき当たり前の日々だと知っていたのに。
ハウスメイドとして、時々彼と言葉を交わしながら日々を過ごす自分。それが、いつしか永遠に続いてもいいと思っていたことを、メアリーは職を辞したいとスポット夫人に口にした瞬間気がついたのだ。
ーーお前にとって、それは確かに幸せな瞬間だったのではないか。
自問の声だろうか。その問いに自分は頷く。
ーーならば、続く明日にも同じ想いを抱かないのか?
その声にはーーまだ頷けなかった。
不安がないとは言えない。
子供の頃は優しかったアランが、未来の夫となる彼が、この先続く何十年も、変わらずに優しい保証はない。巷では、結婚後に夫の欠点に気づき、家庭が冷え切った例などいくつもあると聞く。
「……おかしな話よね。子供の頃は、私は世界の誰よりも幸せだって、すぐに頷けたのに」
まだ、走り回る足取りすら覚束なかった頃、大人たちの目を盗んで、目の前を広がる草原をどこまでも走って行ったことがある。
その途中で、自分は花畑へと辿り着いた。真っ青の花が幾重にも揺れていて、その中を兎にでもなったように駆け続けた。
走り続けて、少し疲れた頃にーーその時に彼女に出会ったのだ。
そこで問われた。
『可愛らしい子だな。こんなところまで来るなんて』
表情に変化はなかったものの、その人の声はとても愛おしげだった。
『今、お前は幸せか?』
たいそう綺麗な人だった。母親の寝物語の中で聞いた、美しい妖精の女王とはこんな人のことを言うのだろう。
ぽーっとしながら見つめていたら、彼女にもう一度問われていた。
『お前は今、幸せだと感じているか。もし幸せではないと言うのなら、私はお前を私の元に連れて行きたいのだが』
ひどく優しい声ではあったが、どこか寂しそうでもあった。
だけど、その時の自分は幼くて、真っ青の花は美しくて、家に帰ったら優しい両親が待っていて、近所の友達と遊ぶのが楽しくて。
だから、笑顔で言ったのだ。
「うん、幸せだよ。お姉さんのところも気になるけど、ママがね、お日様が山の向こうに行く前に帰ってきなさいって言ってるの」
返答には、何も迷わなかった。だって、自分は世界で一番幸せだと信じられたから。
ならばーー今はどうだろうか。
『お前は今、幸せに向かって進んでいると言えるか』
問いに、言葉が詰まる。進み続けていた足が止まる。
唇が震え、言葉に詰まる。
あと数日もすれば、自分は幸せな花嫁として見送られるはずなのに。
「私は……怖い」
子供の頃は朝日を迎える日々があんなにも楽しかったのに。
いつからだろう。続く明日が曖昧なものになってしまったのは。
『ならば、もう朝など迎えずともよい』
彼女が、手を差し伸べている。あの日と同じように。
『私はずっと待っていた。お前が幸せではないと思う瞬間があるのなら、その時は、もう迷わないと』
恐る恐る、手を伸ばす。
そうすれば、今まで考えなければならなかった、ありとあらゆる出来事から逃げられるように思えたから。
だからーー。
「メアリーさん、行っちゃだめです!」
耳に響く声に、はっと息を呑む。同時に、自分の呼吸の音がしっかりと耳に届いた。
遅れて、目にした光景に唖然とする。自分は夢を見ているのではないかと、何度も瞬きを繰り返す。
「ここは……どこ?」
そこに広がるのは無数の青。目の覚めるような青の花畑が、どこまでも、どこまでも続いている。
ちょうど、子供の頃に迷い込んだあの場所と、ここはよく似ている。
「あなたは、この屋敷を出るのでしょう。あんなにも、嬉しそうに語っていたじゃないですかっ。それが、あなたの望んだ未来じゃないんですか! それが、シリルに仕えたあなたが、次に進むために選んだ道じゃないんですか!」
青の花を押し除けるようにして駆け寄ってきたのは、一つの人影数ヶ月前に屋敷にきた、シリルの友人となってくれた少年だ。
最初は言葉すらぎこちなかったのに、いつの間にか暮らしに馴染み、メアリーにも親切に接してくれた彼に、メアリーは「どうして」と思わず目を見開く。
『お前には関係ないと、言ったはずだ』
傍の少年に向けて、ひやりと冷たい声が向けられる。そちらに視線をやり、今初めてはっきりと、メアリーは彼女を視界に捉えた。
「……会いにきてくれたの?」
そこにいるのは、幼い頃からメアリーの記憶に焼きついていた、ブロンドの彼女に間違いなかった。
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.