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2026-04-20 03:46:06
904文字
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ルゾロ
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対象の永続性
学パロ。ちびルゾロ。luzo、루조로、路索
ルフィはゾロの手を引き、反対の手でいい感じの棒を振る。
歩くたび開けっぱなしの留め具がぶつかり音が鳴った。
「ゾローお前、ナミの話聞いてたかー?」
「ん」
「またおれのこと見て、話聞いてなかっただろー」
ルフィに手を引かれながら、なんでバレたんだ?とゾロは首をかしげた。
「さっきお前、当てられてたんだぞー」
「お前が前の席にいるのが悪い。」
目に入る中にいると、ゾロはずっとルフィを見てしまうのだ。
ノートは真っ白で、教科書は一度も開かれない。いつのまにか授業が終わっている。
「ゾロはおれの方見ちゃうから席変えろ、って言ったのになー」
ムムムムム、とルフィは唇を尖らせる。
一緒にピカピカのランドセルを背負い、同じクラスになった日から、何回怒られても直らなかった。ルフィに目が吸い寄せられてしまうのだ。
放課後、担任のナミが保健室を訪れていた。
「ゾロ、ずーっとルフィのこと見てるの。」
チョッパーはよく、迷子になったゾロを教室へ連れて行く。彼らをよく知っていた。
「うーん。もしかしたらゾロは、目を離したら、ルフイがいなくなるって思ってるのかもしれないぞ」
「どういうこと?」
「いないいないばあで、赤ちゃんって笑うだろ?」
「顔を隠していなくなったのに、また出てきたからびっくりして、笑うのよね。」
「それと似てるかもな、ゾロってすぐ迷子になるだろ?迷子になった時、ゾロには、ルフィが急にいなくなったように見えるのかもな」
「そういえば、ゾロっていつもルフィにどっか行くなって言うのよね
…
」
「体育館がどっか行った、とかもよく言ってるぞ」
「そうね
…
ありがとう。チョッパー」
数年後
「なんてこともあったわよね」
「覚えてねェな」
喧騒の中、ナミとゾロは、離れた場所で騒ぐルフィたちを眺めていた。
涙が止まらないバルトロメオ先輩に、皆が呆れている。
「今はもう、ルフィを見ながら、あたしの話を聞けるみたいだけど」
「あいつの匂いも気配も覚えたからな」
「はいはい。ほんとにルフィが大好きなんだから、あんたは」
「まぁな」
自慢げに笑うゾロへ向かう視線に、まだナミしか気づいていない。
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