mochimochizucchini
2026-04-19 09:34:34
1334文字
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【丑蜜時】あとがき


最後までこのお話を読んでいただきありがとうございました。

表現や描写の仕方でまだまだ未熟な点があったかもしれませんが、少しでも楽しんでいただけていたら幸いです。


↓↓以下はこのお話を書く際に考えていたことやら余談やらになります↓↓
(※かなり長めですので、読み飛ばしていただいても全然大丈夫です笑)



<タイトルについて>

文字通り「丑三つ時」と「蜜」の二つの言葉を掛けています。
丑三つ時とは、「草木も眠る~」の枕詞がつく通り「すべて」が眠りにつき、静まり返る時間です。
灰が好きそうな時間帯ですね。

かつて、丑三つ時は幽霊や妖怪が現れる不吉な時間とも考えられていたらしく、「魔の刻」という別名もあるらしいです。

そんな、ダークで不気味な雰囲気たっぷりの「丑三つ時」と、それとは正反対の色のイメージ・雰囲気をもつ「蜜」を併せた、まさに「表裏一体」の灰レムレムらしいタイトルにできたかな、と思っています。それから、レムレスが甘いもの大好きなので、その辺りでもピッタリなネーミングにできたかな、と思っています。



<話の元ネタについて>

このお話は塊魂の「丑三つふたり」という楽曲をモチーフにしています。(とても素敵な曲なのでぜひ聴いてみてね
話全体の流れや雰囲気もそうですが、文中に実際の歌詞を散りばめたりしているので、気が向いたらぜひ探してあげてみてください。



<『魂を飛ばす魔導』について>

かつて日本では、「昼は陽、夜は陰の気が巡って来て、特に真夜中(=丑三つ時)には陰の妖気がもっとも強くなる」と考えられていたらしいです。
そこで、そこから発展させていって、
「陰(≒闇/裏)の気が最も強まる丑三つ時であれば、安定して高度な闇系の術である『魂を飛ばす魔導』を発動することができ、かつ、この世界の『裏側』である異邦の世界にも比較的容易にアクセスすることが可能になる」という脳内設定があったりします。
あまりに説明が多すぎると雰囲気が台無しになるので本編には書きませんでした……



<レムレスについて>
本作に出てきたレムレスは「きらぼし」になります。
「この魔法はあま~くて、ちょっとだけビターな味つけなんだ」のセリフがあることから、自分の中でこのレは「家系の事や自分の中の闇ときちんと向き合い、忌避感を克服した、もしくは闇をも自分の一部であると認められるようになった」レムレスなのかな〜と解釈しています。
だからこそ魔導服の配色も、完全な白(=100%「光」)ではなく、「夜闇の中に彗星が輝いている」様子を表したような、暗めの色と明るめの色が混在したものになっているのかな~と思ってます。
ちなみに、灰の存在によってレが自分の中の闇と向き合うきっかけとなったお話をちょうど今作っている最中なのですが、それはいつか、皆さんご自身の目で実際に読んでいただきたく思います。



ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
長々と失礼しました🙇‍♀️
最後になりますが、私が綴ったものから生まれた「なにか」があなたの心に残ってくれたら嬉しいです。
また別の作品でお会いしましょう!
それでは、また!