ぴかぶ
2026-04-18 19:23:12
11258文字
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第6回プロット交換会(昼の部)感想

ネタバレ、書き手バレ含む。昼の部の感想です!

※問題がありましたら取り下げます。その際はお手数ですが、ご一報ください。

①『エンゲージ、満ちてマリッジ』
バソがかわいくてパさんもおおらかで、自由度の高い素敵なプロットをいただきました!
プロットのエモ~~!な流れは壊したくなくて、そのシーンはほぼそのまま使わせていただいております。
親切に余地を残してくださっているゲージや特異点の主の設定を勝手に広げて好き放題してしまい、そこがお気に召すだろうかと、とてもひやひやしております。新婚なのに全年齢レーティング、既に付き合ってたら夜にいずれかの理性がもたないんじゃ?と未成立に。特異点の主はそもそもどうして新婚に憧れがあるんだろう、とニャゴニャゴ唸ってアルバートに。猫ならば、観察力のあるバソに正体を気づかれず、メカクレセンサーもかいくぐれるのではないかと思い。一目みたとき、ブワっとバソの本心があふれるシーンがとてもすてきだなと思いました。後半の感情の流れが特に好きだと感じたプロットです。そのシーンを魅せたくてもりもりに盛ってしまった設定が、少しでもプロット主さまのお気に召すことを願うばかりです。

②『女神が憂う其の先は』
●「それだけ――で、じゅうぶんなのよ」
●「だって……せっかくまた結ばれた縁なのだもの……そのまま立ち消えてしまったりしたら、寂しいじゃない……
こちらのバソ、きちんと取り決めをしてから同室で共同生活をはじめる様子に、厳格な海賊時代の面影を感じてニコニコしちゃいました。根がまじめで慎み深い二人、周囲同様、関係の進展を応援したい気持ちがたかぶる~~!12ページの「準備をしておくよ」からの二人の空気がたまらなく好きで、ニコニコ、いやニタニタしてしまい。ガウェさんやカルナ、マスターのやりとりがほほえましい。なかでも冥界の女神がとっても魅力的!やきもきして気に掛ける様子がかわいいのです。彼女が言うからこそ、ひとつひとつの言葉に重みが感じられます。胸が熱い……!みんなの前でバソを抱きしめるパさんや、パさんという宝を愛でるバソのシーン、互いへの好きがにじみ出ててとっても良かった!作品全体にやさしさや気遣いが満ちていて、とても好きなお話でした!

③『ゆめゆめわすれることなかれ』
●花は枯れてなどおりません
●しばしをお待ちを。朗報を持ち帰ります。
●愛をこめて。すべての傍観者たちに、幸多からんことを。
まず書き手さんの卓越した技術におののきましたよね。一気にひき込む力、魅せる力、波に乗った文章。備忘録というかたちで進むミステリアスな物語に一気に引き込まれていきます。話のつくり、とても好き!ころころと第三者の視点で語られるパーバソの様子、どれも語りが生き生きとしていて、エミュも表現もすばらしくて感動しちゃった。笑いのツボも、ぎゅっと切なくなるポイントも押さえられている。黒髭のくだり、大好き。E.Tとか!円卓のそれぞれも、名前が出ずとも声が聞こえる、目に浮かぶ。モーさんがすがすがしくて大好きです!司書さんの語り、とても美しくて、ひたすら見とれました。最後はいい夫婦の日で終わってました……。ちりばめられた言葉がすべて心地よかった。いろんな人々に祝福されて、幸せになってほしいです。

④『何処不可憐』
●「なんというか、いつだって私は私でありたいのです」
●「あれは、いや、……あれも、全て私のものだよ」
●「……勝手にやってろ」
燕青から見たパーバソ!斬新で、意外なとりあわせがとっても素敵!タイトルや文字と背景の組み合わせも。
第三者から見たパーバソが丁寧に描かれていて、夢中で読み進めました。筆致がまた素晴らしくて。かっこいい、書けない、憧れる。
好青年パートと戦闘シーンのギャップに焼かれますね、これ。するすると心に落ちていく文章で、パさんの魅力がたっぷり伝わってきました。社交辞令にしては屈託のない誘い~のシーンのが、とても好み!戦闘シーンの容赦のない感じ、冷たさ、細やかさ。書き手さんの表現が的確で、本当にうんうん頷きながら読みました。からの、バソに相対したときに変化。解釈違いだ、とひともんちゃくあったときのバソの心の動きもすごく腑に落ちるし、終始心地よくリードされる感じ。知的で冷静でかっこいい。二人の距離感、バソの確信犯なとこ~!自然なキャラの掘り下げが素晴らしく、燕青のこともすごく好きになった作品でした!

⑤『お茶会にて』
●「貴方と一緒にいたいですって」
●「手渡される装飾には貴方の熱い想いがのっている。そう考えるとたまらなく愛しくなるんだ」
小さな椅子にみちっと収まる騎士が愛しい。アビーちゃんとのお茶会、楽しそうなおしゃべりの様子。パさんの表情、目がすごく好きです!凛々しくて、優雅で、長いまつげだわからのブフォ!集中線?というんでしょうか、コマの勢いに爆笑してしまいました。ポタポタ。緩急すばらし。
夜のお誘いのバソの色気!そして目!やっぱり好きです、ヘボマさんの瞳!色気ただよう瞳!!
アビーちゃんの屈託のない笑顔も、とっても素敵だな。夜のお誘いのやりとりをみられていた二人。最後のページの、バソをみるパさんのお顔がとってもとっても好きです。無垢と大人っぽさとの間に愛がたっぷりつまっていて、幸せな気持ちになりました。素敵なお話を見せてくださりありがとうございます!!

⑥『うわさの魔法』
――だって、私がパーシヴァルに想いを寄せているのは事実なのだから!
●二人、指を絡めあい、距離を零へと近づけた。
かわいいぞ。バソがかわいい。心臓バクバクして赤面してる。いっそ付き合っているふりをしようとしつつメカクレの良さを再認しているところ、すごくバソ。バソ、パさんの顔みて?見て?!とつい前のめりになっちゃた。このバソはとっても応援したくなりますね。破局フェーズに入ろうとしてパさんのかじ取りができなくなり、困惑するバソのところがすごく好きです!心の声がたえず余裕なくて頭の中でぐるぐる考えている感じ~~。対して、パさんの自分の意志は曲げなそうなところも好き。もうね、くっつくのは運命だから受け入れてほしいですね。うわさの魔法、というタイトルも後から読むとはっとなります。かわいいお話をありがとうございました!!

⑦『あなたのための『物語』』
●「縛りたくないんだ……わかってくれよ……
●ホワンホワンパバパバ~(回想の音)
軽妙で大好き!書き手さんはすっごいテクニシャンさんです!おとぎ話のように始まって、マーリンとのやりとりは辛辣で楽しくて、ホワンホワンパバパバ~や礼装の使いどころ、ルビの振り方、新聞のイセエビネタなど盛り込んで、終始、期待値をやすやすと超えてくる。縛りたくないんだ……の独白のところ、ぎゅっとなってすごく表情が目に浮かんで大好きですよ。円卓猥談、ほんまにこういう会話してそう~~!表情がマーリンの軽快なトーク、笑いのツボも本筋もしっかりおさえてサラサラすすむのが心地よくて。前のめりで続きを読んでしまいました。好きなセリフが多すぎて抜粋あきらめてしまった。ずっと好きなシーンだったから。隙がなくサービス満点だな!
最後の終わり方も、はーーー!好き!と息をのみました。すがすがしい余韻!

⑧『やむなし(?)仮面恋人大作戦』
「どれだけ欲しても、掴もうとすれば溺れるだけ。けっして得られはしないものだ」
「今この瞬間は、例えフリでも恋人なんだ。私は……貴方を大事にしたい」
このお話、文章、好きだな~。物語の進め方も丁寧で、心地よく読み進められて。
周囲が二人を恋人であると認めるまで、そのふりをしろ。おそらくプロット由来のうま味を、丁寧に下ごしらえして調理しておられる。バソが深みにはまらないよう突き放すところ、呼び方をパーシヴァル卿に変えるところ。そして月の表現のところ、船の重荷になるなら捨ててしまえる~の表現、言いえて妙すぎて。海賊バソの価値観、生き様が垣間見えてすごく好きです。
ずっと二人の感情のうごきや、霊基異常→解消されてから想いが通じ合う様子の書かれ方が見事で読後感の心地よさったらなかったです!

⑨『レンズ越しの告白』
●「盗撮ダメ絶対」
●騎士でも英雄でもないただ一人の男の笑顔
●「だって恋っていうのは、乱されて、狂わされて、惑って、もっと転がって、どうしようもなくなるものでしょう?」
しょっぱなのバソの語りに圧倒された!すごい、これだけ書けるのすごいです、バソの声で再生されましたよ!ここに割かれるぱぅわ~に書き手さんのたしかな手腕、感じ取りました!!しかも、十文字でまとめろと言われてちゃんとまとめてる。ここのメイヴ、マスター、バソのやりとりで彼らの距離感がしっかり伝わってきて、それもすごいなって思いました。メイヴちゃんはプロット指定ではなさそうだけど、意外かとおもいきやすごくしっくりきて、彼女の目を通したアドヴァイスや気にかけ方がとても、彼女らしいと感じました。かさばる男ども(笑)。
このお話に漂う温度感、好きだな~。私、写真が物語ってる、レンズに向けられた表情、そういうのとっても好きなんです!バソのフォルダに残っていたパの写真の描写に胸がぐっときてしまいました。書き手さんは素敵なプロットを丁寧に描き切られたのだろうなと推察します。みんなの会話が、声が聞こえるくらいとってもらしくって。最後、付き合うことになりました、と律儀に報告に来る二人もよかったですね~。とっても素敵なお話でした!

⑩『秩序善は遠くにありて思うもの?』
●「気を付けて 愛しいひと」
●「もう離してあげられない」
●あの重さはクセになる
新生アルゴノーツのメンバーとのやりとり、うれしい!バソが彼らと仲良くしてるんだと思うとそれだけでムネアツです!コルデーかわいい~!しっかりメカクレに反応してるところもこまやか~。罰ゲームなのに、即時恋人成立→同棲にもってくパさん、好きだよ。あれよあれよという間にのなかに初夜まで含まれててびっくらたまげました!パさんのさりげなくここまで持ってくる力、すごすぎませんか?!好きです!行ってらっしゃいの気を付けてのキスのパさんの手も好きだな。
あとあと、髭!髭かっこよくて~~!出てきた瞬間、すっごくテンションあがりました!あ?お?のとこ。いい~~!わちゃわちゃ酒宴メンバーのシーン、キラキラしてる同姓シーン、解釈違いで同居を解消しようとするところのシリアスなピリっとしたシーン。緩急に息をのみます。最後のイアソンとオリオンの説得力あるセリフもよき。餅つきさんの絵柄でいろんなパーばその表情やメンバーが見られてうれしかったな!素敵なお話をありがとうございました。

⑪『ニュー女神同盟プラスα』
●「それはい、良いに決まっているのだわ! だって、だって
●「バーソロミュー、私とデートしてください」
メンバーの取り合わせが未知な感じで、読み始めからすごくワクワク!
のらりくらりな太公望、スカ姐さんの悠然としてるのに案がない、というかわいいところも、個性がでていてとっても素敵でした。エルキドゥいい味でてる~!奮闘するエレちゃんがすごくかわいかった!占いや、危地に二人を置いたりとか、あの手この手でくっつけようとするところ、好きだ。男の友情芽生えて、ソウジャナイなところも、人選は、書き手さん由来なんでしょうか。絶妙!話運びがお上手だなあと、ただただ感動。ありそうでない組み合わせがいい感じに機能していて、いきいきとしたメンバーのやりとりにとても楽しませてもらいました!ネモフィラを~のくだりもロマンチックで大好き。みんなの奮闘をよそに、ちゃっかりしっかりくっついてるパーバソにニコニコ。みんなに応援されてるの、いいな。幸あれ~~!

⑫『犬山鳴動、犬すら食わぬ』
●「……はいらないって言ったのに」
●「そういう貴方は、私以外で満足できるのですか?」
セタンタ、お栄、お路っちゃん、ワンコワンコ!めるとりりす、大歳星君、登場鯖が意外性があって、楽しい~。
パーバソの、意味深な会話にすっごくドキドキしちゃう!え、はいらない?っていうのは、「入らない?」それとも「〇〇は、いらない」?え、ちょっとなんな話を?!しかも不穏だし。
と興味をぐいぐいとひっぱって物語に引き込んでくれて、誤解だ~からの種明かしは、なるほどね!と鮮やかで。ぱーしヴぁるのぱーしヴぁるに反応びくびくしちゃった私
ていうかファッションショーしてる二人、かわいすぎませんか。ヴェールのとこ、愛があふれてる。こえんしゃくもタジタジの褒め。褒め褒めしちゃうパの気持ちもわかるなあ。でも、褒め殺しにあってフンってなるバソの気持ちもよくわかる。なんだ、とってもお似合いの二人じゃないですか!ファッションショーの二人のやりとりがほほえましく大好きです!とても楽しいお話でした!

⑬『メーターぶっちぎり! ラブラブ特異点修復記録♡』
●「……きみ、わたしのこと、すき、なの?」
●「「いや、あれで付き合ってなかったんかい!!」
わぉ!トンチキ特異点!しかも原因は姫のおしかぷすごろくに端を発している!成り立ちがまず面白くて。
巻き込まれたのがカップルのパーバソでよかったね、と思いきや誤認のやつ~~!うまみ~~!
ソツなく恋人ごっこができちゃう二人、その適応力の高さよ。すでに阿吽じゃないですか。あまあま~~。
そんな二人の甘々なやりとりを、マシュたちが冷静に見守ってるのがシュールですね。
バソが耐えられない、となるところは、急転直下な感じで先が気になって早く早くと続きを読みました。
え、付き合ってないだと?全員の突っ込みがすごくきれいに響いて、思わず笑ってしまった。
お互いの思いが通じ合って感極まってるところ、かわいすぎるんですけども!すき、あいしてる、がひらがなになってるのかわいい。
なんか、本当に大好きな人と両想いになったんだ!って大喜びしてる等身大な二人ってかんじで。
さっきまであんなに演技でイチャしてたのに、そのウブさとのギャップが刺さりまくってしまいました。私も立夏ちゃんと同じ意見です、幸せならオッケー!
おまけもあってもりだくさん。キュンがたくさんつまってました!そら数値も爆上がるわよ

⑭『繋いで結んで』
●「んお、はようパーシ、ヴァル」
――嗚呼。もっと、こうして一緒に……
左手同士。なるほど、どら〇もん。斬新だ!
ピオ先生の興味が薄れていくところ、先生には申し訳ないけどクスッと笑っちゃった。好きだ。
お話は、常にニコイチで生活する二人の様子が見せてもらえてずっとニコニコ。
苦労するポイント、立ち位置など細かく描写してくださってるので、彼らのリアルな生活が感じられてひきこまれます。
バソの寝起きのところがとってもかわいいな~と。食事の時の、いかにもパさんらしい言動も。たべなくても、減らないよ。
共同生活が進んで、ロープの形状が変化したり、次の日はどうなるんだろうと興味津々。至近距離で日々を見られるのぜいたくだ~!
二人が共同で部屋の使用継続許可をとりにいく、そしてリングを選ぼうという流れが鮮やかで、とっても素敵でした!
最後のページ。最後の言葉の余韻も素敵で、心地よい物語でした。


⑮『その瞳にうつるもの』
●「ようこそ、我がロイヤル・フォーチューンへ!~ひとときの航海ではあるが、私の船に乗るからには君もクルーの一員だからね」
●「パーシヴァル……君に、会いたい」
……このお話、大好きだな。特に文章が大好き。心地よいリズム、ゆたかで心に刺さる的確な言葉えらびと表現。安心して身をゆだねられる音楽のような
物語もとっても気になる!わかりやすく、情感たっぷりに進んでいくので一気に読んでしまいました。きっとプロットを丁寧に調理されているんだろうな。
鳥になったパさんの愛らしさと彼らしさ。スコーンを分け合うところ、足りない足りない、がすごくパさんでかわいかった。びっくりしたとき、「ぴっ」て鳴くとこも。
そして鳥目線で見るバソの様子がとても、視野が広くて頼れる、面倒見の良いバソってかんじでかっこいいのです!ロイフォ乗船のシーン大好きだ
鳥パさんへの言葉かけが、とてもやさしい。余すことなくバソの良さが表現されている。バソのこと大好きになっちゃう。
バソの「私のせいなんだ」の独白もしみる。だからこそ、鳥のパさんとともに正体を明かせぬもどかしさ感じでくぅう~っとなっちゃう。ぱさんの呪いが解ける条件が、なんだろうって思ってたのですが、心通わせることだったのですね。その後のドタバタもカルデアらしくて和む。最初から最後まで全部のシーンが見どころ。好き!素敵なお話をありがとうございました!

⑯『二度目のdbiで付き合うに至らなかったパーバソもやっぱりどこかでお付き合いするのではないでしょうか』
●「キスしてもいいですか?」
●「恋人でもないのに?」
あの、同じ部屋!?!?隣の部屋の声聞こえてるんかと思ったら、パーバソとンテ君が思いのほか至近距離だったもので、読み進めてウヒャッヒョと変な声が出ましたよ!とりからさんの新所長、えれちゃん、マスちゃん、だびんちちゃん、そしてンテくん。たくさん見られて眼福です!
とりからさんのンテ君、すごくかわいいです。これはとりからさんに当たって大正解のプロットだったのではないでしょうか~~!誰も知らない?→ダンテ殿!のところすごく好き!ンテ君のお顔。そして寝たふりのプロさ!が、かわいい~。最後の布団がばってかぶるところも。ンテ君のかわいさがカンストしていて、パバソはもちろんですが、そちらにも夢中になりました。てか、ぱばそ、ンテ君起きてるのわかっててキッスしてた!確信犯じゃないですか~~。部屋を分けるべきですよ、いや、でも分けていたら証人、目撃者がいないから、バソがなかったことにしちゃうのか。なら、二人が付き合えたのはダンテ君のおかげ!感謝しまくりましょう~。とりからさんの描かれるみんなの表情が、とてもやさしくてかわいくて、切ないところはぎゅっと切なくて、二人の恋の行方にドキドキして、素敵なお話でした!

⑰『みちびきの星』
●「君は私の星だって、そういうことさ!」
●「ぼくはね、ほしをみつけるのも、ほしをめざすのもとくいなんだ」
二人をくっつけようとしてくれるボイジャー君がとてもかわいい。言葉選びがひとつひとつ素敵で、歌にでも聞きほれるようにして文章を読み進めました。周囲の面々のわちゃっとした会話含め、お話全体に漂う空気感がすき。ボイジャーくんはプロット由来なのでしょうか、書き手さんのセレクト?とてもしっくりかつぴったりで、すごいな~っと感心しきりでした。ふわふわと、でも確信をついた言葉たち。悪意のない、ぼいじゃーくんが二人を導いてくっつけてくれるの、とっても良くて!タイトルも、すごくしっくり。ガウェとパさんに尋ねるところ、ガウェさんが察して送り出してくれるところ、もどかしい二人の手を重ねるシーンがお気に入りです!

⑱『寂しがり屋とご飯を』
●「空腹はいけません」「よし、じゃあキッチンに行こう!」「行きましょう!」
●なお、パンケーキはタワーになったことを追記しておく。
なんて美味しそうなんでしょうか!タイトルからして大好きな予感がして読み進めてみたら、案の定、大大大好きなお話しでした……!拙者、料理をしてる二人が大好き侍と申す者~~!この設定もひねりがあってすごいですよね!自分たちは見えないけど、周りからは見えている。魔術の影響を受けて少し不安定なパさんがかわいい。そんな彼に対し、バソがルーティンを設けたり、料理して三食食べることを提案したりするの、とてもよい。八時就寝してるのも。怖いのは仲間割れだよ、など。規律を大切にして共同生活をうまく回していた海賊の感じがよくでていて閉鎖空間に強い船乗りのバソ好きです。ごはんを提案したら、パさんが調子を取り戻すところも。イタダキマスを唱えてたり、味見してたり、サービス満点。どのシーンを見てもにこにこしてしまう。プロットが秀逸で、書き手さんのお料理の描写もすばらしくて。はわ~、いい匂いがずっと漂ってました!アヒージョ、かごのバゲット、カウル、サングリア、パンケーキ、ウェルシュケーキ、シチュー。う~~ん、どれも大好物です!キッチン組やいろんなメンバーの所感も、ほほえましい。タイミングがいいんだかわるいんだかな告白中のトラブル解消もカルデアらしく、とっても素敵な作品でした!!!


⑲『春なんて』
●「まあ、本当に仲の良いご夫婦ですね」
●「外でイチャイチャしてた?」「してました」「それだよ」
来れる人はみんなきてね、な懐の広い特異点。季節的に、没入感があってとてもよかったな~!
二人の夫婦生活がみられて幸せ。それも、なんだか熟年感があって、パさんがけっこう行動派なのが新鮮でした!腰に自然に手をまわしてる私この特異点で二人を眺める住民させてください。本筋ではないけれど、普通に読んでたはずなのに「鶏肉」「奇跡のような特売」の字面に視線が吸い寄せられた!お、おいくら?今夜は唐揚げナイトかな??特異点で、夫婦として暮らしを営んでるかんじが伝わってきて、なんだかニコニコしちゃいました。二週間、がまんできてるのすごいな。いや、声が聞こえてもいいと思いますよ私は。あ、でも、昼の部だった!!ベッドを移動させる提案をするパがすごく好きです!この話のパさんの絶妙加減、くせになる。それでいて、みんながくるとおのずと自分たちのコミュニティーに行くのも、彼らっぽいと納得。花見酒のシーンでも、攻め時を見誤らないこのパがやっぱり好きだな~っと思いました。春らしく、イチャイチャも多分に含んだ素敵なお話をありがとうございました!!

⑳『それは全部答え。』
●ぴと。
●「パーシヴァル、私の隣へ。教えるよ」
姫の「手伝って~~」がかわいい!デフォルメキャラのお顔も、美しいお顔もすごくかわいくて。二人の足元を見せてもらえて、ドキっとした!姫の厚底、バソのブーツ。うれしい。
そしてパさんと原稿部屋に来た時のパさんの笑顔がもうめちゃくちゃ大好きです!手も王子様だこれは~!原稿やってるシーンはすごくリアリティがあって、さすが、絵師様。パさんが不慣れながらしっかり手伝ってくれてるの、好感度爆上がりです。さりげないバソのフォローも。二人の仲の良さが伝わってくる~~!修羅場に召集されてる面子、パバソの距離感、ツッコミ、もう見どころだらけ。ぴと。のバソの顎がパの肩にのってるかんじがたまりません。にしてもバソもパさんも本当に見目麗しくて何をしていても絵になりますね!どこを見ても美男美女で眼福すぎた。素敵なお話をありがとうございました!!


㉑『始まりは立ち入り禁止』
●「その、最後は私に茶会を任せてほしい見よう見まねではあるれども」
●『騎士の城への招待か!小魚で鯨が釣れるとは!』
パさんが機会を逸してふいに始まったバソとのルームシェア。プロット由来なのでしょうか、この絶妙な時期の設定がとてもよい!斬新!わちゃわちゃとしたサバたちの所感からうかがえる、それぞれの温度感。円卓とか海賊がいっぱい喋ってくれてうれしい!バソとの出会いは換気口。謎丸のエピソードがすごく浮かんで、ふふっとなりました。このバソの語り口調、軽やかさがとても好きです。かと思えば、がらっと一転、お茶会のときは時間がすごくゆっくり流れて、緩急感じさせる。そしてほのかな切なさを漂わせたエンディング、余韻。アトラクションにのせてもらったみたいな盛沢山感と満足感。おみごとでした!!

㉒『昔昔のお話ではなく、今のお話です』
●「もっとこじれるかと思ったのに簡単にくっつきやがって」
●「まさか使おうとしていた相手に先に使われるとはね」
すごいな、キルケーのエミュ。内面をここまで的確に掘り下げて表現できるの、すごすぎる。人物へのリスペクトがしっかり感じられて、書き手さんとキルケーの好感度爆上がってしまいました。キルケーの過去の記憶と今が交差する、その行き来がすごく自然で。視界に入るパーバソ。そこでキルケーのトラウマが刺激されるのが、言葉でうまく的確に語られていて。ただただすごいなと。切なさ、おちゃめさ、キルケーとマスターのやりとりも、ぜんぶぜんぶ好きだ。物語全体に漂う大人でやるせない気持ちみたいなのが、パバソへのお節介にむくところ。匙加減、息をのみます。そして薬を二人とも持っていたんですね。薬を入れるか、のところドキドキした。両片思い。それから、ここのマスターがまた良くて。うまく言語化できないのがもどかしいのですが、好きだ~すごい~おじょうず~すてき~という気持ちです!豚になってもいい、きゅけおーん、食べます!!素敵なお話をありがとうございました。

㉓『幸せなりし茶番劇』
●「え、きみ、私のこと好きなの?」「はい」
●そういえばあの男は。元はしがない一等航海士だったか。
序盤のメアリとパっていうのがすごく新鮮で印象的でした。ほかにも、続々と登場する鯖たち。
バソの解像度が高くて、終始うんうんうなずきっぱなしでした。打算、合理的、自分を勘定に入れない、円滑にまわそうとするそういう海賊時代の性質にそって行動するバソ、すごく好きなんですよね。説得力ある。ヘクトール、徐福、入れ代わり立ち代わり登場する人物がどれも、その人らしく、軽やかな文章でなおかつ笑いのポイントも抑えられていて、何もかもお上手だ~!と憧れます。赤兎馬の金魚すくい、絵面すごすぎ。ますたーを巻き込んでのカンパによる豪華特異点にも笑いました。作家、マンボちゃん、なぎこさん。これだけのキャラを導入しても軽やかに書けるのすごいな?!読み進めるのも心地よくて、楽しくて!お互いが好きだって気づいても進展は遅めの二人がかわいい。食堂組の苦悩はつづく。素敵なお話でした!!

㉔『特イ点Xのある祠について』
●「んふふ……もう、キス。ばっかり」
●「ああ何故なんで忘れてたんだろう」
作品に参考資料までついてる、だと?!初めてのことに、びっくりしました。なんて行き届いたサービス!ホラーチックな導入、祠の破壊、ヘクおじの登場とメタ発言でフっと軽やかに。疑似家族としてのパバソとマスターの生活が、すごく地に足ついたかんじで、髪を乾かしたり、視線でその日の状況を報告しあったり、お風呂の順番が定まっていたり、とってもよかった。お風呂上がりのバソにドキドキしたり。りつかの子供らしいところもかわいくて。ご近所さんになじんで情報収集してるバソのシーン、ひょいとチラシが手渡されて、誰?という(BBちゃんですね!)ミステリアスなところも、よかったです。土灰!このマダムのなかに、私もまじりたいです~~!
そしてお祭りの幻想的な雰囲気!ドバイチョコ、異国の香り、ランプ、あの夏を感じさせる大人っぽい雰囲気に圧倒されました!全年齢にもかかわらずすごく色気があふれていてドキドキ。惹きこまれるストーリー展開、二人の心の動きや距離感も丁寧に描き出されていて、どうなるどうなると夢中で読み進めました。りつかがお守りまいてくれるところ好き!最後のBBちゃんの種明かしまでムネアツ!チラシを見てまたムネアツ!こんなに盛りだくさんなのにしっかり素敵にまとめられるの、書き手さんの手腕すごすぎます!魅力的なお話をありがとうございました!!