ふわりと風に揺られるカーテン、暖かな陽気に当てられ教師の声が子守唄のように聞こえてくる。周りが皆眠そうに授業を聞く中、一番後ろに座るカートだけは一人ソワソワとしていた。足先は忙しなく動き、シャーペンを握る手には少しだけ力が入る。チラリと時計を見ては、またソワソワと体を動かすばかり。数十分前の休憩時間、トイレに行く機会を逃しそのまま授業へ突入してしまったことが原因。そんなカートの様子を、隣の席に座っていたマックスが机に伏せながら見ていた。何かを紙の端に書いたあと、教師にバレないようカートの机に置く。
『どした?体調悪い?』
正直に言うか悩んだあと、背に腹はかえられずありのままを紙に書き出す。それを微かに震える手でマックスの机へ返し、反応を待つ。マックスは揶揄うでもなく、じっとカートを見たあとガタリと立ち上がる。それにびっくりしたカートはぎゅっと股間部分で手を握りしめながらマックスの方を見た。
「せんせー、カート体調悪いみたいなんで保健室連れてきますー」
その言葉に教師は「大丈夫か?」とカートを心配しながら、「連れてってやれ」と二人の退出を促す。マックスはカートの手を引き、教室を後にした。
他の教室も授業をしていて静かな廊下。二人分の上履きの音だけが響く。先に口を開いたのはカートの方。
「別に、一緒に来てくれなくても良かった」
トイレに行きたいだけだったので、付き添いが無くても良かった。それなのに付いてきたマックスに少しだけ不満を漏らす。
「いいじゃん。オレもサボりたかったしWinWinじゃん?」
と言いつつ、行先はカートと同じトイレ。サボり場所なら他にもいくらでもある。「ここまででいいから」そうカートが言ってもマックスはその場を動こうとしない。それどころか、ぐいっと狭い個室に引き込まれた。突然のことに驚くカートを後ろから抱きしめるようにして、マックスはカートのズボンのベルトを緩める。
「は?!ちょ、なにして…?!」
「ん?カートおしっこしたいんでしょ?」
「そ、…だけど…ッ!」
カチャカチャ、ジーッとチャックまで下ろされ、マックスの腕を押しながら抵抗するもビクともしない。それに、本気で押せば漏らしてしまいそうで力が入らなかった。そうしてる間にも下着まで下ろされ、やわやわと下半身を触られる。
「や…きたな……」
「カートに汚いとこなんてないよ。ほら早くしな?」
耳元で擽るように話すマックスにピクリと肩が震える。流石に人に介抱されてまでトイレはしたくない。カートにも羞恥心はあるのだ。ふるふると必死に我慢していると、マックスの片手がするりとカートの下腹部へ滑る。膀胱がある辺りを上から緩やかに押す。
「は、ぁ……やめ…!!」
「カートさ、気づいてないでしょ。」
「…っ?」
「我慢してる時、微かに声漏れてるんだよ。隣にいたヤツなんか、カートのことエロい目で見てた。」
「は、?そんなことな……っ!!」
「そんなことあるよ。」
やわやわと押していた指圧が深く、強くなり我慢の限界が近づく。
「まっ、くす…!ほんとに、だめ!!」
「オレちょっと怒ってんの。カートのえっちな声聞いていいのオレだけなのにって。だから、俺の前でおしっこしてくれたら許してあげる」
「いみ、わかんな…」
「ほら、早くしーしーってしよ?」
甘く、子どもに諭すような声でカートの耳に囁くマックス。指圧のせいもあり我慢できないのか、カートは「やだ」とか「ごめんなさい」と瞳に涙をいっぱい溜めながら、許しを乞うように懇願する。その瞬間、便器に向かってびちゃびちゃと水の落ちる音が響く。淡黄色が便器内に広がり、独特な匂いが二人の鼻腔まで届いた。ぐすぐすと泣くカートに、内心マックスは大興奮していた。
「マックス、ごめ…」
「なんで?じょーずに出来たじゃん。えらいえらい」
ちゅ、ちゅと首筋にキスを落としていき、なんとかカートを慰める。
「きたないのに…」
「オレがしたいからしたの。それに汚くないよ」
ボロボロと零れる涙をカートは必死に拭う。
『あー、この子はどこまで可愛いんだろ…襲ってもいいかな』
何度も何度もキスをしながら、ぐりっとカートの尻に緩く勃ち上がったモノを押し付けた。流石のカートも気づいたのか、涙の止まった目でマックスの方を見る。
「おま…、なんで…?」
「んー、カートが可愛いから?」
「…引くわ」
「オレの性癖歪めたのカートじゃん!!」
「知らんし…。なんでこんなんで興奮できんの?」
「オレもびっくりだよ。今までこんなこと無かったのに。責任とってくんない?」
もう一度ぐいっと腰を押し付ければ、マックスのお願いに弱いカートは黙るしかなくなる。
「……一回だけなら…」
『あー、チョロすぎて心配になる…』
許しを貰ったマックスはカートの口内を暴きながら、そんなことを考える。軟禁、監禁のなんとも物騒な文字が頭に過ぎりながら、チャイムが鳴るまで楽しんだのだった。
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