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漬けもの石orてん
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夢創作-庭球-
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トリップ夢小説 第4話 【異世界から来た少女】
・固定夢主
・名前変換あり
一之瀬
琴子
琴子
一之瀬
「
一之瀬
さん、だっけ?君に聞きたいことがあるんだけど、いいかな?」
幸村先輩の真剣な眼差しに思わず身構えてしまう。
「はい、なんですか」
「ここの部屋の鍵をフロントにきちんと預けたはずなのに、利用者でもない君がどうしてこの部屋にいたのか説明してくれるかい?」
「隣の部屋から侵入するという手段は建物の構造的にも無理だしね」
「それにここ8階やし、無理やろ」
ここ8階なんだ。ん?待って。先輩達の言い分だと私がこの部屋にいること自体がおかしい、変だと言いたいみたいだけど、もしかして
…
そこで私はあることに気付いた。お礼を言ったあとの「身に覚えがない」反応からして先輩達がここまで連れてきたわけじゃないということ、先輩達が嘘をついているまたは誘拐犯の可能性を考えたけど、この様子からしてその線は薄いという二点。
「じゃ、誘拐自体ないのかな」
「え?誘拐??」
何気なしに呟いた独り言が不二先輩に拾われてしまった。
「誘拐ってなんの話や」
「君がこの部屋にいたことと何か関係があるのかな?」
矢継ぎ早に質問されて焦る私。しまった、完全にやらかした。
「ただの独り言なのでまったく関係ないんですけど、この部屋に自分で入った覚えがまったくないんですよね」
「どういうことや」
「自室で寝ていて起きたらこの部屋にいたんです」
「
…………
え?」
一瞬の静寂。今なんて言った?と心の声が聞こえたような気がした。
「だからどうやってこの部屋に入ったのかわからないんです。それに
…
」
「それに?」
不二先輩が続きを促す。
「それに、四天宝寺という学校の制服を着ていますが、四天宝寺の生徒ではありません」
「え?!生徒やないんか?」
そう告げると先輩方、とくに白石先輩は一番驚いていた。
「はい。私は他校の、清艶中学校の生徒です。しかしなぜ四天宝寺の制服を着ていたのかもわからないんです」
「それもまさか
…
」
「寝て起きたらいつの間にか服が変わっていたと言うんだね?」
「白石先輩、不二先輩おっしゃる通りです」
「どうやってこの部屋に入ったのか、なぜ通ってもいない他校の制服を着ていたのかわからない、か」
状況確認をする幸村先輩。その表情はちょっと険しい。
「わからないことだらけだね」
不二先輩は困ったようななんとも言えない表情を浮かべていた。
「ごめんなさい」
できれば今すぐにでも本当はこうなんだよって言いたい。けど自分自身よくわかっていないからなんにも言えない。そんなもどかしさを感じた。悔しいな。
「
琴子
ちゃんが謝ることあらへんで。まあ正直信じられん話やけど、
琴子
ちゃんが嘘ついているようには見えへんしな」
「そうだね。僕も白石と同じく、正直信じがたい話だとは思ったよ。けど君の態度からして嘘とは感じなかったなあ」
そう言われて顔が熱くなった。信じられないと言われることは予想していても、嘘をついているようには見えないと言われることを予想していなかったからだ。
「幸村くんはどう思う?」
「俺は半信半疑かな。判断するにも情報が少なすぎるよ」
たしかに肝心なことがわからないもんね。
「というわけだ
一之瀬
さん。君について何かわかったら必ず俺らに伝えることを約束してくれるかい?」
「はい!約束します」
「じゃ、よろしくね」
幸村先輩はとても綺麗な笑みを浮かべていた。
ちょっとゾクリときたのは気のせいかな?
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