【能楽鑑賞】#258 第一回 初演の会

狂言「川上」「武悪」

野村万作主宰「第一回 初演の会」

セルリアンタワー能楽堂
2026年3月29日(日)14:00

解説 中村修一

狂言「川上」
盲目の男:深田博治
   妻:内藤連
  後見:飯田豪

間語「高砂」
野村万作
後見:中村修一

狂言「武悪」
  武悪:岡聡史
   主:月崎晴夫
太郎冠者:福田成生
  後見:高野和憲

*・*・*

一門のお弟子さんたちの晴れ舞台ということで、行ってきました。解説も含め、普段とは違う緊張した独特の空気でした😳💦


解説

とにかく記念すべき第一回ということで、どんな客層が集まっているのかと確認するかのような、ドキドキした表情で出てきた解説役の中村さん。緊張した面持ちの中村さん、珍しい

狂言を初めて観る方は2〜3人程度だったので「その方達の為に解説します」と言い、なんとか時間内ギリギリに収める😅

あと中村さん情報によると、深田さんは今回の為に川上地蔵へお参りしてきたとのこと。気合い入ってます!💪



※初見以外の演目は、あらすじ割愛させていただきます🙇



狂言「川上」

万作さん、萬斎さん以外の人の「川上」を観るのは初めて。

深田さん、ひとつひとつの台詞、型がとても丁寧。本人の真面目な人柄を感じさせる中に万作さんを感じ、またひとつ万作さんの芸が継承されていったと思った。

内藤さんの妻も良かった。
試練を通じて互いの想いを確かめ合った夫妻に見えた。

若い人が演ると悲劇的に映ると言われてるけど、お二人とも万作さんの解釈を大事にされたのかな、と思う。



間語「高砂」

お声の調子がとても良くて、とても力強い語りだった。
初演の会を開けた喜びと、師としての責任、そんなものを感じさせるような、圧倒的な存在感だった。



狂言「武悪」

全員初役ということで、こちらも新鮮。中でも板挟みに遭う太郎冠者を熱演した福田さんが助演男優賞をあげたくなるくらい、良い演技をされていた(てか台詞量的に一番大変なんじゃ?😅)

月崎さんはルックス的にも、あの二面性のある主の役がとても似合いますな🤭

何より出だしのシリアスに怒ってる月崎さんが新鮮😁

岡さんの武悪は、萬斎さんと比べるとだいぶポジティブでピュアな印象(笑)で、太郎冠者とは、明るい男と真面目な男の友情物語に映って、これはこれで面白かった✨



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