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moto
2026-04-08 18:27:53
527文字
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完全一致
さまささワンドロワンライお題「どら焼き」
商店街の和菓子屋の前で足を止める。店頭に並んでいる大きなどら焼きに目を奪われてしまったのだ。中身は餡子の他に餅とホイップクリームも入っているという。大きさといい甘味といいかなりのボリューミーさである。
むっちゃでっかいどら焼きやなあ!見て見て、俺の顔ぐらいあるやん!
ここにはいない人物の明るい笑い声が左馬刻の頭の中に響き渡る。左馬刻の入れたコーヒーと甘いどら焼きは間違いなく合っていて、にこにこと美味そうに頬張る簓も過ぎっていった。
「フッ」
はっきりと思い描くことができる簓の様子に思わず笑いがもれる。
四等分すれば普通のどら焼きの大きさになる。一郎や空却にも分けたら小腹を満たすのにちょうどいいだろう。
事務所に戻ると、いつものように簓が機嫌よく出迎えた。
「おつかれさんまの塩焼き〜!なあ、見てや左馬刻、むっちゃでっかいどら焼きがあってなあ」
左馬刻の顔よりでっかいかも!わはは!と笑いながらビッグどら焼きを取り出した簓は、左馬刻が手にしている紙袋に気づいてピタリと動きを止めた。
「
……
」
「
……
」
左馬刻もどら焼きを取り出し、お互いがどら焼きを見せ合うことになった。
「
……
」
「
……
」
「でっかいな
……
」
「おう
……
」
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