うずめび
2026-03-26 22:11:07
625文字
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作文 リハビリのかきちらし 追記で増える予定。

タイトルそのまま。私生活が色々とバタバタしててそれなりにしんどかった影響か、さっぱり文がかけないので書きたい場面や思い付いた場面をまずは書いてみることにしました。

1・ウル博 海辺にての二人。日中の触れあい

かつては深夜の抑えられた照明に照らされていた髪は今、窓辺から差し込む陽光の中で瞬く。凪いだ海のように穏やかにきらめいては揺れるそれに何度目かもわからずに手を伸ばして触れれば、共にベッドに座る人の赤い瞳が緩やかに瞬いた。

「今日はよく髪に触れるな」
「うん、明るい場所でも綺麗だなと思って」

 淡い光に照らされる月光のような冴えざえとした瞬きも美しいが、陽光の中で瞬く様も好ましい。何より使命と責務から薄暗い場所に居ざる負えなかった人が明るく穏やかな場所にいてくれるのが嬉しくて。

「触るのは夜が多かったから。ああ、でも少し鬱陶しかったかな」

 人によって程度は異なれど髪は触られることに対して敏感に感じる場所だ。ウルピアヌスが嫌に思うことはしたくないのだと手を引こうとすれば、かえってその手を捕まれ抱き寄せられてしまうものだからドクターは戸惑いつつも口を開いた。

「ええと、その……いいの?」
「鬱陶しいと思うのであればそもそも触らせていない。指揮や作戦の時には迷いがないくせ、こうした事には戸惑うのだな、お前は」

 不思議そうに、けれども確かに微かに笑われてしまうのが気恥ずかしくも愛おしい。再び手をのばせば、合わせるようにウルピアヌスからも手がのびて頭を撫でられる。鍛練と戦闘でかたくなった指先は、その武骨さに反して繊細に優しく触れてくれるものだからドクターは小さく笑みを浮かべた。