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ortensia
2026-03-26 12:06:23
535文字
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傭リ
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謎時空(ダークファンタジー?)傭リ+呪。リの意思表示描写が何処にもない()
もののけ姫の祟り神とエルデンリングの黄金樹みたいな話(?)
ある時死の間際に至った男から、木の枝が生えた。長身痩躯の男の体を内から突き破るようにしてそれは生えて来た。
目前でそれを見ていたおれは、ツノのように体中から突き出たそれを、ナイフで叩き斬った。切り折りして叩き折って切り落とした。
全てをそうすると男は帰って来た。死の淵から帰った来たのだ。
しかし確実に男には死の呪いが宿った。また死の淵に男が立とうものなら、また死の芽が生えて来ることだろう。
そんなことさせるものか。樹に還るなんて、おれが連れて逝かせはしない。こんな呪いの枝ならば、おれがまた残さず全部へし折ってやる。
男を連れて呪いを解くための旅に出た。男を死に触れさせないために、なんとしても呪いを解かねばならない。
呪術師を訪ねた。
呪術師は不可解なような、あるいは憐れむようにおれを見た。
「死を呪いと呼ぶならば、それよりも宿った命運、宿命と呼ぶ方が、より相応しいだろう。」
何を言っているんだ。
死が定められたものだとなど、そんなことあってたまるものか。あってはならない。
これは呪いだ。運命などではない。
もう良い。呪術師でも解けないと言うのならば、生まれた死の芽を、またおれが摘み取ろう。
この男を死なせはしない、永遠に。
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いつもリアクション絵文字等ありがとうございます。
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