春野ツバサ
2026-03-14 21:34:18
1241文字
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気がつきゃゲゲゲ次回更新分チラ見せっ

支部にて投稿中の気がつきゃゲゲゲ。
第11話更新予定分の1部をチラ見せでございますっ。
次回更新は3月28日を予定しておりますっ。
とある半妖くんのお出ましでございますw
さて、いったい誰のことですかねー?(すっとぼけ
先にネタバレしてしまうとこの半妖くん、当小説においては割かしいい仕事をしてくれる予定ですw
なので、半妖くん推しの方は今後のお話を楽しみにしていただければw

AnimeJapanにて謎ステのブースが設置されるとお聞きしてぐらっぐらに揺れております。
でもその前の週には春コミもあるしなーうーん……悩ましい

無断転載及びAI学習はご遠慮くださいますようお願いします(礼

 私の言葉に幽霊さんは懐手から手を出して顎に当てる。
「しかしのう嬢や。仲立ちというが、この付近に儂の顔馴染みの妖怪はおらんが」
 こてりと首を傾げる幽霊さんににっと笑う。
「それがいるんですよ。貴方もよーく知ってる妖怪さんが」
 ふむ、と顎を擦る幽霊さん。なんとなくだけど心当たりの妖怪さんがいないか思案してくれてるっぽい。その姿にやっぱりなんかちょっと雰囲気変わったよなという印象を受ける。丸くなったというか。なんか心境の変化でもあったのだろうか。まぁ、いいけど。毛を逆立てて威嚇されまくるより100倍マシというものです。
「そういうわけなんで。幽霊さん、髪の毛を1本拝借してもよろしいでしょうか?」
「何に使う」
「ちょっとその妖怪さんにお願いしたいことがありまして。協力を取り付けるのに幽霊さんの知り合いだとわかってもらうのが1番手っ取り早いかなと」
 なんせ劇中でビビりまくっていらっしゃいましたものね。未来の息子くんだけでなく、幽霊さんからもそれなりに灸を据えられてきたのは容易に想像がつきます。
「別に髪でなくても大丈夫ですよ? 幽霊さんの持ち物であるとわかればなんでも。なにかあります?
 流石に左手の『それ』をお借りするわけにはいかないでしょうけど」
 というか確実に嫌がられるよね組紐さん側から。なんせ私、人ですし。
……必要ない」
「はい?」
 幽霊さんが何やら思案した様子のあとそう告げられてわけがわからず首を傾げる。
「何も必要ないと言っておる。
 どの妖怪のことを言っておるのかはわからんが、会えば儂の知り合いというのはわかるじゃろ」
 言葉だけで伝わるってこと? 幽霊さんの知り合いですよー、みたいな感じで? ほんとに?
「はぁ……そうですか」
 なにやら要領を得ないままですが。それ以上返すことができず。とりあえず納得したのでした。

 うんぬんかんぬんありまして。ひと先ず遺言書の開封式が終わってしばらく。目的の人物を探して御屋敷を散策する。
 既に龍賀の皆々様はお籠りに入ったのだろう。人の姿はほぼなかった。なんせ、完全部外者である私がこうして彷徨いていてもなんの騒ぎも起きないんですもの。人目につかぬよう、だけれどあまり気負いせず龍賀の屋敷の周辺をのんびりと歩いていく。
「ああは言ってたものの、ほんとに大丈夫なんだろうか」
 まぁ、今から逢おうとしている妖怪さんはそれほど人間アレルギー発症してるわけじゃないし、最悪口八丁手八丁でなんとかできるとは思うけども。
「お。」
 そんな感じで彷徨いていれば。目当ての人物を発見したため近付いていく。
「やぁ、こんにちはねずみちゃん」
「ひぃっ!?」
 声をかければ何故だかおもきし背中をビクつかれました。解せぬ。
「あんたは……?」
 おそるおそる問う半妖の妖怪に、満面の笑みを浮かべ、
「1つ。頼まれごとを引き受けてはいただけませんか?」
 妖怪――もとい、ねずみ男にそう告げたのでした。