Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
いろぼし
Public
KALMA
Clear cache
因果との敵対者「エンディング」
第二章のエンディング
エンディング
オルフィア教団との戦いが終わり、オルフィア教団はOIC側の面談と契約書により教団の解体が決定された。
オルフィア教団の解体に伴い、その幹部はOICに吸収。
教団は創設して間もないため、他の使徒はOICに統合された。
もうこの街にオルフィア教団の残党はいない。
「それで
……
なんでここに?」
ゼクルスは、なぜこの二人が自分の部屋にいるのかを聞いた。
「それは
……
弟に会いたかったからだよ」
「私もです」
「そ、そうなんですか
……
?」
二人が私に会いに来た理由は、本当にそれだけだった。
「ゼクルス
……
君は、本当に立派になったね」
「
……
え?」
「僕は、君が生まれた時からずっと見ていたからね。
だから、君に会えて本当に嬉しいんだ」
「
……
」
「ねぇ、ゼクルス」
「
……
なんですか、兄さん」
オルフィア教団の解体により使徒達は教団から解放され、これからは自由に生活できる。
ゼクルスと総統「S」こと兄ベルゼはもう、己の運命のために命を賭ける必要もなくなった。
「これから先、辛いことや悲しいことがあったとしても、絶対に諦めないで欲しい。
君には
……
僕やトモダチ達がついているからね」
「私も、お手伝いさせていただければと思います」
「
……
ありがとうございます
……
!」
「敬語はやめて」
「すみません
……
、まだ慣れなくて」
夕暮れのアパート部屋の光が窓から差し込み、三人の影を長く引き伸ばした。
トモダチ
――
否、かつて“世界から棄てられた存在”者たちもまた、ベルゼと共に、研究部門で働いている。
「ねぇゼクルス。僕がいなくなってから、どう過ごしてた?」
ベルゼから発した一言に含まれる感情は複雑だった。
「
……
すみません、記憶が無くて」
「ああ、そうだったのか。なら、『あの事』も覚えていないか」
「うん?
でも
……
兄さんと再会した今は、寂しくないです」
「話の途中で申し訳無いんだけど〜」
OICの社長は言った。
「今日はこのまま解散しよう。明日から、新しい仕事が始まるぞ〜?
お兄さん達も明日からジャンバリに働かせるから覚悟しておいてね!」
「はい」
こうして事件解決が確定し、それぞれの仕事場へ歩き出すのであった。
しかし
――
「今回は偶然にも大事にならなかったけど、次はどうなるかわからない」
ベルゼの顔は真剣なままだ。
「
……
ゼクルス」
「何でしょうか?」
「これからも僕は、君を護るよ。
だから、君もーー」
「はい?」
「
……
なんでもない」
ベルゼは優しそうな眼差しでゼクルスを見て、静かに笑った。
そして翌日
――
ベルゼはジャンバリに雇われることになり、本格的に仕事が始まった。
本当に、これで終わりなのだろうか?
ゼクルスの物語はこれで終わりだろうが、OICの物語はまだ続きそうだ。
第二章終わり
広告非表示プランのご案内