第113回 野村狂言座
観世能楽堂
2026年1月16日(金)18:30開演
解説
野村萬斎
小舞
「道明寺」野村裕基
「田村」 飯田豪
地謡:石田淡朗、内藤連、野村萬斎、中村修一、金澤桂舟
素囃子「早笛舞働」
笛:松田弘之
小鼓:飯田清一
大鼓:柿原弘和
太鼓:小寺真佐人
狂言「松楪」
津の国の百姓:野村万作
丹波の国の百姓:高野和憲
奏者:石田幸雄
後見:岡聡史
狂言「地蔵舞」
僧:野村太一郎
宿主:深田博治
後見:松川美韻希
狂言「止動方角」
太郎冠者:中村修一
主:内藤連
伯父:野村萬斎
馬:金澤桂舟
後見:月崎晴夫
*・*・*
※初見以外の演目は、あらすじ割愛させていただきます🙇
解説
年貢を納める話から納税→物価高の話へ。
物価が上がると、皆さんの観劇に回すお金が減っちゃうので困ると(それはコチラ側もホントに困る💦)。
また「今日の楽屋弁当が崎陽軒のシウマイ弁当で、大好きなのでシウマイの数は6個と覚えてたが、蓋を空けたら5個に減ってた😑」とも😂
あと萬斎さんと太一郎さんが年男とのこと。
小舞「道明寺」「田村」
裕基くんの体幹が素晴らしかった。軸が全くブレてなくて美しくてかっこいい。もちろん飯田さんも負けてなかった。上手い人の小舞は見応えあって楽しい。
素囃子「早笛舞働」
ウルトラマンが怪獣を追っかけてやっつける感じ?by萬斎
急にテンポアップするところが、かっこいい🥹✨
狂言「松楪」
都へ年貢を納めにいく途中、道連れになった丹波の国と津の国のお百姓は、それぞれ松と楪を納めた後、年貢に因んだ歌を詠むよう命じられ見事に詠み、お奏者から褒美に烏帽子をひとつ頂く。それを二人で一緒につけるよう言われるのだが・・・。(公演チラシより)
初見。年貢を納めるネタで前半は類似狂言が多数あるが、後半は二人袴の烏帽子版と言った感じで、え、めっちゃ試されてる?と思った😂
ちなみに解説では、萬斎さんが昔、萬・万作兄弟で観たことあるが、阿吽の呼吸で息ピッタリで度肝を抜いたと。それを今回は高野さんが演るということで「プレッシャーかけてます😎」と(笑)
果たしてこのプレッシャーは影響あったのか?ラジオで背丈が近い二人がやるから可愛い狂言だと言っていたが、確かに可愛かった。年齢は違えど、何処となく似てるし(そう何処となく🙄w)
狂言「地蔵舞」
僧が旅の途中、宿をとろうとするが、旅人に宿を貸すことは禁じられているので断られてしまう。そこで僧は、自分の被っている笠を一晩預かってほしいと頼んで立ち去る。ふと宿の主人が座敷を覗くと、僧が笠を被って座っている。主人が宿を貸した覚えはないと言うと・・・。(公演チラシより)
初見。かなり珍しい曲で、萬斎さんが国立能楽堂の定期公演で10年前くらいにやった程度。「まぁたぶん面白いと思います」と微妙な感想を述べてたが、確かに笑えるのは前半のやり取りで、最後はタイトルにもある地蔵舞を舞って終わるという内容で、オチらしいオチはない?
太一郎さんと深田さんの安定感ある芸の上手さは活きていて、そこは見応えあり、普通に面白かった。深田さんがお酒を飲む姿をみて、つい釣られて唇を微妙に動かしてしまうところはリアルで、なかなか俗にまみれた僧侶であった🤣
狂言「止動方角」
午年といえば、やはりこの演目!
やっぱ面白い!!
中村さんと内藤さんのコンビ最高!🤣👍✨
内藤さんが我儘で嫌味な上司を熱演。真面目なイメージだったので、この役がこんなに似合うとは意外で新たな発見だった。
そして、そんな嫌味な上司への仕返しを楽しむ太郎冠者をこれまた活き活きと演じた中村さんが最高過ぎた!主を落馬させた時の、めっちゃ嬉しそうな顔芸まで極めちゃって!🤣
特に中村さんは周りにめっちゃ推したくなるような、ホントに良い狂言役者になったなァと思う。
そして桂舟くんの馬もとってもプリティで(慣れてきたのか型も発声も以前観た時よりも良くなってるような)、毎回借りパクされてるのにw気前よく色々貸してくれる伯父さんも、萬斎さんのニンに合ってたと思う。
とても良い配役でした!👍✨
過去の観劇日記はコチラから⬇️
https://privatter.me/user/mijuppa
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