信原/しのはら
2026-02-26 18:05:20
1777文字
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ゴールデンカムイ自由研究/ビール工場と教会の話

ビール工場からアシリパさんとソフィアが尋問された教会って距離近くない?と思っていた(過去形)話。

〜重要事項〜
・書いた人は道にも地図にもサッポロビールの歴史にも特に詳しいわけではないので、たぶんいろいろと間違えてるところがあります。生成AIの回答くらいの信憑性でごらんください。
・現在の地図を見ながらあれこれ考えてはいますが、作中の描写が必ずしも現実と一致しているとは限りません。調べた上でガッツリ嘘をつくのが良い漫画作品だと思ってるって野田先生がファンブックで言ってたし俺もそう思う。

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以前、札幌ビール工場の跡地であるサッポロファクトリーのレンガ館からアシリパさんとソフィアが鶴見に尋問された教会のモデルである札幌教会まで歩いたことがある(聖地巡礼記事を参照)。そのときの感想は「意外に近いな」だった。
徒歩で6〜7分(夏場)の距離である。カーチェイスwith馬を繰り広げるにはだいぶ近い。通り過ぎそう。
といっても、たぶん工場の敷地は広いし、その中で戦っていた場所がレンガ館の位置とも限らないし、教会だって外見のモデルってだけだしなとふんわり受け止めていた。

作中の描写からは、工場の敷地のどこにオストログが現れるかわからないので4班に分かれて警戒しているあたりに敷地の広さが見て取れる。アニメでは長方形の敷地の4辺に1班ずつ置く形になってましたね。
現代の地理のほうはというと、どこからどこまでが工場の敷地だったのか正直よくわからない。工場が2つあり、第一工場の跡地がサッポロファクトリーになったとは聞いているが、北にある第二工場(現サッポロビール園周辺)に比べてずいぶん狭い。
実際はもっと広かった可能性がある?こういうのって何で調べればいいんだ

と、やや沼に足を取られそうになっていたが、ビール工場編がアニメ化されたので(先行公開も見に行ったけど)最近原作を読み返したら、ちゃんと手がかりがあった。

鶴見たちに装備を奪われた消防組のおっちゃんのセリフ
「アイツら北の方から出ていった」(27巻261話)
気絶したソフィアを確保したときの鶴見のセリフ
「月寒の兵営までは距離があるので危険だ」
「予定は変更!! ひとまず近くにアシリパをかくまう」(27巻264話)

まず鶴見の台詞だが、こう言うということは当初は月寒に行く予定だったということである。
作中ですでに出ているが、月寒には第七師団の衛戍地えいじゅち=基地がある(なんで旭川と札幌に分かれているのかはさっきの記事のつきさっぷ郷土博物館のところに簡単に書いたので興味のある方はどうぞ)。そして、ビール工場から見ると月寒は南東方向に位置する。

消防組が言うとおり北から出ていって、南東方向に急いで向かおうとしたら、普通は工場の東側を通って南に向かうだろう。

一方、鶴見劇場の教会(オストログがロンドンの聖ポトルフ教会に見立てた教会でもある)のモデルである札幌教会は、工場=サッポロファクトリーから見て西側だ。

※青で囲った場所がサッポロファクトリー。

鶴見たちが工場の敷地を北から出て東に回ったなら、それを追いかけた杉元たちも当然ほぼ同じルートをたどっているはずで、あの馬カーチェイス(?)は工場の東側で起きていたと考えるのが自然だろう。
そうなると札幌教会からは距離があるため「追跡したが撒かれて、鶴見たちが少し離れた場所に潜伏していたことには気づかなかった」という作中のシチュエーションとも合う。

というわけで、工場のどこで戦いが起きていたかに関係なく「馬カーチェイスの起きていた場所と鶴見劇場の教会には多少距離がある」と考えられるな、ということになった。納得。


「現実の札幌教会とは教会の位置が違う可能性」とか「工場敷地が南北に長い可能性」とかいろいろ考えられるので、これが唯一の正解ということはないと思う。実際、啄木が見せた地図の教会の位置は今の札幌教会より西にある気がする。
ただ行ってみて「意外に近いな」と思った人の疑問が成仏しました、というお話として読んでいただければ幸い。
再掲になりますがフィクションはフィクションだし素人の自由研究なのでね生成AIの回答くらいの信憑性でね


ここまで読んでくださってありがとうございました。
自由研究ネタがあともう一つくらいあるので、それも書くかもしれません。