先日、得点が書かれたはがきが届いた。受からないだろうと思っていたので採点はしていなかった。なので、実際の点数と先に公開していた受験体験記に書いた得点戦略が正しかったかを確認することにする。
まず、実際の獲得点数であるが、法令科目の択一が104/160(65%)、多肢が14/24(58.3%)、記述が14/60(23.3%)で法令科目の小計が132/244(54%)であった。基礎科目は56/56(100%)であった。そのため、合計点は188/300で合格となった。
この点数を見た所感としては、まず、記述の採点のカラさである。すでにXでも何人かが指摘していたのだが、今年度の記述の採点の厳しさを見て、受かっていないだろうなと思ったくらいである。実際に見ても、1完すらできていない、おそらく2/3部分点である。こんなに記述がひどくてもなんとか合格点までもっていけたのは、基礎知識だろう。あまりにもできすぎているとも言えるかもしれない。得意の経済、IT、文章題以外は落とすだろうなという算段をしていたからである。
もう一つあるのは、直前で最新判例をチェックし忘れたことが、かなり痛手であるということだろう。例年多肢の1問は必ず最新判例から出題される。8点といえどもこれだけ合格点に余裕がない場合には致命的にすらなる。あいにくというか何というか、先日違憲判決が出されたので、まあ間違いなく今年度の行政書士試験に出題されるだろうなと想像できる。ちょうど制度変更が想定されている後見制度が絡んでいるから出題されやすいだろう。
以上の状況を確認して改めて得点戦略を検討しよう。まず、仮定として基礎知識は8問32点を獲得したとする。これは無理な仮定ではない。文章題、政治・経済・ITのうち1分野、関連諸法令についての問題を取っていくと8問くらいになる。よって、法令科目で残りの148点をもぎとるということになる。
さて、先の体験記においては、択一でどれくらい取れたかを基準として記述でもぎ取る目安を考えていた。択一が5割80点の場合には記述は2完+1/3部分点、6割96点の場合、記述は1完+2/3部分点、7割112点の場合、記述は1完+1/3部分点を目安とするものである。
実際試験を受けてみて、択一の手応えがまったくなかったので念の為記述は2完を目指してなんとかやってみた。実際の得点率は65%なので2完はやり過ぎではある。しかし、その結果がこれなので少し凹んでいるのだが。
今回のように記述がカラい場合、記述抜きで合格点を目指す戦略というのもあるだろう。ただし、この戦略を最初から取るのはよろしくない。記述は得点源であるし、択一がカラくなることもあり得るからである。私のように政治・経済・ITで2分野以上得意であり文章題の対策にかける時間がいらないような受験者は基礎知識を多めに取る戦略もありだろう。
記述抜きで法令科目はどれくらいなら取れそうだろうか?例えば80%取った場合には128点+多肢となる。記述抜きで考えるならこれくらいを最低限として取ることになる。もちろん多肢は満点が前提になるだろう。そう考えるとあまり現実的ではない。ちゃんとバランス良く対策したほうがいいだろう。
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