雨鶴
2026-02-19 22:13:23
623文字
Public 小話
 

君の眼鏡

小平太が長次の眼鏡に嫉妬(?)する話。
現ぱろこへ長。ちゅー表現あり。

カタカタ、とキーボードを叩く軽快な音。
……
ダイニングテーブルで長次はパソコンに向き合って、執筆をしている。
その姿を同じくテーブルの真向かいで、小平太はジッと見つめていた。

仕事をしている──パソコンに向き合っている時、長次は眼鏡を掛けている。
度は入っていないが紫外線云々。ブルーカット防止の為らしい。
平素、長次が眼鏡を掛けていないから珍しくもあり小平太はその姿も好きなのだが。

「長次」
うん?」
名を呼んでも長次はパソコンのモニターから視線を外すこと無く、何やら口元に指を当てて思案している。
ガタン、と椅子から立ち上がり長次の隣へ小平太は移動すると、掛けている眼鏡を長次から奪い取った。
っ!?小平太なにす」
驚きに顔を向けた長次の言葉は、小平太の口付けが遮った。
チュ、と音を立てて長次の唇から小平太が離れてゆく。
なんだ」
「キスしたかったけど眼鏡が邪魔だから」
「アホな事を返せ」
呆れた様に溜め息を吐きつつ、長次は小平太へ眼鏡の返却を求めて手を差し出す。
──すると。
「可愛くオネダリしてくれたら、返すぞ?」
『ベッドで』と小平太から耳元で低く囁かれれば、長次は頷くしかなかった。

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nkzik眼鏡部ってのが(以下略)
眼鏡の表現も服の表現も難しいものですね。眼鏡に度が入っていても、美味しいアイテムですね。
ちなみに長次のお仕事は字書きだと思ってください。