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2026-02-18 01:57:58
27178文字
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夜は名を持たず 宵の境に託す
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【夜は名を持たず 宵の境に託す】第六回
Luna Halcyon Vendaval Recital Viola Kuro
【あなた方は、噂を聞いて、依頼を受けて、あるいは偶然
――
夜が明けないという村を訪れるようだ。】
【村の輪郭が見え始めた途端、ふと、空気が薄暗く感じられる。】
【見上げれば、星は傾かず、月は沈まず、夜明け前の色だけが空に留まっている。】
【時間が止まっている、というより──時間の手応えだけが、ここから抜け落ちているように感じる。】
【村の外れ。夜の中に、人影がひとつ立っている。】
【それは冒険者というより、巡礼者や聖職者に近い装いだ。佇まいは静かで、どこか厳かな気配を帯びている
――
】
【
―
夜は名を持たず 宵の境に託す
―
】
(Luna Halcyon) (/em はきょろきょろと辺りを見渡しながら、不思議そうにしている。
(Vendaval Recital) (/em は前方に人がいるのを見て足を止めた)
(Viola Kuro) ──あら?こんな場所で、奇遇じゃない?
(Vendaval Recital) 全くだ。奇遇だな。貴方達もこの先に用があるのか?
(Luna Halcyon) あれ?ヴィオラさん、ヴェンダバールさんも!やっほ~、二人も迷子?
(Vendaval Recital) いや
…
という事は貴女は迷子という訳か。
(Viola Kuro) 私はこの近くでひと仕事終わって、戻る前に小旅行って感じかな
(Luna Halcyon) あはは
…
。なんか気付いたら迷っちゃったみたいで
…
。うろうろしてたら急に夜になっちゃうし
(Viola Kuro) ルナちゃん迷い込んじゃったのね
……
(Viola Kuro) ヴェンダバールさんは?
……
もしかして、貴方も夜のお話を聞いて?
(Vendaval Recital)
…
私は噂の調査だ。という事は貴方もあの噂を聞いていたか。
(Luna Halcyon) へぇ
…
。じゃあ、二人はここのこと知ってるの?実はちょっと有名だったり?
(Viola Kuro) うんっ。本当はまっすぐ戻る予定だったんだけど、面白そうな話を聞いたからね
(Luna Halcyon) おもしろそうな話って、この夜のこと?
(Viola Kuro) ふふ、それじゃあ私達みんな、目的は同じかしら?
(Vendaval Recital)
…
夜が明けない村、とのことだったが。
(Viola Kuro) あはは、ルナちゃんは初耳か
(Viola Kuro) (/em はヴェンダバールへ頷いた。
(Viola Kuro) 折角なら、ルナちゃんも一緒に探索しに行ってみる?
(Luna Halcyon) 行く行く!面白そうだし!
(Viola Kuro) 行ってみたら説明も楽かもしれないし!
……
まあ、私もこれから乗り込むのだけどっ
(Viola Kuro) という感じで、どうかしらどうかしら!
(Vendaval Recital) 問題ない。仕事が終わったら、ちゃんと案内しよう。
(Viola Kuro) (/em はヴェンダバールへ視線を向けた。すっかり一緒にいくつもり
(Luna Halcyon) やったー!じゃあ決まりだね!
(Viola Kuro) わーい!そう来なくっちゃ!
(Vendaval Recital) ああ。何があるかわからないし、単独行動よりよいと思う。
(Vendaval Recital) どうかよろしく頼む
(Luna Halcyon) えへへ、こちらこそよろしくね!
(Vendaval Recital) 話がまとまった所で
……
噂になるだけあって、確かに妙な雰囲気だな。
(Viola Kuro) よろしくお願いするね!
(Viola Kuro) さっきまでまだ日は出てた、気がするんだけど
……
(Luna Halcyon) だねぇ、普通の夜とも違う感じ。重いっていうか
…
(Viola Kuro) (/em は周りを見回しながらゆっくり歩いている。
(Viola Kuro) 木の影、じゃない暗さよね
(Luna Halcyon) ね、ちゃんと夜って感じ
(Viola Kuro) ヴェンダバールさんは、この森を調べに?
(Viola Kuro) 私はただの観光気分なのだけど
(Viola Kuro) それなら何かお手伝い出来そうなことがあったら協力するわ
(Viola Kuro) 何でも言って、何でも!
(Luna Halcyon) なんでもなんでも!
(Vendaval Recital) ありがとう。心強いな
(Neige Orbis) (/em は長い杖を肩にひっかけ、村の様子を眺めている
…
(Vendaval Recital)
……
誰かいるようだな。
(Luna Halcyon) あれ?あれは
…
(Viola Kuro) え?
(Luna Halcyon) (/em は Neige Orbis によく目を凝らした。
(Viola Kuro) ここの人なのかな
……
?たしか、村があるって話だったと思うけど
(Luna Halcyon) あ!ネージュさんだ!お友達!
(Viola Kuro) 挨拶してみましょ、って知り合い?
(Vendaval Recital) 知り合いか?
(Neige Orbis) (/em は背後から聞こえた声に耳を揺らし、振り返った。
(Neige Orbis)
……
ん?
(Luna Halcyon) うん、よくお土産買ってきてくれる
Vendaval RecitalZeromusはNeige Orbisにお辞儀した。
(Luna Halcyon) やっほ~、こんなところで何してるの?
(Neige Orbis)
…
あれ、ルナ
…
と、アンタたち、冒険者か?
Vendaval RecitalZeromusはNeige Orbisにうなずいてみせた。
(Viola Kuro) こんばんは~!って、そういえばまだ昼なんだけど
(Neige Orbis) あはは。これじゃ時間わかんないよな。
(Luna Halcyon) 急に夜になっちゃうんだもん。時間の感覚狂っちゃうよ
(Neige Orbis) オレはまあ
…
噂聞いたから、様子見に来たんだけど。アンタたちもそんなとこか?
(Viola Kuro) お察しの通りかな。ちょっと不思議な森があるって聞いてね
(Vendaval Recital) ああ。私もここの噂を聞いてな。
(Neige Orbis) そっか、じゃあ一緒だ。
(Neige Orbis) オレも、中まではまだ見てないんだけどさ。いくつか噂は聞いてて
(Luna Halcyon) お、噂に詳しい感じ?
(Neige Orbis) 詳しいってほどでもないよ。ただ、まあ
…
(Neige Orbis) 以前は採掘の作業村だったらしいんだけど、見ての通り今は使われてないみたいだ。
(Neige Orbis) 事故があったらしい、とは聞いたけど
…
それくらい。
(Luna Halcyon) 事故?
(Viola Kuro) 採掘の事故かしら
(Neige Orbis) まあ、そう考えるのが自然な気はするけど
…
(Viola Kuro) ん~
……
Viola KuroValeforはNeige Orbisに考えてみせた。
(Neige Orbis) 夜が明けないことと関係があるのかどうかまでは、わかんないな。
(Vendaval Recital) まだ情報が足りないな。
(Viola Kuro) もしも貴方も調べに行くなら
……
(Viola Kuro) (/em 折角だしどうかな?という顔を2人へ向ける。
(Luna Halcyon) 行こ行こ!一緒に行くよね!ね?
(Vendaval Recital) 貴方が良いのであれば、私に異論はない。
(Neige Orbis)
…
ま、気になるしね。調べるなら、ついてくよ。
(Vendaval Recital) そうか。ありがとう。
……
私はヴェンダバール。どうかよろしく頼む。
(Luna Halcyon) やったぁ!
Vendaval RecitalZeromusはNeige Orbisにお辞儀した。
(Neige Orbis) 巡礼師のネージュ。よろしくな。
Vendaval RecitalZeromusはNeige Orbisにうなずいてみせた。
(Viola Kuro) やった!仲間が増えたわね!
(Viola Kuro) あ、私はヴィオラ。ヴィオラ・クロだ。よろしくねネージュさん
(Luna Halcyon) ネージュさんが仲間になった!
Viola KuroValeforは喜んだ。
(Neige Orbis) さ、て
…
どこから調べるか、ってとこだけど
…
≪村の周囲には、調べられそうな場所がいくつか見受けられる。≫
≪A:採掘用具と鉱石箱/B:崩落対応の資材置き場/C:救出作業の記録跡/D:洞窟の簡易見取り図≫
≪1:指揮者の持ち物跡/2:夜間待機・仮眠の跡/3:撤退準備の装備≫
≪※痕跡調査の順番は自由。分担しても、同行してもいい。≫
≪※今は、見つけたものを眺め、解釈する段階だ。判断は、もう少し先になる。≫
(Luna Halcyon) うぅん
…
。とりあえず近いところから
…
?
(Viola Kuro) パッと見、他に人はいなさそう?
(Neige Orbis) 人がいる気配は
…
ないな。
(Vendaval Recital) そうだな、今の所
…
(Viola Kuro) つまり──調べ放題ね。荒らさない程度に色々見させて貰っちゃいましょ!
Viola KuroValeforは肯定した。
(Vendaval Recital) ああ。とはいえ、何があるかわからない。注意して調べてみるとしよう。
(Luna Halcyon) も、もし他にも人がいて怒られたら。その時は皆で怒られようね
……
Vendaval RecitalZeromusはLuna HalcyonPandaemoniumに苦笑いしてみせた。
Vendaval RecitalZeromusはLuna HalcyonPandaemoniumにうなずいてみせた。
(Neige Orbis) それは
…
うん、仕方ない。受け入れよう
…
(Viola Kuro) たしかに、採掘の爆薬が残ってたりしたら危なそうだし
(Luna Halcyon) ひぇ
…
魔法は使わないようにしよ
…
(Vendaval Recital) それほど広くはないが
…
調べられそうなところはいくつかありそうだな。
(Neige Orbis) どう調べる?分かれるでも、一緒に行くでも
…
判断は任せる
(Viola Kuro) まだ怒られても調査班ですって言えるように、まとまって動くのが良いかしら
……
(Luna Halcyon) いいね!そういうことにしよう!
(Viola Kuro) 例えば、意味ありげなこの建物とかっ?
(Luna Halcyon) とりあえず中調べてみるとか?
(Vendaval Recital) そうだな。状況が分かるまで単独行動は避けるとしようか。
(Viola Kuro) 作業員さん達の詰所かしら?何か記録とか残ってるかも!
≪痕跡3:撤退準備の装備≫
【携行食やまとめられた荷が、そのまま残されている。】
【使われた形跡はなく、持ち出されなかったまま放置されている。】
【準備だけが整えられていた。】
(Vendaval Recital)
…
荷造りしたにもかかわらず、置いていったのか
…
?
Neige Orbisは考えた。
(Viola Kuro) 中身は
……
携帯食料?
(Neige Orbis) 使われた感じは、ないな。
(Luna Halcyon)
……
?思ったよりちゃんと整理されてるね
…
?持ち出し用みたいだけど
…
なんでそのまま?
(Viola Kuro) 防寒具とか、燃料とか
……
綺麗に詰められたままね?
Viola KuroValeforは考えた。
(Vendaval Recital) よほどの緊急事態だったのだろうか
…
他の場所も調べてみよう。断片でも集まれば何かわかるかもしれない。
(Neige Orbis)
…
だな。
(Luna Halcyon) かな
…
?とりあえず、他も調べてみよっか
【背を向けたとき、気配だけが追ってくるような気がした。】
【あなたが調べた痕跡から、洞窟内から明確な生存反応は確認されず、朝を迎えれば撤退する前提で準備が進められていたことがわかる。】
(Viola Kuro) (/em はすぐさま振り向いた。
(Luna Halcyon) (/em はピクリと耳を跳ねさせ、ふるふるっと身震いした。
(Viola Kuro) ──ルナちゃん
……
?
(Viola Kuro) じゃあ、ないか
……
(Neige Orbis)
……
?
(Luna Halcyon) え?え?なに?僕じゃないけど
…
(Vendaval Recital) (/em は振り返って、じっと建物の方を見つめた
(Viola Kuro) 他に人、いないのよね
(Luna Halcyon) え
…
、こ、怖いこと言わないでよぉ
…
(Viola Kuro) (/em は小首を傾げた。
(Neige Orbis) いない
…
とは思うけど
(Vendaval Recital) (/em は小さく息をついて視線を動かした。
(Vendaval Recital)
…
あちらも見てみるか
(Neige Orbis) ん。
(Viola Kuro) あはは、ごめんごめん!
≪痕跡C: 救出作業の記録跡≫
【木板や布切れに、短い書き込みが残されている。】
【日付と簡単な状況報告だけが並び、文字は日を追うごとに荒れている。】
【行間には、"いくつかの名前"が、抜けなく並べられた形跡がある。】
【最後の行は、途中で書き止められている。】
Vendaval RecitalZeromusはひざまずいた。
(Luna Halcyon) み、みんなちゃんと一緒にいてね!急にいなくなったりしないでね!
Vendaval RecitalZeromusはLuna HalcyonPandaemoniumにうなずいてみせた。
(Neige Orbis) 大丈夫大丈夫、手でも繋いどく?
(Luna Halcyon) つなぐ
……
(Neige Orbis) はいはい
…
(Neige Orbis) (/em は手を差し出した。
(Luna Halcyon) (/em はぷるぷると震えながら Neige Orbis の手を握った。
(Vendaval Recital) (/em は手帳を取り出して情報を書き留めている。
(Neige Orbis)
……
この書き込みは
…
Vendaval RecitalZeromusは羽根ペンで記述した。
(Viola Kuro) (森とひとつになる
……
rip
(Luna Halcyon) (/em は恐る恐る記録を覗き込んでいる。
(Vendaval Recital) この日付が途中まで
…
だな。
(Viola Kuro) (/em はしばし不思議そうに気配の先を見ていたが、3人の元へ小走りで戻ってくる
(Viola Kuro) ほかにも何か見つけたの?
(Luna Halcyon) うん、なんか日記
…
?記録
…
?みたいな
…
(Neige Orbis) うん、日付と
…
これは状況報告かな。あと、名前
(Viola Kuro) ってことは
……
日報、みたいなものかしら
(Viola Kuro) でもなんだか最後の方は汚いわね
(Viola Kuro) たしかに、終わりは書きかけだし
(Luna Halcyon) この名前って誰のことなんだろ?何人か書いてあるけど
…
(Neige Orbis)
…
うーん
…
まだ、何とも。関係者ではあるのかな。
(Vendaval Recital) 書きかけ
…
この記録を書いている時になにかあったのだろうか。
(Luna Halcyon) なんか、段々荒れていってるよね
…
。急いでたとか、余裕なかったとか
…
なのかな?
(Neige Orbis)
…
そんな雰囲気はあるな。
(Viola Kuro) 書きかけのまま投げだしちゃうような、緊急事態
……
?
(Vendaval Recital)
…
かもしれないな。現時点では推測の域を出ないが。
(Neige Orbis)
……
ふむ。
…
一旦、覚えとこ
(Viola Kuro) うーん
……
まだ全然わかんないや。他にも日記とかないかなぁ
【文字を読み終えた途端、夜の音が一段、遠のいたように感じた。】
【あなたが調べた痕跡からは、事故後、"戻らなかった者の名をすべてまとめるための一覧"が用意されていたことがわかる。】
【その一覧が作られるまで、救出作業は複数日にわたって続けられ、日を追うごとに進行が困難になっていったようだ。】
(Luna Halcyon) えっと
…
他にも何かあるかな
…
(Viola Kuro) この名前、内容から見るに多分
……
(Luna Halcyon) うん?何か気付いた?
(Viola Kuro) いなくなってしまった人だと思う
(Neige Orbis)
……
。
(Neige Orbis) (/em は少し考えるように目を伏せた。
(Viola Kuro) (/em は言葉を少しぼかしたが、分かる者には十分わかるだろう。或いはとっくに同じ答えに気付いているか。
Viola KuroValeforは目を閉ざした。
(Luna Halcyon)
……
そっか、事故だし
…
。
(Vendaval Recital)
……
次第に字が荒れていたのも、そのせいかもしれないな
(Neige Orbis) 村、使われなくなった、って話だったしな。それだけの事故だったのかもしれない
≪痕跡A: 採掘用具と鉱石箱≫
【使い込まれた採掘用具がまとめて置かれている。】
【刃こぼれしたツルハシ、摩耗した手袋、木箱に入れられた宝石状の鉱石。】
【箱の側面には、日付と数量を記した簡単な書き込みが残っているが、途中で途切れている。】
(Vendaval Recital)
…
この日までは作業をしていたようだな。
(Vendaval Recital) (/em は箱の日付をみた。
(Luna Halcyon) じゃあ、この日付が途切れてる日に事故が起こったってこと?
(Viola Kuro) 何かがあったその日の、採掘した鉱石なのね
……
(Neige Orbis)
……
ふむ。道具も、鉱石もそのまま
…
か。
(Vendaval Recital)
…
掘りだした鉱石も道具も、物資も、記録も書きかけのまま。
Neige Orbisは考えた。
(Viola Kuro) 木箱の日付まで?
(Viola Kuro) 立ち去る準備までしてたのは、そんなに切羽詰まってたってことなのかな
(Vendaval Recital)
……
少なくともこの日付まではここには人がいて、作業が行われていたのだろう。
(Luna Halcyon) かもね
…
。それだけ大きな事故だったのかも
【背を向けたとき、使われていたはずの重みだけが、手の感覚に残り続けるようだ。】
【あなたが調べた痕跡からは、この村は"洞窟内の鉱石を採掘するための作業村"であり、一定期間、人員が滞在して作業を行っていたことがわかる。】
(Viola Kuro) この様子だと、全部当時のままなのかも
(Neige Orbis)
……
事故があった、っていうのは、ホントだったんだろうけど
…
(Neige Orbis) まだ、曖昧だな
(Vendaval Recital) 事故か
…
何かが起きて、この村を離れようとした。荷造りをして
…
問題はそれすら持ち出されていない事だ。
(Neige Orbis)
…
うん。
(Viola Kuro) 事故っていうのが、どうにも霧掛かってるわね
(Neige Orbis) その辺、もう少しわかればな。
(Vendaval Recital) 全てを捨てていった
…
それとも
…
出る事さえかなわなかった
…
?やはり情報がまだ足りないな。
(Luna Halcyon) うぅん
…
。事故現場とか、わかればいいんだけど
(Viola Kuro) 南の方にもまだ村はあるみたい
(Viola Kuro) 今のままだと
……
(Viola Kuro) なんか、パッと人だけ、消えちゃったみたい
(Vendaval Recital)
……
そうだな。
(Luna Halcyon) ああ、確かに
…
(Neige Orbis)
…
うん。そういう風にも見えるよな。
≪痕跡1:指揮者の持ち物跡≫
【書類袋や携行用の鞄が残されている。】
【中身は抜き取られており、必要な物だけを持ち出した跡がある。】
【誰かが判断を担っていたことは明らかだ。】
【袋の内側に、折り畳まれて消えかけた文字の跡が残っている。まとめられた一覧のようにも見える。】
(Vendaval Recital)
……
こちらは
…
中身はないようだな。
(Luna Halcyon) みたいだね
…
?持って行ったのかな
(Neige Orbis) うん
…
見た感じ、入ってたのは紙
…
書類かな
…
?
(Vendaval Recital) 何か
…
文字の跡が残っているようだが
…
インクでも移ったのだろうか。
(Viola Kuro) うまく読めるかしら
……
ちょっと難しいかもだけど
……
(Neige Orbis) インク移りにも見えるな。
…
何書いてあったんだろ
…
(Luna Halcyon) なんだろう
…
?何かまとめて書いてあったっぽい
…
?
(Viola Kuro)
……
何かの
……
一覧?っぽいのだけ分かる
……
(Vendaval Recital) 流石に内容までは分からないか。
…
さっきの物資は置き去りだったが、こっちは中身を抜き取る余裕はあったようだな。
Neige Orbisは考えた。
(Vendaval Recital) それか
…
後で
…
誰かが持ち出した可能性もあるが
…
(Viola Kuro) そう言われれば、ここだけは残しっぱなしとか、書きかけとかじゃないわね
(Neige Orbis)
……
うん、それも可能性のひとつだよな。
(Neige Orbis) 物資はそのまま、書類はなくなってる
…
(Luna Halcyon) 書類とかだと、あとで必要になりそうだし
…
【そこから目を離した瞬間、空気がきっちりと閉じる気配がした。】
【あなたが調べた痕跡からは、指揮を執っていた人物が、行方不明者を取りまとめる役割を担っており、何らかの記録を携えて移動していたことがわかる。】
【その記録には、名を扱うための下書きが含まれていた可能性が高い。】
(Vendaval Recital) (/em は先程から感じる違和感や気配に眉を寄せた。
(Neige Orbis)
……
。
(Neige Orbis) (/em は動かない空を見上げた。
(Viola Kuro) ヴェンダバールさん?
(Vendaval Recital)
…
嫌な感じだな。先に進めば進むほど
…
閉塞感というか
…
閉じ込められているような感覚になる。
(Neige Orbis)
……
。夜、重くなってる感じはするね。
(Neige Orbis)
…
見られてる?
(Luna Halcyon) 誰に
…
?
(Neige Orbis)
……
さあ。しいていうなら
…
夜、かな。
(Viola Kuro) 人の姿は、やっぱり他に誰も見えないわね
……
(Luna Halcyon) 夜が見てるの?
(Luna Halcyon) (/em は不思議そうに空を見上げた。
(Neige Orbis) 多分な。
(Viola Kuro) それはちょっと
(Vendaval Recital)
……
何にしろ
…
引き返す気がないなら進む他はあるまい。
(Viola Kuro) ここの夜はちょっと、見られててもロマンがない、かな
……
(Neige Orbis)
…
あはは、そっか。任せるよ。危ないようなら、止めるしさ。
Vendaval RecitalZeromusはNeige Orbisにうなずいてみせた。
(Viola Kuro) うん。危険があったら私も助太刀するわ
≪痕跡D: 洞窟の簡易見取り図≫
【洞窟内部を描いた手書きの図が残されている。】
【奥まった地点に印が付けられ、複数の書き込みが重ねられている。】
【何度も見返された跡があり、線は擦れている。】
【印のそばに、消しかけの短い文字が残っている。それは、位置と結びつけられた、人の名前のようにも見える。】
(Luna Halcyon) 地図
…
?だね
…
?これにも名前みたいなのが
…
(Vendaval Recital)
…
見取り図か
…
今までの情報を考えると、発見された者の名前と場所
…
だろうか。
(Neige Orbis)
……
。ふむ
(Viola Kuro) でも何のために
……
(Vendaval Recital) 事故と関係ないのであれば、担当する場所、などの可能性もあるが
…
(Viola Kuro) 危険の多い場所の記録
……
とかなのかな
……
(Viola Kuro) そこで事故にあった人がこれだけいるよ、みたいな
(Luna Halcyon) 読みにくいけど、最初の方に見た近況報告に乗ってた名前とおんなじ人もいるのかな
…
(Vendaval Recital) 先程の記録を合わせれば分かるかもしれないがな。
(Viola Kuro) これだけ書き込まれてるなら、被ってる名前もありそうだね
Vendaval RecitalZeromusはViola KuroValeforにうなずいてみせた。
(Neige Orbis)
……
だね。後で、整理しようか。
(Vendaval Recital) そうだな。
(Luna Halcyon) そうだね
(Viola Kuro) そういえばメモ取ってくれてるわね
【視線を逸らすと、呼びかけが届かなかった距離だけが残り続けた。】
【あなたが調べた痕跡から、落盤により複数名が同時に下敷きとなり、全員を一度に救出することは困難な状況だったことがわかる。】
Vendaval RecitalZeromusは羽根ペンで記述した。
(Luna Halcyon) じゃあ、整理するときは戻らなくても大丈夫そうだね
(Viola Kuro) 丁寧な記録だと、後が助かるわねっ
Viola KuroValeforはVendaval RecitalZeromusに肯定してみせた。
(Vendaval Recital) ひとまず調べられそうなところは調べてみるとしよう。
(Luna Halcyon) はぁい
(Viola Kuro) とすると、後ろにもあるあっちの建物かしら
Vendaval RecitalZeromusはViola KuroValeforにうなずいてみせた。
Viola KuroValeforはVendaval RecitalZeromusにうなずいてみせた。
≪痕跡2:夜間待機・仮眠の跡≫
【毛布や簡易寝具が、無造作にまとめられている。】
【長時間使われた形跡があり、人数ははっきりしない。】
【ここで夜を越えようとしていたことだけが伝わってくる。】
【毛布の端に、握りしめられた跡のような皺が残っている。】
(Viola Kuro) ここは、宿舎かしら
(Neige Orbis) うん、仮眠の跡
…
だな。
(Neige Orbis) 何人か寝泊まりしてたみたいだけど
…
(Luna Halcyon) みたいだね
…
。なんか、すごいしわになってる
…
(Vendaval Recital) 寝具の数を見る限り、ある程度の人数がここで集まって寝ていたようだな。
(Viola Kuro) 寝具かぁ
……
(Viola Kuro) ここで作業してる人達が眠っていた頃は、まだ森には昼もあったのかしら
(Vendaval Recital)
…
どうやら安眠、という訳にはいかなかったように思えるな。
(Luna Halcyon) まあ、救助中もここを使ってたんだったら、いい夢は見られないよね
…
(Neige Orbis)
……
そう、だろうな。
(Vendaval Recital)
…
毛布も寝具もそのままか。
(Viola Kuro) そっか、事故で救出してる間も、ここはずっと使われて
……
(Neige Orbis) いつから夜なのかまではわからないけど
…
理由は、あるように思う。
(Viola Kuro) 事件のせいでこうなったのか、もっと違う、見えてない異変があるのか
……
(Luna Halcyon) なのかなぁ
…
。なんでここは夜なんだろうね
【その場を離れると、時間が進まない感覚が強まった。】
【あなたが調べた痕跡から、事故後、夜間の捜索や待機のために、複数人がこの周辺で仮眠を取っていたことがわかる。】
(Viola Kuro)
……
また、閉じ込められていくような感覚がしたわね
(Neige Orbis)
…
悪意には感じないけど
…
うん、落ち着かないな。
(Luna Halcyon) 本当に夜が見てるなら、寂しいのかな
…
≪痕跡B: 崩落対応の資材置き場≫
【支え棒や丸太が、使われた形跡のまま積まれている。】
【一部は折れ、表面には石粉が付着している。】
【急いで組まれた補強だったことが、一目で分かる状態だ。】
(Vendaval Recital) 現場で使われたもののようだな。
(Luna Halcyon) 折れちゃってるね
…
(Neige Orbis) んー
…
急拵えって感じだな
…
(Viola Kuro) 壊れて交換した後のやつかしら
(Viola Kuro) ええ、あんまり持ち堪えられる感じじゃないわね
……
(Vendaval Recital) 事故が起きた時のものだろうか
…
(Neige Orbis) そんな気はするよ。
(Viola Kuro) 慌てて作ったみたいな感じだ
(Luna Halcyon) 慌てて作りましたって感じはするよね
…
(Viola Kuro) やっぱりそんな雰囲気よね
Viola KuroValeforはLuna HalcyonPandaemoniumにうなずいてみせた。
(Luna Halcyon) ね
(Vendaval Recital) 生活の後、事故の痕跡
…
何かがあったことはわかる。だが、この異変に関係しているのかはまだ分からないな。
(Viola Kuro) 事故についてだけは、少しだけ分かってきたけど
……
【視線を離すと、空気が張りつめ、動かない重さが残った。】
【あなたが調べた痕跡からは、洞窟内で落盤事故が発生し、応急的な補強や対応が試みられていたことがわかる。】
(Viola Kuro) この夜については、何も手掛かりが見つからないわね
(Vendaval Recital) (/em はそう言いつつ、見つかったものの情報を手帳に記録した)
Viola KuroValeforは考えた。
Vendaval RecitalZeromusはViola KuroValeforにうなずいてみせた。
(Vendaval Recital) 建物は大体調べたか
…
(Luna Halcyon) うぅん
…
。いっそ夜が話してくれたらいいのに
(Viola Kuro)
……
少し、見つけたものをまとめてみるのが良いかしら?
(Luna Halcyon) そうだねぇ
【痕跡を並べると、いくつかの事実は浮かび上がる。】
【事故が起き、救出が続き、名は集められていた。】
【その先に必要だった行為だけが、まだ行われていない。】
(Viola Kuro) 最初の方に見つけた日記、そこにあった名前は
(Viola Kuro)
………
事故が起きた後に発見された。犠牲者リスト、なんだと思う
……
Vendaval RecitalZeromusはViola KuroValeforにうなずいてみせた。
(Luna Halcyon) 犠牲者リスト
…
?
(Viola Kuro) 最初から名前を羅列できるように、枠があったように見えるの
……
(Neige Orbis)
…
あの記録も
…
救出作業の報告、ととれる文面だったしね
(Viola Kuro) だから多分、はじめから見つかった人を書き込むための、救助作業の日報なんだ
Viola KuroValeforはNeige Orbisに苦笑いしてみせた。
(Viola Kuro) ちょっと話すのが辛い考察だけど、ね
(Viola Kuro) でもそれだと、なんで途中で終わってるのか
(Luna Halcyon) 見つかってないから
…
?
(Vendaval Recital) 救助が中断された
…
続けられなくなった
…
?
(Neige Orbis)
…
。うん、オレもちょっとそう思ってた
(Viola Kuro) 多分2人の考えは合ってるとおもう
(Neige Orbis) 調べた限りじゃ
…
落盤事故だ。二次災害の可能性も高いし
…
救出だって、危険な作業になる。
(Vendaval Recital) 荷造りをしていた所を見ると、離れる事になったのだろうと思う。実行できたかは不明だが。
Neige Orbisは考えた。
(Viola Kuro) 何日も救助作業をして、犠牲者を見つけていって、でも
Viola KuroValeforは熟考した。
(Neige Orbis) 荷物、全部残ってたもんな
(Viola Kuro) 何かがあって、だんだん文字が荒れていって、離れる準備をして
……
(Luna Halcyon) 荷物が残ってて
…
報告も途中で
…
(Viola Kuro) だから
(Viola Kuro) その"何か"は、"事故"じゃない
(Neige Orbis)
……
うん。オレは
…
(Neige Orbis) 事故があったから、異変が起きた
…
っていうより
(Neige Orbis) その先の話、には思える。
(Vendaval Recital)
…
異変の方が先、という可能性もあるか。
(Vendaval Recital)
…
それに
…
それだけの犠牲者が出たのであれば
…
遺体はどうしたのだろう。何処かに埋葬したのだろうか。
(Neige Orbis)
……
。それ、なんだけど
(Neige Orbis) ちゃんと、見つかってるのかな。
(Vendaval Recital)
……
なるほど。
…
それすら見つかっていない可能性もあるか。崩落であればなおさら。
(Viola Kuro) 名前の記録はあるのに、埋葬の痕跡がない。か
(Luna Halcyon) 見つかってない人がいる、じゃなくて、誰も見つかってない
…
の
…
?
(Viola Kuro) でもそしたら、救助にあたった人は、何を見つけたの
……
?
(Neige Orbis) うん。この村、そう大きくもないし
…
作業に出てた人が誰かはわかってるんじゃないかな。
(Vendaval Recital) ああ。全員が顔見知りでもおかしくない規模だしな。
(Neige Orbis) 見つかったかどうかは
……
わからないけど
(Luna Halcyon) じゃあ、残ってた名前は事故に巻き込まれた人達
…
?
(Viola Kuro) いなくなった人を把握していただけ
……
(Viola Kuro) 地図に書き込まれてた人名は、配置場所とかだったのかな
(Luna Halcyon) かも
…
。誰がどこの担当課決まってて、この辺りにいるだろうって目星をつけてただけ
…
?
(Vendaval Recital) 担当場所か。
…
そこが埋まっていて、戻っていなければ犠牲になった
…
と考えるのもおかしくはないな
…
。
(Viola Kuro) でも、そしたら
……
見つかってなかったって考えると
(Neige Orbis)
…
と考えると
…
。
…
記録の名前は
…
犠牲者の名前、って読み方も間違ってないけど
(Viola Kuro) 行方
…
不明者
……
?
(Vendaval Recital)
…
その方が近い気がするな。
(Viola Kuro)
……
今も
………
?
(Neige Orbis) どうだろう。そこまでは
…
わからない
(Luna Halcyon) 見つかってなくて、作業が中断されたんだったら、そうなのかも
…
Neige Orbisは考えた。
【ここまで調べた痕跡を並べると、この村で起きたことは、事故と、その後の夜に集約される。】
【事故で洞窟奥に人が取り残され、助けようとしたが、助けきれなかった。】
【朝になれば撤退する必要があったが、その前に、戻らなかった者の名を確定させる必要があった。】
【そのための準備は整えられ、戻らなかった者の名は、すでに揃っている。】
【そして、その夜は
――
そこで止まっているようだ。】
(Vendaval Recital)
…
事故の起きた洞窟は
…
どこにあるのだろう。見取り図はあったが
…
場所までは分からないか。
(Neige Orbis) 道
…
あっちに続いてるみたいだけど
(Neige Orbis) あるとしたら、その先じゃないかな
(Vendaval Recital) 行ってみるか
…
?
(Neige Orbis) (/em は道の先を指差した。
(Viola Kuro)
………
うん。
(Luna Halcyon) そうだね
…
【村に残された痕跡をひと通り見終えた頃、夜の重さが、はっきりと形を持ち始める。】
【村の奥、ぽつりと離れた一軒の家。】
【そして、さらにその先
――
闇を抱え込む洞窟。】
【どちらも、この夜と無関係ではなさそうだ。】
【夜はまだ、決められていない。】
(Luna Halcyon) なんだか、先に進むのがつらくて、進みたくないみたいだね
(Neige Orbis)
…
うん。そう見えるよな。
(Neige Orbis) 立ち止まってる、っていうかさ。
(Viola Kuro) ずっと留まって、先に行けなくなってるみたい
【森の奥、夜のままの道を進む。足音は響くが、時間の手応えが伴わない。】
【火を灯しても、燃えているのか、留まっているのか、判然としない。】
【夜は続いているようにも、止まっているようにも見える。】
(Luna Halcyon) でも、進んだらつらいのが分かってるなら、進みたくないのは当たり前のような気もする
(Viola Kuro) そうだね
……
(Neige Orbis)
…
あっちに小屋があるな。洞窟は
…
もう少し先か。
(Luna Halcyon) 小屋
…
?
(Luna Halcyon) (/em は小屋の方に視線を向けた。
(Viola Kuro) まだ建物があったんだね
(Vendaval Recital)
…
目を閉じていれば
…
辛いものを見ずに済むか。
……
小屋か。見に行ってみるか?
(Neige Orbis) うん、どっちからでも。
(Luna Halcyon) じゃあ、ちょっと行ってみる?わかることもあるかもしれないし
(Viola Kuro) うん、そうしてみようか
(Vendaval Recital) そうだな。洞窟はまだ先のようだし。
(Neige Orbis) ん、了解。
(Viola Kuro) もしも、夜が明けなかったら
(Viola Kuro) 終わりが来なかったら
(Viola Kuro) ずっとずっと、助けるために掘り続けないといけなかったのかな
【夜の重さが、はっきりとこの場所に集まっている。】
【調査で見た痕跡が、空気として思い出されるだろう。】
(Luna Halcyon)
…
でも、そうしたかったのかもしれないよ
(Neige Orbis) そうかもな。
…
でも、続けられなかったんだろう。
(Viola Kuro) うん
……
(Vendaval Recital)
…
それでも、まだこうして夜は続いている。
(Vendaval Recital)
…
誰もいなくなっても、夜だけが、ずっと。
(Neige Orbis)
……
うん。
(Vendaval Recital) さて
…
ここはどうだろうな
【室内は、使われる準備だけが整えられたまま、静まり返っている。】
【紙片や道具は残されているが、誰かが触れた気配は途中で途切れている。】
【この場所には、終わらせきれなかった夜の名残だけが残っている。】
【ここは、名を"残す"ための場所だったのかもしれない。】
(Neige Orbis) (/em は机の上に視線を落とした。
(Luna Halcyon) ここもそのまま
……
?
(Neige Orbis)
……
書類と、道具。
…
何も書かれてないな。
(Viola Kuro) 揃えただけで、使われてないみたい
(Luna Halcyon) ここに、名前を
…
?
(Vendaval Recital) (/em は部屋の中を見回してから、テーブルに視線を戻した。
(Neige Orbis)
…
多分、そうなんだろう。
(Neige Orbis) 撤退する前に、ここに名前を記して
…
確定させる必要があった。
(Neige Orbis) でも
……
未処理のままだ。
(Viola Kuro) 見つけた人じゃなくて、見つからなかった人を書くための
……
(Neige Orbis)
…
うん。
(Vendaval Recital)
……
戻ってこない人
…
助けられなかった人の名前を記録する、か
…
(Luna Halcyon)
……
。そりゃあ、書きたくないよね。書いたら認めるってことだもん
(Neige Orbis)
…
そうだな。
(Viola Kuro) それを確定させたら、その人たちはもう
(Viola Kuro) 探されることはない
……
(Neige Orbis) うん、助けられなかったと
…
死を認めることだ。
(Viola Kuro) みんなきっと小さな村で、深く付き合ってたんだね
(Neige Orbis)
……
そうなんだろうな。
(Viola Kuro) 名前を書くのが本当に辛くなるほど
(Viola Kuro) いなくなった事を、乗り越えられない程に。
(Vendaval Recital)
…
その思いが
…
ここを閉ざしてしまったのだろうか
…
。
(Neige Orbis)
……
。うん。きっとな、
…
これは、判断を保留にした夜だ。
(Neige Orbis) そして書けなかった人達も、多分
…
どこかで、立ち止まったままでいるんだろう。
(Viola Kuro) 答えを出さないまま、思いがずっとここに留まってる
……
Viola KuroValeforは考えた。
(Luna Halcyon)
……
。でも、立ち止まって、ここにいたいって思うのって、別に悪いことじゃない気がする。思いがここにあるだけなら尚更、ここにいさせてあげてもいいんじゃないの?
(Neige Orbis)
…
うん、そう考えるのも
…
間違いじゃないとオレは思う。
(Neige Orbis) 無理に進むことが、足を痛ませることだってあるから。
(Viola Kuro) 持ち出されていた書類が、名前のリストだとしたら、それは見つかった人だったのかしら
……
(Neige Orbis)
…
どうだろうな。
(Luna Halcyon) どうだろう
…
。そういうこと、書いてなかったからわかんないや
(Viola Kuro) 見つからない以上、答えはないわね
(Vendaval Recital)
……
この夜が、ただここに在り続ける事を望むのであれば、それもいいかもしれない。
…
だが、私達は進まなければな。
…
いこう。
(Neige Orbis) ああ。向こうも、見てみるか。
(Luna Halcyon) うん
(Viola Kuro) そうしましょう
【暗闇は沈黙している。岩は崩落し、世界が分断されている。】
【呼びかけを拒んでいるようにも、待っているようにも見える。】
【この奥にあるものは、まだ、誰の手も届いていない。】
【この場所には、"呼ばれるはずだった名"だけが、静かに残されている。】
(Neige Orbis)
……
。塞がってるな。これじゃ
…
進むのは難しい。
(Viola Kuro) 補強に使われてた材料があの様子だったから
(Luna Halcyon) なんか
…
ここ、よくわからないね、待ってるのに来るなって言われてるみたいな
…
(Viola Kuro) 当時あった坑道も、もう全部崩れて閉ざされてしまってるのかも
(Neige Orbis) 彼らも
…
決められていない、のかもな。
(Vendaval Recital) (/em は無言で歩を進めて、入り口を塞いだ岩に手を当てた)
(Neige Orbis) 進むべきか、留まるべきか。自分達が、どうあるべきか。
(Luna Halcyon) わかんないのか
…
。どうしたらいいのか、どうしたいのか
(Neige Orbis)
…
多分な。
(Neige Orbis)
……
。一通り、見てさ
(Neige Orbis) アンタたちは、どう思う?
(Neige Orbis) この夜は
…
どうして、誰が
…
足を止めたのか。
(Viola Kuro) どうして、誰が
………
(Neige Orbis) 動くべきか、留まるべきか
…
(Vendaval Recital) 私には特定の誰が、というより
…
様々な思いが絡まって、ここを封じてしまったようにも思える。
(Neige Orbis)
…
うん。
(Luna Halcyon) 僕は
…
。やっぱり、認めたくないし、まだ探し続けたいから想いだけここにいる気がする
…
(Neige Orbis)
…
まだ探してる
…
か。そっか。
(Viola Kuro)
……
私は、残された人が、置いて行かれたくない想いがあって、夜のまま
……
探し続けて貰えるように、留めているように感じたわ
(Neige Orbis)
……
うん。
(Neige Orbis)
…
多分、答えはひとつじゃないんだろう。
(Neige Orbis) ただ
…
ひとつわかるのは
(Neige Orbis) 誰も、選べなかった。あるいは
…
選ばなかった。
Vendaval RecitalZeromusはNeige Orbisにうなずいてみせた。
(Viola Kuro) それだけは、確かなことだね
(Luna Halcyon) うん
…
(Vendaval Recital)
…
私は、命は流れゆくものだと思っている。
…
だから
…
このままなのはなんだか
…
少し胸が痛いな。
(Neige Orbis)
…
うん。
(Neige Orbis) してやれることは、あると思う。
(Neige Orbis) 名を記すか。名を呼ぶか。
(Luna Halcyon) でも
…
。みんなまだ迷ってたり、選びたくないんでしょう?
(Neige Orbis) うん、無理に進ませることになるかもしれない。その気持ちまでは
…
オレたちには、わからない。
(Viola Kuro) いずれ先に進めるのなら、留まることも大事な時間だと思う。でも
(Viola Kuro) これは、進む日が来るのか分からない
……
留まるのは大事だと思うけど、それは先に進んでほしいからだ
(Neige Orbis)
……
うん。闇に留まり続けることは
…
きっと、苦しいこともある。
(Vendaval Recital)
…
残された者達は
……
暗闇の中でただ待ち続けているのだろうと思う。自分では選ぶ事さえできずに。
(Neige Orbis) 記せば、確定する。
……
それは、もしかしたら、夜の外で待つ者に届けられるものにもなる。
(Neige Orbis) 呼べば
…
夜に取り残された彼らに、道を示すことができるかもしれない。
(Neige Orbis) ただ、アンタたちがその責任を代わりに負う必要があるかといえば
…
オレはそうも思わない。
(Luna Halcyon)
……
。進むのって、そんなに大事かな。ここは進まなくても、たぶん誰にも迷惑かけてないよ
(Neige Orbis)
…
うん。それも、確かにそうだな。
(Neige Orbis) 誰も迷惑だとは、思っていないと思う。心配は
…
しているのかもしれないけど
(Viola Kuro) それは、そうなのかもしれないね
……
(Viola Kuro) 夜が明けない森があるだけだ
(Neige Orbis)
…
ああ。
(Vendaval Recital)
…
それでも
…
私は闇の中でこの先も待ち続けているよりも
…
彼等に次の旅に出て欲しいと思う。それが責任を負う事だとしても
…
ただ、私がそうしたいと思うだけだ。
(Neige Orbis)
……
そっか。
(Luna Halcyon) 選ぶなら、自分で選ばせてあげた方が納得できるような気がするの。道を一つだけ示すんじゃなくて、いろんな道の中から選べるまで待ってあげる方が、つらくないんじゃない?
(Vendaval Recital)
…
呼んでも応じないものはいるかもな。
(Viola Kuro) 私はそれでも、ここに安らぎは無いんじゃないかって、思っちゃうんだ
……
(Neige Orbis)
…
うん。
(Viola Kuro) 暗い穴の中で、永遠みたいに長い間、ただ何かが変わるまで居続けるのは
(Neige Orbis) 彼らの本当の気持ちを、オレたちが聞くことはできない以上
…
どれも、間違っていないし、どうしてやりたいか、という気持ちでしか、きっとオレたちにできることはないと思う。
(Viola Kuro) それがエゴでも、救われて欲しいって思っちゃうんだ。
(Vendaval Recital)
……
彼らが意思表示できるのであれば、選択肢を持ち合わせているのであれば
…
無論、その方がいいのだろうが。
(Luna Halcyon)
……
。なら、全部やってみたら?名前を呼んで、記して。それで救われる人は救われるだろうし、悩む人は悩むし、ここにいたい人はここにいる。そんなふうになるかもしれない
(Neige Orbis)
…
手を引いてやることも、道を示してやることも、待ってやることも
…
どれも、きっと優しさだ。
(Neige Orbis)
……
。
(Neige Orbis) (/em はふむ、と目を伏せた。
(Viola Kuro)
……
道を照らすだけ、って感じかしら?
(Luna Halcyon) うん、照らすだけ。こっちに行った方がいいとは言わないでおくの
(Viola Kuro) それで、全部か
……
なるほど
……
。
(Vendaval Recital)
……
向こうがどう受け取るかは分からないが
…
考えた所で分かるものでもないしな。
(Neige Orbis)
……
うん。任せるよ。
(Viola Kuro) もしそれが出来るなら、私
……
声を掛けてみたいな
Vendaval RecitalZeromusはViola KuroValeforにうなずいてみせた。
Viola KuroValeforはVendaval RecitalZeromusに微笑んでみせた。
(Luna Halcyon) 全部やるんだったら
…
えっと
…
あとは名前を書きに行って
…
?
(Neige Orbis)
…
名簿、
…
持ってくるか?
(Luna Halcyon) そうだね
…
。多分、同時の方がいいだろうし
…
?
(Vendaval Recital) 一応メモはとったが
…
(Viola Kuro) 準備までされてるなら、あの白紙の名簿も使うのは良さそうね
Viola KuroValeforはうなずいた。
Vendaval RecitalZeromusはLuna HalcyonPandaemoniumにうなずいてみせた。
(Neige Orbis) 名前は、ちゃんと持ってきてるか。
(Vendaval Recital) ならさっきの小屋にいって、とってくるか。
(Neige Orbis)
……
うん。多分あれさ、公的書類だと思う
(Luna Halcyon) じゃあ、そっちにちゃんと書かないとか
…
(Neige Orbis) そうなるな。
(Viola Kuro) 最初の小屋にあった名前は、ヴェンダバールさんがメモしてくれてるから
(Viola Kuro) 最後の小屋の書類だけ持ってくれば良いのね
(Luna Halcyon) そうだね、取りに行こっか
(Viola Kuro) そしたら、ルナちゃんは残る思いのために言葉を?
(Luna Halcyon) そうだなぁ
…
。なんて言おう
…
(Neige Orbis) (/em は名簿を手に取り、Vendaval RecitalZeromusに差し出した。
(Neige Orbis)
…
じゃあ、これは
…
任せていいか?
(Vendaval Recital) (/em は情報を記した手帳のページを開いて確認し、頷いた。
(Vendaval Recital) ああ。受け取ろう。
(Viola Kuro) よろしくお願いするわね。ヴェンダバールさん
(Vendaval Recital) (/em は白紙の名簿を受け取った
Vendaval RecitalZeromusはViola KuroValeforにうなずいてみせた。
(Neige Orbis)
…
それじゃ、あとは
…
(Vendaval Recital) では
…
向こうに戻るか。
(Neige Orbis) うん。
(Luna Halcyon) だね
(Viola Kuro) そうね
(Vendaval Recital)
…
では、声をかけるのは任せよう。
(Neige Orbis)
……
さ、準備は整ったけど
…
(Viola Kuro) (/em は頷いて、岩で塞がれた入り口の前まで歩く。
(Viola Kuro) そしたら、呼びかけてみるわね
(Viola Kuro) メモ帳、お借りするわね
Viola KuroValeforはVendaval RecitalZeromusにうなずいてみせた。
Vendaval RecitalZeromusはViola KuroValeforに何かをわたした。
(Viola Kuro) ありがとっ
Vendaval RecitalZeromusはViola KuroValeforに微笑んでみせた。
(Neige Orbis) (/em は夜の様子を伺うように、空を見上げた。
(Viola Kuro) (/em はページを開き、そこに記された名前に視線を落とす。
(Luna Halcyon) (/em は祈るように目を閉じた。
(Viola Kuro) そうよね
……
どうしたいかは、その人次第
……
夜だけの空も、昼だけの空もないんだから
(Viola Kuro) (/em はそして、ひとつずつ、問いかけるように名前を口に出していく。
(Viola Kuro)
………
──。───。──。
(Neige Orbis)
……
うん。歩み方も、その速度も
…
違うけど
(Vendaval Recital) (/em はViola KuroValeforの呼びかけに合わせるように、一つ一つ丁寧に書類に名前を記載している。
Vendaval RecitalZeromusは羽根ペンで記述した。
【名は記され、声もまた、夜に放たれる。】
【だが、どちらも決定的な変化には至らない。】
【夜は揺れたまま、ほどけきらずに留まっている。】
【この場にあるのは、選ばれなかった余地そのものだ。】
(Luna Halcyon)
……
。
……
変わらない
…
?これだけじゃ選べないってこと
…
?
(Vendaval Recital) (/em は名前をきちんと最後まで書き終えるとペンを止めた)
(Viola Kuro) (/em はやがて全ての名前を読み上げ、顔を上げた。
【静寂が、わずかに深くなる。】
【拒まれてはいない。だが、受け取られてもいない。】
【夜は、まだこちらを見ている。】
【夜は動かない。】
【変わり始める気配も、拒む気配もない。】
【ただ、次を待つように、静かに留まっている。】
(Viola Kuro) まだ伝えるべきことが、残ってる?
(Vendaval Recital) ただ、名を呼ぶだけでは動けないようだな
Viola KuroValeforは目を閉ざした。
(Viola Kuro)
………
(Luna Halcyon) あと伝えるべきこと
…
(Neige Orbis)
………
。この夜って、さ。
(Neige Orbis) 選べなかった
…
決められなかったものだから。
(Neige Orbis) 多分
…
決めきれないんだろうな。迷ってる。
(Viola Kuro) ──貴方達の捜索は、この夜が明けたら終わるの
……
(Viola Kuro) (/em は岩肌に手を触れる。
(Viola Kuro) 見つからなくても、待っていても、残っていても
(Viola Kuro) 朝が来たら、救助はおしまい。それが決まり
……
(Neige Orbis)
……
。
(Viola Kuro) でも、朝に向かうか、この夜の中で待つかは──貴方達が決めるの
【空気が、わずかに重さを変えた。】
【夜は、聞いているように見える。】
(Viola Kuro) (/em はヴェンダバールへ視線を向ける。
(Viola Kuro) 貴方達の名前はもう見つけてある。伝えることもできる。夜を越えたい人はそうしなさい
(Viola Kuro) (/em は背中越しにルナへ振り返る。
(Vendaval Recital) 選ばないこともまた選択の一つかもしれない
…
だが、それでは何も変わらない。終わらない夜が続くだけ。
(Viola Kuro) 無理に連れ出すことはしない。それを悪いとも言わない。夜に留まりたい人はそうしなさい
(Vendaval Recital) 考えるといい。
…
どうしたいのか。
(Luna Halcyon) 決められないならそれでもいい、まだここで迷い続けることだって、一つの選択だよ
【洞窟の奥で、かすかな崩れた音がした。】
【風でも、落石でもない。】
【返事とも呼べないほどの、わずかな動き。】
【夜が、言葉を受け取った。】
(Neige Orbis) (/em は聞こえた音に耳を揺らし、洞窟の奥を見据えるように目を細めた。
(Viola Kuro)
……
貴方達には安らかでいてほしいから
……
だから、うん。どうあれ応援するわ!
(Neige Orbis)
……
ちゃんと、聞いてはくれてるみたいだな。
(Viola Kuro) (/em はその音を聞き取った後、最後に岩肌をポンと叩いた。それは進む者の背中を押すようで、もしくは残る者の肩を軽く叩くようで。
(Vendaval Recital) 私達にできるのは選択肢を用意する事だけ。
…
選ぶも選ばないも後は貴方達次第だ。
(Neige Orbis)
……
うん。
(Neige Orbis)
…
いつだって、歩きはじめるのは
…
自分自身だ。
(Luna Halcyon) 何を選んでも、選ばなくても、誰も怒らないし、失望しないよ。
…
だから、何をしたっていい。ただ、自分で選んで
(Luna Halcyon) 他の誰でもない、君達が納得するために
【洞窟の奥からの気配は、それ以上続かなかった。】
【だが、先ほどまでそこにあった重さだけが、わずかにほどけている。】
【夜は静かだ。けれど、閉ざされたままの静けさではない。】
【この場で出来ることは、もう尽くされたのだと、誰もがどこかで理解している。】
(Neige Orbis)
……
。
…
あとは、自分達で決めるだろう。
Vendaval RecitalZeromusは目を閉ざした。
(Vendaval Recital)
…
そうだな。
(Neige Orbis)
…
それぞれのペースで、それぞれの道にさ。
(Luna Halcyon)
…
みんなが納得出来たら、ここはどうなるんだろうね
(Neige Orbis)
……
さあ。どうだろうな。
(Vendaval Recital)
…
きっとその時になればわかるだろう。
(Vendaval Recital) 私達がそれを見ることが出来るかどうかはわからないが。
(Luna Halcyon) えへへ、じゃあたまに様子見にこよっか
Vendaval RecitalZeromusはLuna HalcyonPandaemoniumに微笑んでみせた。
(Viola Kuro) それまでもう少し夜は続くわね
(Neige Orbis)
……
夜道が暗くて心配なら
…
その時は、一緒に歩いてやるさ。
(Vendaval Recital)
…
そうだな。
(Viola Kuro) うんうん
(Vendaval Recital) またこよう。彼等も
…
話し相手がいるのは悪くないかもしれないしな
(Luna Halcyon) あはは、そうかもね。通ってたらそのうち相談してくるかも
(Viola Kuro) ふふ、ずーっと悲しく待ってる必要もないものね
(Vendaval Recital) どんな道を選ぶにしろ
…
貴方達の旅に良き風が共にあらんことを。
Vendaval RecitalZeromusはお辞儀した。
Viola KuroValeforは祈った。
(Neige Orbis)
……
星屑は、巡る。星は遠くとも、同じ空の下に在る。
Vendaval RecitalZeromusはNeige Orbisにうなずいてみせた。
(Neige Orbis)
――
我らは、夜を越える者の傍に在ろう。
Neige Orbisはひざまずいた。
(Neige Orbis)
……
。さ、行こっか。
(Viola Kuro) ちょっとは行き先を照らせたかしらね
(Neige Orbis) だといいな。
(Vendaval Recital)
…
ああ。いこう。
(Luna Halcyon) はぁい
(Vendaval Recital) 彼等のそれぞれの道がある様に、私達は私達の道がある。
…
そういえば、迷子だったか。
…
どこに行くつもりだったんだ?
【言葉は、夜の向こうへ手渡された。】
【返事はない。けれど、沈黙はもう閉ざされていない。】
【留まり続けていた夜が、静かにほどけていく。】
【空はゆっくりと色を変えはじめる。】
【手渡された夜は、朝へ進んでいく。】
(Neige Orbis)
……
。
(Viola Kuro) あ、そういえばそんな話だったわね
(Vendaval Recital) (/em は小さく笑って歩き始めた)
(Neige Orbis) (/em は空を見上げ、僅かに目を細めた。
(Luna Halcyon) えっと
…
。どこって言ってたかな
…
。ちゃんと聞いてなかったんだよね
…
(Neige Orbis) 何、また迷子?
(Luna Halcyon) またじゃないよぅ!
(Neige Orbis) いつもじゃん
…
(Luna Halcyon) たまにだしぃ~
(Viola Kuro) あはは!途中まで一緒にいきましょ!
(Neige Orbis) まあ
…
その辺の集落にでも行けば、合流できるんじゃない?
(Vendaval Recital) ふふ、分かる所までは送ろう。
(Luna Halcyon) そうする
……
途中までみんなで一緒に行こ~
(Neige Orbis) オレも戻るし、一緒に行くよ
Vendaval RecitalZeromusはLuna HalcyonPandaemoniumに微笑んでみせた。
(Luna Halcyon) やったー!じゃあみんな一緒だね!
(Vendaval Recital) ああ
……
帰るとしよう。一緒にな。
Viola KuroValeforはうなずいた。
(Luna Halcyon) えへへ、今度は流石に迷子にならないでしょ、多分!
(Neige Orbis) まあ
…
これだけ居たら変なとこには逸れないでしょ、多分
―
答えは返らず、それでも夜は朝へ進んだ。
―
Ending G:返問
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