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春野ツバサ
2026-02-14 21:35:04
1693文字
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気がつきゃゲゲゲ次回更新分チラ見せっ
支部にて投稿中の気がつきゃゲゲゲ。
第10話更新予定分の1部をチラ見せでございますっ。
次回更新は2月28日を予定しておりますっ。
おや、奇しくも財団Xで風船が飛ぶのと同じ日でございますね(白々しい
よろしければ割りに来てくださいませ(殴
気がつけばこのお話も10話に到達でございます。話全く進んでおりませんが(撲殺
今話よりようやっとメインストーリーに突入して参ります。てなわけで、もう1人の主人公もビシバシ絡んでゆきます乞うご期待っ。
無断転載及びAI学習はご遠慮くださいますようお願いします(礼
朝。目が覚めたら幽霊さんの姿がまたありませんでした。
もしかしたら昨日の晩のことを気にして色々気まずかったのかもしれない。私的には全く気にしていないのだけど。むしろあれは全面的に非はこっちにあったし。幽霊さんが引きずる必要は全くないのだけどなぁ。
あるいは、付近の妖怪に話を聞きに行ったか。昨日のこともあるし、そっちの線の方が可能性としては高いかもしれない。であれば、私の出る幕はない。
妖怪のことは幽霊さんに任せるとして。こっちはこっちで調査を進めてしまおうと思い宿を後にした。
宿が建つ湖に面した通りは村で最も人が行き交う場所であるはずなのにしかし、村人の姿はもちろん人っ子1人見当たらない。まぁ、今日村で起こる弔事を考えればおかしくはない。もしくは
――
こちらを警戒して引きこもっているか。
可能性としてはどっちもあり得そうだなーと思いながらてくてく通りを歩いていく。その道中。
――
風鈴。なんかこっち見てるよ
――
でしょうねぇ。さっきから何やら視線を感じていましたもの。
とはいえ、警戒心とかとはまた別のもの。向けられた視線も刺すような刺々しいものというより、どちらかというと嘲りに近いもののようだ。
……
ふむ。となるとこれはおそらく。
クロちゃんからの忠告を片耳に入れつつ、構わず歩みを進めていた時だった。
ひゅっ。
空気を切るような音が近付いてくる。
――
風鈴っ
――
クロちゃんの慌てた声と振り向かないでパシリ、と何かを掴んだ音は同時だった。
「「「んなっ」」」
「やぁ、こんにちは悪戯坊主くん達。
私に何か御用ですか?」
掴んだ小石をぽいっと放って再びキャッチしながら、にこりと笑顔を浮かべて振り返った。
――
中略
――
少年
――
時弥くんと
遭遇
エンカウント
した。
長田時弥くん。
この村での唯一の良心。この魑魅魍魎が跋扈する村でどうやったらここまで純粋な心を育めるのか逆に聞きたい。それ程までに心根の真っ直ぐな少年である。
聞けば龍賀のお屋敷に向かっていた最中とのことだったので見送りの意味を込めて途中まで一緒に行くことにしました。
「へぇー。時弥くんのお祖父様はこの辺り一帯の地主様なんですか」
「そうだよっ」
転んだりしないよう、手を繋ぐことを打診してみたのですがすんなり受け入れてもらえました。警戒されるどころかむしろ嬉しそうまであります。繋いだ手をぶんぶか振っております。
「それで、お祖父様の跡を継ぐ方を今日これから発表すると」
「うん。みんなは時麿おじさまが後つぎになるんじゃないかっていってる。
でも、克典おじさまは自分が後つぎだっていってた」
「そこまで言うということは、相当な自信がおありなんでしょうね」
踊らされているとも言うのだけれど。それはもちろん言いませんとも。
「でも村の人たちは克典おじさまはよそもの
――
あっ。村の外の人間だからぜったい無理だっていってるよ」
時弥くんが何かを言いかけて慌てた様子で訂正した。
ええ。早々に矯正いたしました。排他的な村の中で大人の使用する言葉を子供が真似てしまうのはしょうがないです。が、しかしっ、それを正してやるのも大人の使命ですっ。まだ幼い子どもであればこそ間違っていてもすぐに直すことができる位素直さがありますからねっ。ならば行動あるのみですっ。
時弥くんの言葉になるほど、と相槌を打った。
ふむ。このあたりは特にズレはなし、か。
まぁ、この時点で既にズレが発生していたらそれはそれで困るのだけれども。
「あっ。沙代ねえだっ。
沙代ねえーー!!」
「おっと」
思考にふけっていると、遠くにいる人の姿を見つけて走っていく時弥くん。繋いでいた手をぱっと離していってしまいます。
走っていった先はそれほど遠くないので慌てずのんびりと追いかける。
遅れて少しその場にたどり着くと、喪服とおぼしき黒い着物に身を包んだ女の子(おそらく沙代さんだろう)とその腰にじゃれつく時弥くん、そして
――
昨日列車で遭遇した壮年の男性が立っていた。
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