紫呉葛
2026-02-14 21:15:42
604文字
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【チャティ&カーラ】黄色い箱に、三角柄のリボンを結んで

カーラとチャティのとっても短い小話。

カーラにとっては普段は気にも留めないものだったが、今回は偶然にも興が乗った、それだけだった。
「チャティ、あんたにやるよ」
カーラが一つのデータをチャティに送った。
〔ボス、これは何だ?〕
チャティのフォルダにハート型のチョコレートの画像が届いた。
「バレンタインのチョコだよ。あんたは食べられないから画像にしたんだ」
カーラは答えた。
〔そうか〕
とだけチャティが返した。
相変わらず淡白だねぇとケラケラとカーラが笑い声を上げた。
チャティは何も言わずカーラを視界センサーに映していた。

C4-621宛にチャティからにメッセージが届いた。
〔RaDのチャティ・スティックだ。
今日ボスからバレンタインとしてハート型のチョコレートの画像が送られてきた。
バレンタインとは大切な奴にチョコを渡す日らしいな。
ボスが何故俺にそんなことをしたのか、解析不能だ。笑えない状況だ。
だが、ボスが俺に送った、ボスが笑った。
これは重要なことだと俺も理解できた。
用件はそれだけだ、じゃあな〕
と、一方的なものだった。

C4-621はチャティに連絡を入れた。
自分の持つ、ウォルターとのやり取りについて情報提供をした。
それを聴いたチャティは、C4-621に一つの演算を提示した。


カーラの元へC4-621が訪れた。
一つの荷物を持ってきたと。
その送り主を知ったら、
きっとカーラは笑うのだろう。

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