かずい
2026-02-14 15:23:28
3035文字
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銀魂吉原大炎上感想


大炎上観てきたので記憶頼みの時系列バラバラ思いつく順番に支離滅裂感想を書き起こす。

以下、本誌連載最初から最後までリアルタイムでおっかけていた、担当編集さんの次には銀魂のこと知っている気でいる、典型的な厄介オタクの原作厨による感想になります。

要するに「いい映画だったけどここはちょっとなぁ(個人的な解釈に依存する批判的感情)」みたいなことも書いている感想です。

「冒頭から最後の最後まで完璧だった!文句の一つもない!とにかくこれぞ銀魂って映画だった!」という感想を読みたい人は読まないほうが幸せです。

よろしければ以下どうぞ。


で。冒頭からすみませんが導入のギャグは完全に蛇足でガン萎えした。これが『アニメ銀魂らしさ』だと言いたいのはわかるしメタが悪いんでもパロディが悪いんでもなく一重にタイミングやネタの使い方のセンスの問題。

そらちさんが原案やった完結篇の冒頭の映画泥棒と比較するとわかりやすいんだけど、そらちさんがシリアス回の導入としてギャグ入れるときはシリアス本編に繋がる意味のあるギャグなんだよ。

ファイナルのときの導入のDBパロディも原作ではシリアス続きの息抜きと掲載先が変わって読者があらすじを欲しているのに応える形で萎えない分量で適度に入れられてたのに対してアニメではパロディ面白いだろ?だろ?みが強くてしつこいなと思うくらい長くて若干辛かったんだよそういえば。

今回はもっと悪化してて鬼滅ネタから導入しておいて遊郭ネタで繋げるのかと思いきやそんなこともなく全くスムーズに繋げる気もなく『こういうのが銀魂らしくて面白いんだろ?』みたいな入れたいから入れただけのつまんねぇギャグは本当に寒かった。最初から鳳仙の城を大写しで始めたほうがはるかによかったと思う。

そらちさんの読者目線でお話を作るバランス感覚が天才的なだけったらそうなんだけど、昔からずっと、原作にあったギャグをアニメが誇張するところまではまあおもしろくても、アニメがオリジナルでギャグぶっこんでくると途端に寒くなるんだよな銀魂ってファイナルのときの入場者特典をそらちさんに描かせた鬼滅キャラにした件はマジで一生恨むレベル。そらちさんの描いた銀魂キャラ特典が欲しかったよ。

ここまで悪口ばっかじゃねぇか。いや、よかったところもたくさんある!

晴太の冒頭のみなしご発言や中盤の家族発言に銀さんが自分を重ねたり本当に嬉しそうな顔してたりっていう、『親』や『家族』に対する銀さんの渇望や憧憬、感傷みたいなのの描写が丁寧で本当にめちゃくちゃ坂田銀時だった。『家族』をテーマにして坂田銀時に掛け合わせたときのこの切なさたまらん。好き。

吉原に乗り込んだ銀さんを真っ先に見かける土方さんもね。運命力だよね。

ヅラに全く気付かない土方さんもかわいかった。少しの変装で全く気付かなくなるのはいつものことなのでよし。

映像作品になるときはロマンス要素入れるように言われるらしいというのは昔なんかで見た気がするけどヅラと近藤さんに担わせるかそうかまあツッキーがいきなり銀さんきめろつく改変されるよりははるかにいいよねうん。

神威は最強を求めつつそんな団長を承認し見守ってくれる阿伏兎を側においてる辺り大概ファザコンこじらせてるよなーと思うなどする。本当はパピーに阿伏兎みたいな役割を担ってほしかったんじゃないかなと。妄想だけども。

土方さんと総悟と山崎は潜入してる設定っぽいのに人目を避けて屋根の上で集まっててなんのために女装したんだろう感が土方さんのお顔は美しかったけども。ここもまたなんかこう『こういうのが見たいんだろ?嬉しいんだろ?』みがあってなぁ客として道行くモブ男から情報集めて路地裏でこそっと集まってみたいなシーンにしてもっと女装に意味を持たせてほしかった。

ヅラと近藤さんのタックルで壊れてしまう牢屋の扉に牢屋の意味と思いかけたけどそのあとの晴太のなんだこのバケモンたちみたいなびっくりしてる表情にああこの二人が規格外なのねと納得できたのはよかった。

阿伏兎の台詞を聞きながら銀さんは殺す気で殴れる側の人間なんだよなぁと思った。銀さんの場合は闘争本能ではないけど、自分の正義に殉じて自分の中の優先順位をねじ伏せてしまえる。だから先生の首をはねた過去があるわけでつら

神楽ちゃんの暴走シーンは好き。特に跳び回るうさぎみたいな動きがすごくよかった。

強くなりたい新八と神楽ちゃんの対比ほんといいよね神楽ちゃんが暴走するきっかけになってしまって自分がもっと強かったらと言う新八と戦闘力ではなく本能に抗う強さを欲する神楽ちゃんと。二人とも優しい子だね

望むほどにはまだ強くなくても、こんな僕らにも護れる人がいるって立ち上がれる新八めちゃ好き。

ゲストオリジナル天人の噛ませ犬感すごかったけど名前あるキャラクターである必要あったんかなと思ってしまった。

そういえば火付けするお巡りさんがいた気がする。バラガキしててよろしい。

血まみれで何度も立ち上がる銀さんが「俺は不死身の銀時だァァァァ!!」とか言い出さないかハラハラした。(これは完全に最近アニメ金カム履修したせい。原作は読みかけ。予告編で実写が流れてたせいもある。)

銀さんの目がいつになく赤々してた。自分の中では銀さんの目の色は原作初期の寒色系のイメージが強いからむむ。まあアニメは最初から赤く塗られてたからいまさらなんですけども。

ヅラが神威と真っ向から対峙してたのかっこよかったけどそういえばヅラの戦闘力って結局どのくらいなんだろう。強いは強いのに間違いはないけど大義のためなら逃走も辞さないから逃げの小太郎なわけで一番未知数なのかもしかして。

エンディングは目が忙しかった。スタッフロールの原画のところにそらちさんの名前あるかなと捜したいし歌詞も追いたいしその後が紙芝居されてるしで目が左右にうろうろしまくっちゃった。そらちさんの名前原作者以外で見つけられなかったけど見落とした可能性もある

それであの嬉しかった人には申し訳ないんですが、ラストの高杉、必要でした?作画めっちゃ凝ってたけど。アニメが高杉推しなのは今にはじまったことでもないけどそこまでして捩込むかと思ってしまったよ正直なところ。捩込むならむしろ姉上とお通ちゃんだろ。長谷川さんと定春はギリいたけど。

以上、最初と最後は思うところありつつ、また大画面で銀魂観られて嬉しかったです。銀さんはやっぱりかっこよかった。

あ!忘れちゃいけない。特典について。もらえた!読んだ!これが一番楽しめたかもしれないってくらいニコニコで読んでしまった。
アニメ側の、ファンとしてはやっぱりなんかなと思わされる無茶ぶりに、それでも全力で応えたそらちさんマジ空知英秋だし、やまでらさん活用しまくりだし、すぎたさんいじられまくりだし、ともかず~の神楽ちゃんめちゃかわいいし、金時以来銀魂に関わってないなかむらさんまでいじってるし、声優事情に詳しいというかたぶんわざわざ調べたんだろうなというネタ盛り沢山だし。あと今ルパン三世の界隈に棲息しているので土方さんが(やまでらさんの声で)ルパ~ン!って言っててわは!ってなってしまった。銀魂は原作初期からルパンネタあったのに今更ながら新鮮な喜びを感じられて幸せ。