アサフタ
2021-07-13 07:47:39
406文字
Public 死黒
 

死黒/愚者たちの贈り物

くろぎりさんに贈り物をしたい連合の話(?)

「黒霧さんの誕生日っていつなんですか?」
「なんで俺に聞くんだ」

 知らない。祝ったこともない。煩わしく感じながらも教えてやったのに、トガは感謝もせず目を丸くした。あれだけお世話してもらってるのにですか? って、誰がだよ。眉間に皺を刻むも、顔を覆う手のひらに阻まれて不機嫌は伝わらない。

「それならお祝いじゃなくてもいいんじゃない? 勤労感謝とか」

 コンプレスが気の狂った発言をする。ヴィランが勤労を称えるな。
 叱責より早く、スピナーの口から質問が飛び出す。お前ら俺を敬う気ゼロだろ。敬われても気持ち悪いから見逃してやるが。

「死柄木、黒霧さんの好きなものって何だ?」
「俺」

 間髪入れずに答えると、妙な間があいた。マグ姉は頬に手を添え微笑んでいるが、荼毘は白い目を向けてくる。なんだ、その反応。
 言いたいことがあるならハッキリ言えと忠告する前に、「じゃあ作るか!」とトゥワイスが叫んだ。


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