バラ肉
2026-02-12 12:45:46
2703文字
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バレンタイン攻防戦 R15 若干の🍫プレイあり

チョコプレイしてる姿を撮りたい兄さんと、真っ向から全力拒否するブロタソ。

中途半端なネタ話しです。
ちなみに、最後なめなめはさせてもらえました。☺️

「本当に無理、絶対嫌だ!」

そうハッキリ言い切るブロッケンJr.に、アタルはさもショックを受けたように小刻みに震えた。
「ど、どうしてだ……?」
掠れた声からして、どうやら拒否されるとは微塵も考えていなかったようだ。
信じられないと大きくなる目には、らしくなく動揺が見え隠れしている。
「納得がいかん……
心底そう感じたのか。呟きにはやや苛立ちが混ざっていた。

対して、ブロッケンJr.もブロッケンJr.で、その整った顔を思い切り歪めていた。

「はあ!? どうしたもこうしたもあるかよ! むしろ受け入れられるって思ってる方がどうかしてるだろ!?」

唾を撒き散らしながら怒鳴る姿は、さながら毛を逆立てた猫だ。かつて、血盟軍に勧誘しに来たアタルヘ花瓶を投げた時の雰囲気とそっくりである。

だが、今のアタルにあの頃のような大義はない。
あるのは──両手に持つ最新のデジカメとチョコシロップの容器であり。

「チョコプレイの様子を撮影って……ば、バッカじゃねーの!?」
「いや、単なる撮影じゃないぞ。最後はちゃんと合体してツープラトンを決めたところをだな……
「な、そんなところまで撮る気だったのか!!」

そう、彼の申し出……それはブロッケンJr.にチョコシロップを掛けながらハメ撮りをしたい。というとんでもない内容だったのだ。

「ないないないない!!! ぜーったいにオレはやらないからな!!」

アタルの突飛な発言にツッコむ余裕もなく、ウブな若者は頭をブンブンと大きく左右に振った。
ただでさえ性的なことは苦手なのだ。普段の性交でさえいっぱいいっぱいなのに、相手が求めるような過激な真似ができるわけがない。
大抵のことは「Ja!」と聞く彼でも、譲れないものは何があっても譲れない。
いくら、『どんな時も目の前の男を支える』──そう決意したとしても、それはそれ。

残念そうに肩を落としても、ダメなものはダメなのだ。

「分かったなら、早くしまえよ!」

けんもほろろに断る彼は、これで話は終わりとばかりにそっぽを向くのだった。




***間話省略***
(なんやかんやあって、チョコプレイだけはさせてもらえることになったアタブロ)




ペロッ……

「アッ……♡」

舌先が、チョコがかかった乳頭を舐める……その感触にブロッケンJr.は思わず喉をのけ反らせた。
赤く色付いた乳首は散々指で弄られたせいで、もうすっかり敏感だ。ほんの少しの刺激にも過敏に感じてしまう。そこに生暖かい湿ったものが絡みつく感覚は、堪らなく気持ちよくて。

「ンッ♡ は、ァッ……♡」

ぺろぺろと尖った舌先が器用に上下に動くのに合わせ、ズクンッと下腹部が疼き、腰がカクカク揺れる。気持ちいい。うっすら開いた瞳は快楽ですっかり潤んでいた。
「んんッ……そんな、しつこく、舐めたらっ♡」
堪らず相手の頭を抱けば、マスクからはみ出た襟足の毛が指先に触れた。きっと口元を晒した拍子にこぼれ出たのだろう。滅多に振れない硬い毛先は、新鮮で、同時に悪いことをしている気持ちを加速させる。
「キャプ、テン……
非難めいた声で名前を呼べば、胸に張り付いていた顔が少しだけ上がった。
「ッ……
目が合った途端、ブロッケンJr.はその目を見たことを後悔した。
なぜなら、本来は澄んだ空を連想させる青色の瞳は怖いくらいにギラギラと輝いており、さながら飢えた捕食者を連想させた。
食べられる。
本能が叫ぶそのタイミングで、乳首がチュゥゥッと強めに吸われた。

「ひうッ! いっ、んんッ……!♡」

痛いくらいの吸引に、体が強張る。不意打ちにも程がある。
何より、そんなにしても何も出ない。訴えるようにブンブンと頭を振れば、フッと鼻で笑うのが聞こえた。

「これくらい強い方が好きだろう?」

そしてチュポッ……とわざとらしく口を離すと、アタルは挑発的に濡れた口元を手の甲で拭った。

「なっ、なに言って!?」
「ナニ、だと? ……俺は本当のことしか言ってないだろう?」

ブロッケンJr.の悲鳴じみた非難をすっぱりと切り捨てると、アタルはベッドに転がっていたチョコレートシロップの容器に手を伸ばした。

「ほら、もっと喰わせてくれ」

片手でキャップを押し外せば、クラリとするような甘い匂いが広がる。本物のチョコだと文句が五月蝿いと思い、敢えてのシロップにしたのだが、思った以上に癖になる味だった。また、先端が尖っているので狙い通りの場所に掛けられるのも良い。
アタルは本人の腹の上でそそり立つペニスを掴むと、その上で容器を逆さに向けた。

「あ゛ッ、ちょっ、そこは! アッ、ぅッ♡ んん゛ッ♡」

真っ直ぐ上を向くピンク色の性器に、チョコレートがトロトロと垂れていく。その光景は余りにも淫らで。ブロッケンJr.自身、真っ赤な顔でそれを見つめていた。
そして、満足ゆくまで飾りつけたのか。パチッと音を立ててキャップを閉じた男は、ペロリと唇を舐めた。

「さあ、今度はココだな。フッ……これまた随分と美味そうになったものだ」

言いながら、顔を近づけてマジマジと出来を確かめる。スイーツ作りはしたことは無いが、これは中々食べ応えがありそうだ。ニヤリと上がった口角は、本人の欲望を嫌になるくらい浮き彫りにしていた。
それは、己の痴態に呆然としていたブロッケンJr.を我に返させるには十分で。

……キャプテン! マジで、こんなッ! も、バカッやろう!」

半泣きで止めにかかるも──もう遅い。

「ブロッケン……。悪いが、ベッドの上での罵倒は誘っているのと同じだぞ」

あたかも年上ぶって嗜める男は、しかし相手の言うことを聞く気なんて当然無い。
大きく開いた口は、魅惑的な匂いを放つ甘味に遠慮なくむしゃぶりつく。

じゅるるッ!

「アッ、アアッ! だめっ、ヒッ、ぅんんッ゛!!」

口の中いっぱいに頬張り、唾液で混じってさらに溶けていくチョコレートを飲むようにしゃぶる。
張り上がった睾丸に垂れ落ちた分は、後のお楽しみとグリグリとタマと一緒に揉み込むように擦りつけた。

「ンッ、チュッ……あまい、な」

言いながら、舐め残しがないように竿を這う舌の感触に、ブロッケンJr.はブルブルと震えるしかなかった。




その光景を、口論の末に棚の上へ置かれたカメラが見ているとも知らず。
諦めて静かに鎮座している筈のそれが、微かな機械音を立てて撮っているなんて、はしたない音で嬲られる彼が気付くわけがないのだ。