イルンズ現パロでフリンズ女体化でおねショタ。諸君、おねショタは好きかい?私は大好きだ。メイドが読みたくて書いてみた。他にも書きたいシチュエーションがあるから、シリーズ化するやも。
「イルーガ、今日からメイドとして働くことになったフリンズだ」
「キリル・チュードミロヴィッチ・フリンズです。よろしくお願いいたしますね、イルーガ坊っちゃま」
養父さんから紹介された女性は、気品のある人だった。彼女の微笑みを見た瞬間、恋に堕ちていた。
──────
亡き息子と似ていることから、孤児院から引き取られた。かといって亡き息子に重ねることなく、一人の人間として育ててくれている養父さんには感謝しかない。せめて、養父さんに頼られるような立派な人間になりたい。僕はまだ子供だから、勉強をたくさんするべきだ。そんな想いを胸に、日々勉強に励んでいる。
そう、立派な、人間に
…。
「イルーガ坊っちゃま、気持ちいいでしょうか?」
「
………………はい」
何故、僕はフリンズさんに膝枕されながら耳掻きをされているのだろう。
確か、勉強を頑張っていたら、フリンズさんに声をかけられて、肩の力を抜いた方がいいと言われて
…。
気がついたら膝枕をされて、目の前にはフリンズさんの、その、お、大きな、胸が、あって
……慌てて顔を横に向けたら耳掻きが始まって
…。
「こしょこしょしますよ」
「
………んっ」
耳掻きのふわふわな部分が入れられてくすぐったい。離れたと思ったら、ふーっと息を吹き掛けられて、背筋がぞくぞくする。
やばい、頭に血が登り、身体が熱くなる。そろそろ離れないと、情けない姿を見せてしまう
…!!
「あの、そろそろ戻ります
………ぐっ」
慌てて身体を起こそうとしたら、顔が柔らかいものとぶつかった。跳ね返るように、柔らかくて、いい匂いのする太ももに頭が収まる。
目の前には、大きな、胸が、あって
………もしかして、僕は
…。
「おや坊っちゃん、積極的ですね」
胸が大きすぎてフリンズさんの顔が見えない。たらり、となにかが垂れてきて、血の匂いがする。
…やってしまった。
鼻血が収まるのに、結構時間がかかった。
幻滅されていないか不安だったが、フリンズさんは楽しそうにティッシュを差し出してくれた。
結局、勉強は進まなかった
…。
──────
フリンズさんが外で洗濯物を干している。重いから手伝ってあげたい気持ちもあるが、養父から仕事を取ってはいけないと叱られた事を思い出す。
風も強いから、大変そうだ。そう見ていたら突風が襲いかかってきた。
フリンズさんの、長い丈のメイド服が捲れそうに
………。
「
………坊っちゃん、見ましたか?」
「み、み、見てないです!!」
「そうでしたか。今日は可愛い下着を履いていたのに、残念ですね」
「か、からかわないでください!!」
本当に見えてないです!
…本当は、見たかったですが。
真っ赤な顔した僕を見て、フリンズさんは楽しそうに笑っている。笑顔が可愛らしくて、僕の顔はさらに赤くなった。
─────────
………イルーガ、貴方は生きるのよ!!
母の叫び声と共に、目が覚める。母が、僕を庇って、死んだときの夢だ。
………眠れない。目が冴えてしまった。
少し、歩こう。廊下に出ると、薄暗い。人の気配がない。まるで、世界には僕しかいないようで。
………怖い。
………寂しい。
「良い夜ですね。イルーガ坊っちゃん、どうかされました?」
「
………フリンズさん」
フリンズさんに声をかけられる。メイド服のままだから、仕事中だろう。
「ちょっと怖い夢を見てしまって
………」
まだ不安な気持ちが残っているせいだろうか。弱気になっている。でも、今は強気になれない。
フリンズさんは身を屈め、僕の頭を撫でる。
「大丈夫です。怖いなら僕も一緒に寝ましょうか?」
………フリンズさんと、一緒に、寝る?
普段なら拒絶するだろう。だけど、今は心細い。
「
………はい」
「ふふっ、素直な坊っちゃま」
フリンズさんと共にベッドに横になる。フリンズさんの長い髪が広がって、とても綺麗だ。
フリンズさんが近づいてきて、抱き締められる。
………あたたかい。
「おやすみなさい、イルーガ坊っちゃん。よい夢を」
暖かくて、気持ちがいい。
よく寝ていたようだ。二度寝したくもなるが、そろそろ起きないと。
目を開けると、目の前に何かがある。大きな膨らみだ。柔らかくて、いい匂いがする。
「
……………え?」
フリンズさんに、抱き締められている?
昨晩の記憶が一気に甦る。頭に血が登る。下半身にも血が集まる。やばい、やばい、やばい!!
「おはようございます、イルーガ坊っちゃま。
………朝からお元気ですね」
「ふ、フリンズさん、これは、その
………!」
「よろしければ、お手伝いしましょうか?」
「
……………フリンズさん!!」
慌てて部屋から飛び出す。トイレに駆け込む。
心臓がうるさい。あの柔らかい感触と匂いが忘れられない。
落ち着け、落ち着くんだ!! 僕は、立派な人になるんだ!!
落ち着くのに、酷く時間がかかってしまった
…。
────────
「最近、調子が良さそうだな」
「
………そうですか?」
「表情も明るくなったし、肩の力が抜けてきている」
朝食中、養父さんに声をかけられる。そんなに、肩の力が入っていたのか
…。
「フリンズのお陰かな?」
「
……ぶっ!!」
飲んでいたオレンジジュースを吹き出しそうになる。なんとか呼吸を整えていると、養父さんは声をあげて笑っていた。
「わかりやすいな! なら、専属になってもらうか?」
「
………結構です!」
「強がらなくてもいいんだぞ? 双方の同意を得るなら、付き合ってもいいし、なんなら結婚してもいいんだぞ?」
「
……………」
養父さんの顔を見ると、ウインクをしていた。
…楽しそうだ。
…付き合ってもいいし、結婚してもいい。
頭の中に言葉が回る。フリンズさんと、そういう仲に
…。
「坊っちゃん、オレンジジュースのおかわりはいかがですか?」
「
…………ふ、フリンズさん?!」
フリンズさんに声をかけられ、慌ててしまう。フリンズさんは不思議そうに僕を見ていた。養父さんは楽しそうに笑っていた。
「フリンズ、よければイルーガの専属になってくれないか?」
「と、養父さん!!」
「ええ、もちろん。喜んでお受けします」
「よかったなイルーガ!」
「よくないです!!」
僕の反論は二人の笑い声にかき消される。からかわれているようだ。
…すぐに立派な大人になるから、それまで待っててくださいね!
坊っちゃんとメイド② | Privatter+
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