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ortensia
2026-02-07 16:01:34
481文字
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傭リ
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鷹と失者の創世記風傭リ
世界が生まれた。しかし世界には、何もなかった。
世界は、自分を彩らせるものを生み出す、創造主を生み出した。
創造主は美しい空や海、草木を生み出し、やがては虫や獣を生み出した。創造主は世界の芸術家なのだ。
しかし創造主は、自分で創った美しいものを自分で見るための、目を持っていなかった。
ある時、創造主が生み出したものの中で、一等目の良い鷹が、創造主のそばまで飛んで来た。目の良い鷹は、何処にいても創造主を見付け、そのそばまでひとっ飛び。
「あなたはこんなに世界を美しく彩った。なのにあなたは、それを自分で見ることもない。」
鷹は創造主に、自分の目の片側を差し出した。
「あなたが創った美しいもの。どれも素晴らしいもの。それをあなた自身も、是非とも見るべきだ。」
創造主は、鷹が恭しく差し出した目を受け取った。創造主は、自分の彩った世界を、その時初めて見た。
依頼創造主は、隻眼を目立たぬよう俯く鷹と、その目と共にあった。その創造主の目を見て、片側が失われた者だと呼ばれることもあったが、実はそうではない。それは、創造主と鷹だけが知っている。
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いつもリアクション絵文字等ありがとうございます。
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