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2026-02-05 01:59:20
28648文字
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夜は名を持たず 宵の境に託す
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【夜は名を持たず 宵の境に託す】第一回
Delphine Diolle Agastya Astrograph Anchusa Ferita
【あなた方は、噂を聞いて、依頼を受けて、あるいは偶然
――
夜が明けないという村を訪れるようだ。】
【村の輪郭が見え始めた途端、ふと、空気が薄暗く感じられる。】
【見上げれば、星は傾かず、月は沈まず、夜明け前の色だけが空に留まっている。】
【時間が止まっている、というより──時間の手応えだけが、ここから抜け落ちているように感じる。】
【村の外れ。夜の中に、人影がひとつ立っている。】
【それは冒険者というより、巡礼者や聖職者に近い装いだ。佇まいは静かで、どこか厳かな気配を帯びている
――
】
【
―
夜は名を持たず 宵の境に託す
―
】
(Delphine Diolle)
……
ここが話に聞いた場所だろうか
…
? 随分と、暗くなってきたような
…
(Agastya Astrograph) 夜が明けないって聞いたけど、本当に朝が来ないのね
…
(Agastya Astrograph) (/em は周囲の様子を見つつ、宙を見上げた。
(Anchusa Ferita)
…
まるで時間の流れから逸脱しているようですね
…
(Delphine Diolle)
…
不思議な夜だ
…
だが夜は冷える、風邪をひく前に今日の寝床を確保したいところだが
…
(Agastya Astrograph) この先に村があるはずだけど
…
。あなた達も噂を聞いて?
(Anchusa Ferita) えぇ、不思議な村があると小耳に挟んだものですから。
(Delphine Diolle) うん、私は先ほどこの近くで受けた依頼を終え、近くに集落がないか聞いて
…
此処を知った
(Delphine Diolle) しかし、夜が明けないというのは何かの例えかと思ったが
…
(Anchusa Ferita)
…
比喩ではなさそうですね。
(Agastya Astrograph)
…
えぇ、文字通り夜が明けないなんて、そうないことだわ。
(Delphine Diolle) うん
…
だが偶然とはいえ貴方達がいて、良かった。一人では少し落ち着かなかった
(Anchusa Ferita) 取り合えず私は進もうと思うのだけれど
…
お二方は?
(Agastya Astrograph) ふふ、確かに、不思議な村で一人となると落ち着かないわよね
(Agastya Astrograph) そうね、私ももう少し様子を見てみたいし、村に行ってみるつもりよ
(Delphine Diolle) 二人がよければ同行しよう。その方が安心だ
…
(Agastya Astrograph) なら、みんなで一緒に行きましょうか
(Anchusa Ferita) では、進みましょうか。
(Anchusa Ferita)
…
あら?
(Agastya Astrograph) 誰かいる
…
わね
…
?
(Anchusa Ferita)
…
人
…
?
(Delphine Diolle) 明けない夜の中でも村の形が見えると、少し落ち着く
…
ん?
(Neige Orbis) (/em は、長い杖を肩に引っ掛けて、村の様子を見渡している。
(Anchusa Ferita)
…
とりあえず向かいましょうか。
(Delphine Diolle)
…
彼も旅人だろうか?
(Agastya Astrograph) 村人
…
とも少し違うように見えるわね。
(Agastya Astrograph) そうね、行ってみましょう
(Delphine Diolle) うん、話を聞いてみよう
(Anchusa Ferita)
…
(Agastya Astrograph)
……
あら?
(Neige Orbis) (/em は足音にわずかに耳を揺らし、振り返る。
(Neige Orbis)
……
ん?
(Delphine Diolle)
…
すまない、貴方はこの村の者
…
なのだろうか?
(Neige Orbis) いや。オレはまあ
…
噂を聞いてね。ちょっと見に来てただけ。
(Neige Orbis) こんな時間に来るってことは、アンタたちもその口か?
(Agastya Astrograph) そうね
…
。みんな同じようなものみたい
(Anchusa Ferita) えぇ、そうね。私たちも噂を聞いて。
(Delphine Diolle) なるほど
…
それなら皆似たようなものだ
(Neige Orbis) そっか。
……
見ての通り、朝が来ないみたいだ
(Neige Orbis) 中までは踏み込んでないけど
…
(Delphine Diolle)
…
何か魔法とかの影響なのだろうか
…
?
…
そうか
……
(Neige Orbis) さあ、そこまではまだ。ただ
…
(Neige Orbis) 事故があったらしい。それで、今は使われていないとは聞いた。
(Agastya Astrograph) 何か原因でもあるのかしら
…
。村人たちが困っていないといいけれど
…
。
(Anchusa Ferita) 事故
…
(Agastya Astrograph) 事故?
(Delphine Diolle) そうなのか?
…
それは初耳だが
……
(Anchusa Ferita) ねぇ素敵な貴方、その事故の内容はご存じなの?
(Neige Orbis) 詳しいことはオレもわかんない。
(Anchusa Ferita) そう
…
(Agastya Astrograph) いつから夜が明けなくなったのかは分からないけれど、その事故が原因の可能性もあるのかしら
…
(Neige Orbis) もしかしたら、ね。
(Neige Orbis) それでまあ、見に来たところで、どうしようか
…
ってとこだったんだけどさ。
(Neige Orbis) アンタ達は、どうする?
(Agastya Astrograph) 私はちょっと気になるし、軽く見て回って調べてみようかと思うけど
…
(Anchusa Ferita) そうね
…
私はすこし村に行ってお話を聞いてみようかしら
…
少し興味がありますから。
(Neige Orbis) 話、か。使われてないって聞いたし、多分誰もいないと思うけど
…
(Delphine Diolle) 私も同行してもいいだろうか?
…
興味があるのもだが、安全か確認はしておきたい
(Neige Orbis) まあ、そういうことなら、アンタ達についてく。
(Agastya Astrograph) ふふ、ありがとう。頼もしいわ。
(Anchusa Ferita) それでも、もしかしたら誰か居るかもしれないでしょう?いなければ居ないで構わないもの。
(Delphine Diolle) そうか、宜しく頼む
…
それと
…
名前を聞いてもいいだろうか?
(Neige Orbis)
…
ん、そっか。
(Agastya Astrograph) あ
…
。そういえば、皆名前を名乗っていなかったわね
…
。
(Neige Orbis) ああ。オレは星環礼堂のネージュ。夜を越える手伝いが仕事。よろしく
(Delphine Diolle) アンチューサの事は知っているが、私は二人の事は知らないんだ
…
(Delphine Diolle)
……
星環礼堂
…
?
(Neige Orbis) そっちはアガスティアだろ?また会ったな。
(Neige Orbis) (/em は少し笑ってAgastya AstrographIfritに手を振った。
(Delphine Diolle) なんと、知り合いだったのか
…
?
(Neige Orbis) 会ったのは一回だけね。
(Agastya Astrograph) ふふ、こんなところで会うとは思わなかったわ。改めて、アガスティアよ。よろしく。
(Agastya Astrograph) 前に一度ね。迷子探しを手伝ってもらったの。
(Delphine Diolle) なるほど、そういう縁が
…
ネージュにアガスティア
…
うん、覚えた。
(Delphine Diolle) 私はデルフィーヌ、ただの冒険者だ。よろしくたのむ
(Neige Orbis) ん、よろしく。で、そっちのお嬢さんは?
(Anchusa Ferita) アンチューサよ、アンチューサ・フェリータ。アンでもフェリでもお好きなように。
Anchusa FeritaUnicornはNeige Orbisに微笑んでみせた。
(Agastya Astrograph) じゃあ、デルフィーヌと、フェリね。よろしく。二人とも
Anchusa FeritaUnicornはAgastya Astrographに微笑んでみせた。
(Delphine Diolle) うん、よろしく。アガスティア
(Neige Orbis) デルフィーヌさんに、アンチューサさんね。
Anchusa FeritaUnicornはNeige Orbisにうなずいてみせた。
(Neige Orbis) 綺麗なお姉さんたちと一緒なら心強いな。頼りにしてるよ
(Neige Orbis) (/em は少しおどけたようにひらひらと手を振った。
(Delphine Diolle) うん、ネージュもよろしく頼む。
(Anchusa Ferita) あらまぁ
…
ですって、素敵なご令嬢さんがた
(Agastya Astrograph) あら、あんまり浮かれちゃだめよ
(Neige Orbis) キミにも言ってるんだけどな?
(Neige Orbis) あはは、わかってる。
(Anchusa Ferita) あらあら
…
お世辞でもありがとう。
Anchusa FeritaUnicornはNeige Orbisを笑った。
(Delphine Diolle) 二人はとても素敵だからね。とてもわかる
…
(Neige Orbis)
…
まあ、オレは調査には口出しするつもりもないし、何か判断するつもりもない。ただ、一緒にいる。それだけ
(Anchusa Ferita) あら、レディはみんな素敵よ?
(Delphine Diolle) うん、構わない。ただもし危ないと判断したら逃げてほしい。
(Neige Orbis) そん時は、皆一緒にな。
Neige OrbisはDelphine DiolleBahamutに微笑んでみせた。
(Agastya Astrograph) 今のところ目立った危険はなさそうだけど、何が起こるか分からないものね
(Neige Orbis) 誰かを置いていくつもりもないよ。
(Neige Orbis) さて、調査できるところは色々ありそうだけど
…
≪村の周囲には、調べられそうな場所がいくつか見受けられる。≫
≪A:採掘用具と鉱石箱/B:崩落対応の資材置き場/C:救出作業の記録跡/D:洞窟の簡易見取り図≫
≪1:指揮者の持ち物跡/2:夜間待機・仮眠の跡/3:撤退準備の装備≫
≪※痕跡調査の順番は自由。分担しても、同行してもいい。≫
(Delphine Diolle) うん、そうしよう。しかし、どれから調べよう
…
(Neige Orbis) どう行く?任せるよ。
(Agastya Astrograph) そうね
…
。どうしましょう?手分けした方が良いかしら?
(Anchusa Ferita) 私は夜目が効くわ、だから一人でも平気なのだけど
…
皆は?
(Delphine Diolle)
…
私はどちらでも構わない
…
が、離れすぎるのも心配ではある
(Agastya Astrograph) 私もある程度は慣れてるから大丈夫よ。何かあった時に咄嗟に逃げるくらいならできるわ。
(Neige Orbis) じゃ、お互い目の届くところには、いるようにしようか?
(Neige Orbis)
…
オレ、夜目効かないしさ。あんま遠いと、見失う
(Delphine Diolle) ならネージュの案で行くのはどうだろう?
(Neige Orbis) 幸い、村もそんなに広くはないみたいだし
…
この近辺なら、自由に歩いても大丈夫だと思うよ
(Anchusa Ferita) そうね、もし何かあったのなら駆けつけられる距離で
…
(Agastya Astrograph) そうね、それが良いと思う。あまり遠くに生き過ぎないようにだけ気を付けましょう
(Neige Orbis) わかった、それでいこう。
Anchusa FeritaUnicornはAgastya Astrographにうなずいてみせた。
(Delphine Diolle) では、どこから見ようか
…
Delphine DiolleBahamutは辺りを見わたした。
(Anchusa Ferita) そうねぇ
…
そこの家屋とか?
(Neige Orbis) 近いとこから、か
(Agastya Astrograph) そうね
…
。とりあえずこの辺りから
…
かしら?
(Anchusa Ferita) レディ、奥に行くのなら足元気を付けて。
(Agastya Astrograph) ふふ、はぁい。気をつけます
【木板や布切れに、短い書き込みが残されている。】
【日付と簡単な状況報告だけが並び、文字は日を追うごとに荒れている。】
【行間には、"いくつかの名前"が並べて書かれた形跡がある。】
【最後の行は、途中で書き止められている。】
(Agastya Astrograph) あら
…
?これは
…
(Delphine Diolle) なにか書いてあったか
…
?
(Anchusa Ferita)
…
なにか見つかった?
(Agastya Astrograph) (/em は木板を一つ拾い上げた。
(Delphine Diolle) (/em はにゅっと覗き込むように
(Neige Orbis) (/em は後ろから手元を覗き込んでいる。
(Agastya Astrograph) 何か書いてあるみたい
…
。これは
…
救助の記録
…
?
(Delphine Diolle) 記録?
…
救助、というのも先ほどネージュが言っていた事故のことだろうか?
(Anchusa Ferita)
…
こっちは
…
死傷者かしら
…
(/em は布切れを拾い上げる
(Neige Orbis) 断定はできないけど
…
その可能性はありそうだ。
(Agastya Astrograph) ちょと時系列順に並べてみましょうか
(Anchusa Ferita) えぇ、
(Anchusa Ferita) そうね
(Agastya Astrograph) (/em は木板や布切れの日付を見つつ、順番に並べて見ている。
(Anchusa Ferita)
…
(Neige Orbis) (/em はその様子を黙って見ている。
(Delphine Diolle) 何か分かればいいが
…
(Anchusa Ferita) 助かったけれど
…
亡くなってしまった人も多いみたいね
…
(Agastya Astrograph) (/em は見つけた分の記録を並べ終えると、少し複雑そうな表情を浮かべた。
(Delphine Diolle) アガスティア
…
?
Delphine DiolleBahamutはAgastya Astrographに心配そうな表情をしてみせた。
(Agastya Astrograph) ううん、何でもない。ただ、状況は芳しくなかったんだろうなってことが、文字の荒れ方を見るだけでも何となくわかったから
…
。
(Delphine Diolle) そうか
…
そう、か
…
(Anchusa Ferita) 救助は
(Anchusa Ferita) 手が足りなかったのかしら
…
Neige Orbisは考えた。
(Agastya Astrograph) かもしれないわね
…
。それだけ大きな事故だったのかも
…
。
(Delphine Diolle)
……
今の内に、屋内も少し調べてみよう
【文字を読み終えた途端、夜の音が一段、遠のいたように感じた。】
【あなたが調べた痕跡からは、事故後、"戻らなかった者の名をすべてまとめるための一覧"が用意されていたことがわかる。】
【その一覧が作られるまで、救出作業は複数日にわたって続けられ、日を追うごとに進行が困難になっていったようだ。】
(Delphine Diolle) !
(Agastya Astrograph)
……
?
(Anchusa Ferita) デルフィ
(Neige Orbis) (/em は僅かに空を見上げた。
(Delphine Diolle)
……
いや、気のせいか
…
? すこし、調べてみる
(Agastya Astrograph) (/em は一度記録から視線をあげ、空を見上げた。
(Anchusa Ferita) なにかみつか
…
あら?
(Anchusa Ferita) (/em は空を見上げる
(Delphine Diolle) (/em は屋内にあるものを、装備を調べてみる
【携行食やまとめられた荷が、そのまま残されている。】
【使われた形跡はなく、持ち出されなかったまま放置されている。】
【準備だけが整えられていた。】
【荷の上に、紙片が一枚残されているが、何も書かれていない。】
(Delphine Diolle)
…………
(Agastya Astrograph) (/em は後ろから軽く覗いた。
(Anchusa Ferita) デルフィ?
(Delphine Diolle) 逃げそびれた
…
? いや、それにしたって
…
(Agastya Astrograph) 何か不自然なことでもあった
…
?
(Anchusa Ferita) ()
(Delphine Diolle)
……
とても、妙だ。 逃げ出せる準備は万全
…
なはずなのに
(Neige Orbis) (/em は少し後ろから屋内を覗き込んでいる。
Neige Orbisは考えた。
(Anchusa Ferita) (/em はDelphine DiolleBahamutの後ろから覗き込む
(Neige Orbis) 逃げる、
…
?
(Delphine Diolle)
……
携行食ひとつ、持ち出した痕跡が見つからない
…
準備が万全な状態で放置されている
(Agastya Astrograph)
……
?どうして
…
。逃げる準備はしていたのに、逃げなかった
…
?
(Neige Orbis)
…
逃げるとしたら、
…
何から?
(Delphine Diolle) 何かしら危機を感じれば、持ち出して逃げる可能性も十分ある、事故が起きたのならなおさら
…
(Anchusa Ferita)
…
もしくは、持っていくことが出来なかったか。
(Delphine Diolle)
………
私の考えすぎか? その可能性はある、か
…
Delphine DiolleBahamutは考えた。
(Neige Orbis)
…
いや。その可能性を考えておくのは、多分間違いじゃない。
(Delphine Diolle) うん、少なくとも
…
事後が起きた場にしては整い過ぎている
(Neige Orbis) ただ
…
事故は、どこで起きたんだろう。
Delphine DiolleBahamutはうなずいた。
(Agastya Astrograph) この様子だと、この場でと言うより、また別の場所
…
かしら
…
?
(Neige Orbis)
…
ふむ。
Neige Orbisは考えた。
(Delphine Diolle) おそらく、そのはず
…
(Anchusa Ferita)
…
もう少しこの周辺を探しましょうか。
(Neige Orbis) ん。わかった
(Delphine Diolle)
……
そうしよう、此処だけでは何もわからない
(Agastya Astrograph) そうね、まだ情報が少ないもの
【視線を外した瞬間、夜が一段、重く固定されるような気配がした。】
【あなたが調べた痕跡から、洞窟内から明確な生存反応は確認されず、朝を迎えれば撤退する前提で準備が進められていたことがわかる。】
(Neige Orbis) 次は
…
(Neige Orbis) ここ?
(Delphine Diolle) これは、資材置き場か
…
?
(Anchusa Ferita) 多分。
【支え棒や丸太が、使われた形跡のまま積まれている。】
【一部は折れ、表面には石粉が付着している。】
【急いで組まれた補強だったことが、一目で分かる状態だ。】
【支え棒の一本に、意味をなさない短い文字が削られている。】
(Anchusa Ferita)
…
あら
…
何かしらこれ
…
(/em は文字にかかった石粉を指で拭う
(Delphine Diolle) なにか見つかればいいが、アンチューサ
…
何か、見つかったか?
(Agastya Astrograph)
…
?何か気になるものでもあった?
(Anchusa Ferita)
…
えぇ、ここ
…
何か書いてあるのだけど
…
(Neige Orbis)
…
それは?
(Delphine Diolle) (/em は文字を覗き込んでみてみる
…
何の文字だろうか?
(Agastya Astrograph) (/em は Anchusa FeritaUnicorn の手元を軽く覗いた。
(Anchusa Ferita) もともと何か意味のあることが書かれていたのかもしれないけれど
…
短くて
…
Neige Orbisは考えた。
(Delphine Diolle)
…
むう、私の知っている文字ではなさそうだが
…
(Anchusa Ferita)
…
本来は別の用途で使用されるはずの物だったのかしら
…
(Delphine Diolle) (/em は自身の学の無さに頭を悩ませつつも、うーむ と悩み
(Agastya Astrograph) うぅん
…
。もしかしたら、おまじないみたいなものだった
…
とか
…
(Neige Orbis) おまじない
…
なるほど
…
?
(Anchusa Ferita) おまじない
…
か
…
(Delphine Diolle) おまじない? なにかを祈っていたとか
(Anchusa Ferita) これ以上、この村で事故が起きないように祈っていたのかしら。
Anchusa FeritaUnicornは考えた。
(Agastya Astrograph) えぇ、調べた感じ、必死に救助活動をしていたように見えるし、もしかしたらそういうこともあるのかな
…
と思って
(Delphine Diolle) なるほど
…
ありえる話か
…
(Neige Orbis) 祈り、か
…
それも、考えられそうだ。
(Anchusa Ferita) 確かに東方では神に祈るために特殊な文字を使ったりするものね
(Delphine Diolle)
……
文字の意図が分かればいいが
…
ここにある者だけでそれの判断は難しいか
(Anchusa Ferita)
…
もう少し奥まで進んでみましょうか。もしかしたら何か情報があるかも。
(Neige Orbis) ん、そうしよう。
(Agastya Astrograph) そうね
…
。他に調べて、この文字について分かればそれが一番なのだけど
…
(Agastya Astrograph) そうね、他の場所も調べてみましょう
【離れ際、一瞬だけ、誰かがそこに立っていたような気配が混じった。】
【あなたが調べた痕跡からは、洞窟内で落盤事故が発生し、応急的な補強や対応が試みられていたことがわかる。】
(Delphine Diolle) さっきの記録や撤退時の装備のこともある、手掛かりはまだあるだろう
(Anchusa Ferita)
…
ねぇ
…
ねぇねぇねぇ
…
!今誰かそこ立ってなかった?!
(Neige Orbis)
…
。
(Agastya Astrograph) えっ
…
?
(Agastya Astrograph) (/em は言われて咄嗟に振り返った。
(Neige Orbis) (/em は振り返り、じっとその場を観察した。
(Delphine Diolle) (/em は槍に手をかけそうになりつつも冷静に振り返る
(Delphine Diolle)
…………
(Anchusa Ferita) え、やだ、だって今誰か立ってる気配
…
え
…
え、ちょっとやだおばけ
…
?!
(Delphine Diolle)
……
見たところ、誰もいないな。隠れている?わけでもなさそうだが
…
(Neige Orbis)
……
何か、揺らいだような気はする。
(Delphine Diolle) (/em はAnchusa FeritaUnicornをあやすようにどうどう。
(Agastya Astrograph)
……
なら、誰かいた
…
のかしら
…
(Anchusa Ferita) (/em はDelphine DiolleBahamutの後ろに隠れカウルをギューーーーッと握っている
(Delphine Diolle)
………
そういえばさっき二人が救助の記録を調べた時も、妙な感じはしたが
…
(Neige Orbis) 大丈夫だよ、今は
…
何もいない。少なくとも、気配はない。
(Agastya Astrograph) 大丈夫よ、今のところ何か害があるわけでもないし、おばけだったとしても、多分様子を見てただけよ
(Delphine Diolle) (/em はカウルをギューッと握られおろおろ
…
だいじょうぶ
…
?
(Neige Orbis) ただ
…
こんな夜だし。少し不思議なことがあっても、おかしくないかもな
(Anchusa Ferita) もー
…
やだぁ
…
おばけ何て殴れないじゃない
…
やだぁ
…
(Agastya Astrograph) 殴らない殴らない
……
(Anchusa Ferita) うぅ
…
(Agastya Astrograph) (/em は困ったように眉を下げた。
(Delphine Diolle)
……
さすがに剣や槍が通らない相手は逃げるしかない、いざという時は私が運ぼう
(Anchusa Ferita)
…
(Anchusa Ferita) だいじょうぶ
…
(Neige Orbis) 大丈夫、一緒にいるよ。落ち着いて
(Agastya Astrograph) 手つなぐ?
Anchusa FeritaUnicornはAgastya Astrographに苦笑いしてみせた。
Anchusa FeritaUnicornはAgastya Astrographに首を横に振ってみせた。
(Agastya Astrograph) ふふ、なら頑張ってもらいましょう
(Anchusa Ferita)
…
はー
……
じゃあ奥、行きましょうか
…
(Delphine Diolle) 私のカウルで良ければ握ったままでも構わないが
…
(Agastya Astrograph) (/em はくすくすと笑った。
(Anchusa Ferita) 奥の方が荒れてる
…
Neige Orbisは辺りを見わたした。
(Neige Orbis) 見た限り、あと調べられそうなのは
…
この辺の2軒か
(Agastya Astrograph) さて
…
どこから調べましょうか
…
(Delphine Diolle) それなら
…
私はこっちを調べてみよう
(Anchusa Ferita)
…
動物や虫くらい居てもいいと思うのだけど
…
本当に何もかも、命の気配がないわね
…
(Delphine Diolle) この静けさはあまりにも寂しい
…
ひとまず中に何かあればいいが
……
【洞窟内部を描いた手書きの図が残されている。】
【奥まった地点に印が付けられ、複数の書き込みが重ねられている。】
【何度も見返された跡があり、線は擦れている。】
【印のそばに、消しかけの短い文字が残っている。】
(Delphine Diolle)
……
うん?
(Neige Orbis)
…
ん?何か、あった?
(Agastya Astrograph)
…
?
(Delphine Diolle)
……
これは、地図?だろうか?
…
どこの地図か、分かりかねるが
…
(Delphine Diolle) (/em は見つかった地図を手に取って、皆に見せてみる
(Neige Orbis) (/em は地図を覗き込んでいる。
(Anchusa Ferita)
…
何処かしら、ここ
…
(Agastya Astrograph) うぅん
…
。村
…
ではなさそうね
…
(Delphine Diolle) 村にしては形が妙だ、それに
…
狭い
…
(Delphine Diolle) それに大分使い込まれている
…
この奥の印も
…
なにかありそうだが
…
(Neige Orbis)
……
これ、
…
洞窟みたいじゃない?
(Anchusa Ferita)
…
もしかして、避難先とか?
Delphine DiolleBahamutはAnchusa FeritaUnicornに何かに気づいた表情をしてみせた。
(Delphine Diolle) 避難先に、洞窟
……
この辺りに洞窟があるのか?
(Anchusa Ferita) わからないけれど
…
(Anchusa Ferita) でも
(Anchusa Ferita) なんどもきっと読み込まれているようですし
…
それなら字や線が擦れているのもわかるし
…
Neige Orbisは考えた。
(Delphine Diolle) 確かにその通りだ
…
でもこの地図の印
…
もしかして、事故の発生場所とかの可能性も
…
?
Delphine DiolleBahamutは考えた。
(Anchusa Ferita) そうか
…
その可能性も
…
(Agastya Astrograph) 確かに
…
。それなら、救助のために何度も見返したって考えられるわ
…
(Neige Orbis)
…
さっき、資材があったもんな
(Delphine Diolle) うん、撤退用の一式も揃っていた
(Anchusa Ferita)
…
洞窟で起こる事故と言えば
…
岩盤崩落とかかしら
…
(Anchusa Ferita) でもそれで夜が終わらないなんてある
…
?
(Neige Orbis) 関連性は、まだわからないけど
(Delphine Diolle)
………
それこそ古代の強力な魔物の卵とか
…
?
(Anchusa Ferita) 魔物の卵?
(Agastya Astrograph)
…
それなら、何かそういう者に関する記録があるような気もするけれど
……
(Delphine Diolle) 卵もモノによっては長い年月を生きると聞いたことがある、事故になりえるかと思ったが
…
(Delphine Diolle)
……
これでも情報が足りないな
(Anchusa Ferita) そうね
…
もう少し探しましょうか
(Agastya Astrograph) 可能性の一つとしてはあるかもしれないけれど、他の場所も調べて手掛かりを掴めないと何とも言えないわね
…
【図面から目を離した瞬間、空間の奥行きが測定されたように感じた。】
【あなたが調べた痕跡から、落盤により複数名が同時に下敷きとなり、全員を一度に救出することは困難な状況だったことがわかる。】
(Delphine Diolle) それがいい、もし洞窟を見つければ猶更
……
(Anchusa Ferita)
…
?
(Agastya Astrograph)
…
?どうかした?
(Neige Orbis)
……
。
(Delphine Diolle) (/em はやはり情報が足りない と考えつつも<t>に気づく
(Anchusa Ferita)
…
いえ
…
きっと気のせいね
…
(Delphine Diolle) それならいいが
…
(Delphine Diolle) ひとまず、他も見てみるか
…
?
(Neige Orbis)
…
だね。次は、どうする?
(Agastya Astrograph) そうね、次は
…
(Anchusa Ferita) ん
…
?
Anchusa FeritaUnicornはひざまずいた。
【書類袋や携行用の鞄が残されている。】
【中身は抜き取られており、必要な物だけを持ち出した跡がある。】
【誰かが判断を担っていたことは明らかだ。】
【袋の内側に、折り畳まれて消えかけた文字の跡が残っている。】
(Anchusa Ferita) これ
…
救出作戦の資料でも入っていたのかしら
…
(Agastya Astrograph) 何か見つけた
…
?
(Delphine Diolle) (/em はそっとのぞき込む
(Anchusa Ferita) えぇ、書類袋と鞄。
(Neige Orbis)
…
ふむ。
(Delphine Diolle) 袋に鞄
…
中身はさすがになかったか
…
(Anchusa Ferita) えぇ、でも鞄の方は
…
ほらここ
(Agastya Astrograph)
……
?どれ
…
?
(Agastya Astrograph) (/em は鞄を覗き込んだ。
(Neige Orbis) (/em も覗き込んだ。
(Anchusa Ferita) (/em は全員に見えるように鞄を広げて見せる
(Anchusa Ferita) これ、古くて読めないのだけど名前が書いてあったみたい
(Neige Orbis) 名前
…
(Agastya Astrograph) 名前
…
?かすれて分からないわね
…
。持ち主のものかしら
…
。
(Delphine Diolle) もしかして此処の重要な役職のものだろうか?
……
(Anchusa Ferita) もしかしたらアガスティア、貴女が最初に見つけたものの中に名前が有るかもしれないわね。あとは
…
(Anchusa Ferita) (/em は中に入っていた折りたたまれ消えかけている文字を見せる
(Anchusa Ferita) これも、内側に。
(Delphine Diolle) 書いた人の癖、だろうか
…
?
…
一致する情報は
…
Neige Orbisは考えた。
(Agastya Astrograph) これって
…
。分かりにくいけど、もしかして資材置き場にあったのと同じようなもの
…
かしら
…
?
(Anchusa Ferita) 形は似ているけれど
…
Anchusa FeritaUnicornはAgastya Astrographに考えてみせた。
(Anchusa Ferita) どうしましょう、
(Anchusa Ferita) もう一軒の方行ってみましょうか
(Delphine Diolle) こんなことなら、何処かからか辞書の類を持ってくるべきだったか
…
(Neige Orbis)
…
知らない言語、ってわけじゃない気もする。
(Delphine Diolle) そうしよう、手掛かりは多いに越したことはないが
…
ネージュ、読めるのか?
(Anchusa Ferita) あら、何か覚えがあるの?
(Neige Orbis) いや、読めるわけじゃない。けど
(Agastya Astrograph) 何か心当たりがあるの?
(Anchusa Ferita) けど?
(Neige Orbis) 少なくとも、呪文や暗号のような類じゃないと思う
(Anchusa Ferita) じゃあやっぱり名前なのかしら
…
Anchusa FeritaUnicornは考えた。
(Neige Orbis) 読める文字は、さっきあったよね。
(Anchusa Ferita) えぇ、名前は読めたわね
Neige Orbisは考えた。
(Neige Orbis)
……
。名前、か
…
(Neige Orbis) (/em は少し考えるように目を伏せ、頷いた。
(Anchusa Ferita) 何か思い当たる節が?
(Neige Orbis)
…
いや。いったん、覚えとこ
(Delphine Diolle)
……
?
(Agastya Astrograph) 名前
……
(Agastya Astrograph) (/em は考えるように目を伏せた。
(Anchusa Ferita)
…
向こう、探索してみましょうか
(Neige Orbis) ん。
(Agastya Astrograph)
…
そうね
(Delphine Diolle) わかった、見てみよう
【そこから目を離した瞬間、空気がきっちりと閉じる気配がした。】
【あなたが調べた痕跡からは、指揮を執っていた人物が、行方不明者を取りまとめる役割を担っており、何らかの記録を携えて移動していたことがわかる。】
【その記録には、名を扱うための下書きが含まれていた可能性が高い。】
Delphine DiolleBahamutはNeige Orbisに心配そうな表情をしてみせた。
(Agastya Astrograph) ここは
……
【毛布や簡易寝具が、無造作にまとめられている。】
【長時間使われた形跡があり、人数ははっきりしない。】
【ここで夜を越えようとしていたことだけが伝わってくる。】
【毛布の端に、握りしめられた跡のような皺が残っている。】
(Delphine Diolle)
…
仮眠室、の類だろうか
(Neige Orbis) そう見えるな
(Agastya Astrograph) そうみたいね
…
(Agastya Astrograph) (/em は毛布の端を見て、少し考えるように目を伏せた。
(Agastya Astrograph) 直近だと、もしかして救助活動をしていた人たちが使ってたのかしら
…
(Delphine Diolle) それなりに時間は立っていると思うが
…
握りしめた後はまだ残っているな
(Anchusa Ferita)
…
まるでさっきまで誰かが握っていたみたい
(Delphine Diolle)
………
よほど怖い、悔しい想いをしたのだろうか
(Neige Orbis)
……
。
(Delphine Diolle) 今なお跡が見えるほどだ、よほどの事があったのは想像に難くない
…
(Agastya Astrograph)
……
最初に見た記録、段々救助活動が困難になっていってるようだったわ。たぶん
…
(Anchusa Ferita)
…
巻き込まれたのなら怖かったでしょうし、救助者の中でも見捨てなければいけない人がいたのなら
…
悔しかったでしょうね
(Delphine Diolle) (/em はその場面を僅かに思い浮かべ、目を閉じる。あぁ、本当に辛かったんだろうな
…
(Anchusa Ferita)
…
いや、悔しかった
…
ではなくて悔しいのでしょうね。時間が経過するにつれて、余裕はなくなるしどんどん救助出来なくなっていってしまうもの
(Agastya Astrograph) これまで見て来たものを考えると、必死に助けようとして、でも助けられない人もいた
…
のでしょうね
(Neige Orbis)
……
。こういうのは、言葉にしづらいな
(Anchusa Ferita) 治癒魔法が使えたとしても、それは万能ではない
…
失われた命は戻らないものね。
(Delphine Diolle)
……
うん、きっと言葉にするのもされるのも、難しいはずだ
…
(Agastya Astrograph)
…
えぇ、救えないもの、どうしようもないことはいつだってあるわ
(Neige Orbis) (/em は少しだけ目を伏せた。
(Anchusa Ferita)
…
もう少し、何かないか探してみましょうか。
(Neige Orbis) ああ。そうしよう
(Agastya Astrograph)
……
。そうね、まだ何かあるかもしれない
【一歩離れた瞬間、誰もいないはずの温もりが遅れて消えていった。】
【あなたが調べた痕跡から、事故後、夜間の捜索や待機のために、複数人がこの周辺で仮眠を取っていたことがわかる。】
(Neige Orbis) あと、調べられそうなとこは
…
Neige Orbisは辺りを見わたした。
(Delphine Diolle) あとは、そうだな
…
(Anchusa Ferita) こっちには何も
(Agastya Astrograph) あとは
…
。あそこ、かしら
…
?
(Delphine Diolle) ん?あれは
…
採掘用具と
…
箱?
【使い込まれた採掘用具がまとめて置かれている。】
【刃こぼれしたツルハシ、摩耗した手袋、木箱に入れられた宝石状の鉱石。】
【箱の側面には、日付と数量を記した簡単な書き込みが残っているが、途中で途切れている。】
【数量の横に、短い印や記号のようなものが添えられているが、統一されていない。】
(Agastya Astrograph) 日付が書いてある
…
。途切れてるのは、もしかして事故があった日
…
かしら?
(Neige Orbis)
…
見る限りは
…
そう、かもしれないな。
(Delphine Diolle) そうなると途切れてない最後の日は
…
この日以降に事故は起きた、と
(Anchusa Ferita)
……
前日までは何も変わらない日々を過ごしていたでしょうに
…
(Delphine Diolle)
……
それまでは決して居心地は悪くなかったのだろうが
…
(Anchusa Ferita) (/em は採掘道具にそっと触れる
(Agastya Astrograph) この印と記号も気になるわね
…
。
(Delphine Diolle) (/em は鉱石を手に取ってみようとする
(Anchusa Ferita)
…
さっきの資材に書かれていたものと同じものだったりして
(Delphine Diolle) 資材置き場や袋の内側に書かれていたものか?
(Agastya Astrograph)
……
もしかして、これ、誰の採掘道具か分かるように印をつけてた
…
とか
…
?
Anchusa FeritaUnicornはDelphine DiolleBahamutにうなずいてみせた。
(Neige Orbis)
…
ああ、そういう印
…
なら、統一されてないのも納得がいくな
…
?
(Delphine Diolle) なるほど
…
確かに量産されたものが支給されるなら混ざらないよう印をつけるか
(Delphine Diolle)
……
綺麗な石だな、こういうのは詳しくはないが
…
(Neige Orbis)
……
うん。
(Anchusa Ferita)
…
功績の名前と量数
…
マーク
…
さっきあったのは木材だし
…
鉱夫だけじゃなくてきこりのような人もいたのかしら
…
(Delphine Diolle)
……
きっと、彼らはここで鉱石を取り、互いに成果を競い合ったりしていたのだろうか
…
(Delphine Diolle) ふむ
…
(Anchusa Ferita) だとしたらやっぱり、悲しい事故だったのね。
(Agastya Astrograph)
…
じゃあ、これまで見た印や文字は全部持ち主の
…
?
(Delphine Diolle) そういうことになる、のか
…
?
(Anchusa Ferita) かもしれないわね。確定ではないのだけれど
…
(Neige Orbis)
……
かもな。
(Delphine Diolle)
……
(Delphine Diolle) (/em はどこかやりきれない感情に目を伏せて
(Neige Orbis) (/em は空に視線を向けた。星も月も、止まったままだ。
(Delphine Diolle)
…
ネージュ?なにか、見つけたか?
(Anchusa Ferita)
…
何もか止
(Neige Orbis) いいや。空、相変わらず動かないなと思っただけ。
(Delphine Diolle) 動かない?
…
とは、む
…
(Anchusa Ferita)
…
何もかも止まってしまったのかもしれないわね、事故の後で。
Delphine DiolleBahamutは何かに気づいた表情になった。
(Neige Orbis)
…
きっと、そうなんだろうね。
【背を向けたとき、使われていたはずの重みだけが、手の感覚に残り続けるようだ。】
【あなたが調べた痕跡からは、この村は"洞窟内の鉱石を採掘するための作業村"であり、一定期間、人員が滞在して作業を行っていたことがわかる。】
【ここまで調べた痕跡を並べると、この村で起きたことは、事故と、その後の夜に集約される。】
【事故で洞窟奥に人が取り残され、助けようとしたが、助けきれなかった。】
【朝になれば撤退する必要があったが、その前に、戻らなかった者の名を確定させる必要があった。】
【その作業は、準備されたまま、行われていない。】
【この夜は、そこで止まっているようだ。】
(Delphine Diolle)
……
(Anchusa Ferita)
…
ねぇ、ちょっと思ったのだけど
…
(Neige Orbis) なに?
(Agastya Astrograph)
……
?
(Anchusa Ferita) そこで
(Anchusa Ferita) そこで、その夜で時間が止まってしまったのなら
…
もしかしたら助けてほしいから、忘れないでほしいから、ここは夜のままなんじゃないかしら。
(Neige Orbis)
……
。
Neige Orbisは考えた。
(Agastya Astrograph)
……
。助けて欲しい
…
ね
…
(Delphine Diolle) この夜は、助けて欲しかった者たちの祈りや願いの結果、と?
Anchusa FeritaUnicornはDelphine DiolleBahamutにうなずいてみせた。
(Anchusa Ferita) 助けきれなくて、でも撤収しなくちゃいけなかった自分達のかわりに。
(Delphine Diolle) 助けることができなかった者たちの後悔や祈りの形とも、か
……
(Delphine Diolle)
……
(Neige Orbis) 祈り、か
…
(Delphine Diolle) (/em は自身のこれまでの行いを思い返し、そして彼らと心の内で見比べてみる
…
(Anchusa Ferita) そう、祈り。
(Delphine Diolle) これが祈りの結果なら、私にはますます
…
わからない
…
(Neige Orbis) (/em は空に問うように天を仰ぐ。夜は何も語らないまま、重くそこに在る。
(Neige Orbis)
…
わからない?
(Agastya Astrograph) どうして
…
?
(Delphine Diolle) 私には
…
祈りは、今やり場のない願いの一時的な置き場のようなものだと思っていた
…
(Delphine Diolle)
……
だからこそ祈り、願い、最後にはそれが巡り巡って叶うものだと
…
思っていた
……
んだが
…
(Neige Orbis)
……
。だが?
(Delphine Diolle)
……
だから助かる未来でなく、夜が終らない祈りの成就は
…
私には、わからない
…
(Agastya Astrograph)
……
。
(Neige Orbis)
……
(Delphine Diolle)
……
変な事を、言ってしまったね。すまない、わすれてほしい
…
(Neige Orbis) いいや
(Anchusa Ferita)
…
助けてほしいから、朝が来なければいい。
(Neige Orbis) 変なことは何も。
Delphine DiolleBahamutはAnchusa FeritaUnicornに何かに気づいた表情をしてみせた。
(Anchusa Ferita)
…
(Agastya Astrograph)
……
朝が来なければ、まだ助けられるかもしれないと思った
…
ってこと?
(Anchusa Ferita)
…
朝になれば、撤収してしまう。夜のままなら、誰も居なくならない、助けを
…
小さな希望の欠片を手放さなくていいもの。
(Neige Orbis)
……
朝がくることで、確定してしまうから、
…
ってこと?
(Delphine Diolle)
……
(Neige Orbis) 助けられないことが
Anchusa FeritaUnicornはNeige Orbisにうなずいてみせた。
(Anchusa Ferita) 助けてほしいから、忘れてほしくないから、夜のままでいてほしい。
(Delphine Diolle)
……
彼らなりの足掻きであり、願いが形を成した結果か
…
なるほど、それなら分かる気がするな
…
(Neige Orbis)
……
うん。そっか
(Neige Orbis) 多分な。
…
この夜は、答えが一つとは、限らない気がする。
…
ただ
(Anchusa Ferita) ただ?
(Neige Orbis)
…
全部見た上で、そう感じるなら
(Neige Orbis)
……
あっち、道が続いてる。
【村に残された痕跡をひと通り見終えた頃、夜の重さが、はっきりと形を持ち始める。】
【村の奥、ぽつりと離れた一軒の家。】
【そして、さらにその先
――
闇を抱え込む洞窟。】
【どちらも、この夜と無関係ではなさそうだ。】
【先に向かうべき場所は、まだ決まっていない。】
(Delphine Diolle) 行ってみよう
…
(Agastya Astrograph) あれは
…
(Anchusa Ferita) どちらに行きましょうか
(Neige Orbis) もう少し、近付いてみようか。歩きながら、決めてもいい
Anchusa FeritaUnicornはNeige Orbisにうなずいてみせた。
(Agastya Astrograph)
……
そうね
(Delphine Diolle) むずかしいな・・・
(Neige Orbis)
……
夜が、立ち止まってるようには、感じる。
(Neige Orbis) 終わらせたくなくて、ってよりは
…
(Neige Orbis) 待ってる、ような
【月は、ずっとそこにある。沈みもせず、昇りもしない。】
【何かを待っているようにも、ただ、忘れられているようにも見える。】
【夜が続いているのではない。夜が、ここで立ち止まっている。】
(Delphine Diolle) 待っている?
(Agastya Astrograph) 終わらせたくないわけじゃない
…
?
(Anchusa Ferita) 誰かが来てくれることを?
(Neige Orbis) どうだろう。そうなのかもしれないし
(Neige Orbis) 見えてきたな。あっちに、小屋。洞窟が
…
もう少し先か
(Anchusa Ferita) どうしましょうか
…
(Delphine Diolle)
…
それなら私は洞窟を見てみたい
(Anchusa Ferita) あら、奇遇ね
(Delphine Diolle) 幸い地図も見つけた。元凶の一端を知る、というのは悪い事じゃないと思う
(Anchusa Ferita) 二人はどう?
(Agastya Astrograph)
……
それなら、洞窟に行ってみるのが良いと思うわ。もし、待っているのだとしたら、多分洞窟の方な気がするし
(Neige Orbis) ん。
…
じゃあ、オレもそれについてく
(Neige Orbis) 洞窟、あっちだな
【夜の重さが、はっきりとこの場所に集まっている。】
【調査で見た痕跡が、空気として思い出されるだろう。】
【暗闇は、沈黙している。】
【それでも、この奥には、誰かを待ち続けた痕跡だけが残っている。】
【声が届かなかった距離が、今も変わらず、そこに横たわっている。】
【呼びかけは届かず、それでも、夜はそのまま続いていた。】
【この場所には、"呼ばれるはずだった名"だけが、静かに残されている。】
【言葉にすれば、この夜は、先に進めるのかもしれない。】
【ここは、そのための場所にも見える。】
(Delphine Diolle)
……
(Neige Orbis) 声が届くかどうかは
……
分からないけど
(Neige Orbis) 呼ぶなら
……
ここ、かもしれないな
(Anchusa Ferita) 呼ぶって言っても
…
(Delphine Diolle) 彼らの名前を、此処で口にすればいいのか
…
?
(Anchusa Ferita) 誰を呼んだらいいのかしら
…
(Neige Orbis) さっき、書かれてた名前。あったでしょ
(Anchusa Ferita) 全員の名前を?
(Neige Orbis) 多分。
(Delphine Diolle) 分かった、全員
…
呼んでみよう
(Neige Orbis) あっちは、見なくていい?
(Delphine Diolle) (/em は頷くと最初みたいくつかの名前をその場で読み上げてみる
(Anchusa Ferita) そうね
…
向こうも見に行きましょうか
(Delphine Diolle)
……
何も起きないか、流石に
…
わかった、見てみよう
(Agastya Astrograph)
…
ん、行ってみましょう
(Delphine Diolle)
……
【人の気配はない。】
【それでも、この部屋には、言葉にならなかったものだけが残っている。】
【ここは、何かを決める場所ではなく、迷ったまま夜を越える場所だったのかもしれない。】
(Anchusa Ferita) 誰もいないのね
(Neige Orbis)
……
だな。
(Neige Orbis)
…
多分、ここで
(Neige Orbis) 名を記されるはずだったんだろう
(Neige Orbis) (/em は机を軽く撫でた。
(Delphine Diolle)
……
そうか
(Neige Orbis) 戻らないものを、確定させるために
(Anchusa Ferita)
…
(Agastya Astrograph)
……
。
(Delphine Diolle)
……
決断を、下せなかったのか
…
(Neige Orbis)
……
そう思う
(Anchusa Ferita) (/em は机を撫で、少し眉を下げ微笑む
(Neige Orbis)
……
。
(Neige Orbis) (/em は少し考えるように目を伏せた。
(Neige Orbis) やり方は、二つある
(Delphine Diolle) うん
…
?
(Neige Orbis) 名を記して、夜を終わらせる方法と
(Neige Orbis) 名を呼んで、夜を越えさせる方法だ
(Neige Orbis)
……
この夜は、
…
どうしたいと思う?
(Delphine Diolle)
……
(Delphine Diolle) 正直、私には選べない
……
(Anchusa Ferita)
…
私は
…
呼んであげたいと思う。もう呼ばれることのない名前を。
(Anchusa Ferita) アガスティア、貴女はどう?
(Anchusa Ferita) 呼んであげたいか、記すのか。
(Delphine Diolle)
…
私は、二人の意見を尊重しよう
…
(Agastya Astrograph)
……
。私は
…
そうね
…
。私も、名を呼ぶ方が幾分か優しい夜の越え方だと思う。記すのは、正しいけれど
…
変わらない事実をそのまま突き付けるような気がするもの。
(Neige Orbis)
……
。そっか。
(Delphine Diolle)
…
私たちが記し、彼が罪だと思う事を軽くすることも出来る。だが
…
そうだな
……
私もそっちの方が好きだ
…
(Neige Orbis) (/em は目を伏せ、頷いた。
(Neige Orbis) じゃあ、洞窟へ戻ろう。呼ぶなら、そこだ
(Agastya Astrograph)
…
ん。そうね
(Anchusa Ferita) じゃあ、呼んであげましょうか。
【洞窟の奥に向かって、呼びかけることができる。】
(Neige Orbis)
……
。呼んだところで、返事があるとは限らない
(Neige Orbis) それでも
……
届く可能性は、ゼロじゃない
(Neige Orbis) やるなら、今だな
(Agastya Astrograph)
…
なら、一人一人呼んでいきましょうか
(Delphine Diolle)
…
呼んでみよう
Delphine DiolleBahamutはAgastya Astrographにうなずいてみせた。
(Anchusa Ferita) そうね
…
(Anchusa Ferita) (/em は思い出せる限りの名前を一人一人読んでいく
(Agastya Astrograph) (/em は Anchusa FeritaUnicorn に続いて、確かめるように名を呼んでいく。
(Delphine Diolle) (/em もダメ元で同じように名を呼んでいく
…
【あなた方は、並んでいた全ての名を、ひとつずつ、呼び上げていく。】
(Neige Orbis) (/em は洞窟の奥を見据えるように、じっと目を凝らした。
【名は、確かに呼ばれた。】
【だが、返事はない。】
【声は闇に吸われ、距離だけが、変わらず残っている。】
(Neige Orbis) 声が
……
届いてない
(Agastya Astrograph)
……
。
(Neige Orbis)
……
。距離が、残ってる
(Delphine Diolle)
……
(Neige Orbis) このままじゃ、夜は
……
(Delphine Diolle) (/em は槍を手にして奥に進めないかと焦りだす
(Neige Orbis)
………
。
(Agastya Astrograph)
……
まだ、何か足りない
…
?
(Neige Orbis) (/em はDelphine DiolleBahamutを制するように、手をそっと上げた。
(Neige Orbis)
…
だったら、
(Delphine Diolle)
…
っ
…
(Neige Orbis)
……
届く場所に、引き上げる。
(Delphine Diolle)
……
何か手が
…
?
(Neige Orbis) 呼び続けて。
…
通じさせる
(Neige Orbis) (/em は杖を手に、洞窟の奥を見据えた。
(Agastya Astrograph)
……
、
…
わかった
(Agastya Astrograph) (/em はもう一度一人一人の名前を呼ぶ。
(Anchusa Ferita) (/em は思い出せる限りの名前を一人一人読んでいく
(Delphine Diolle) (/em も祈るように続いて名を呼ぶ
…
【Neige Orbisは、呼ばれた名の残響が消えきる前に、ゆっくりと足を止める。】
【境界に近い位置で、呼吸が整う。】
【彼は、わずかに手を伸ばし、夜に触れる直前で、その動きを留めた。】
【空気が、薄く揺れる。】
【夜と現実のあいだに立ち、境目を重ね合わせるように、言葉を紡ぐ。】
(Neige Orbis) "我らは夜を恐れず、"
(Neige Orbis) "されど、独りで越えよとは言わず。"
(Neige Orbis) "境界よ、薄くあれ。"
(Neige Orbis) "線を消さず、触れ得る距離を許せ。"
(Neige Orbis) "名を呼ばれる者よ、"
(Neige Orbis) "今宵のみ、この側へ。"
(Neige Orbis) "我は巡礼の徒。"
(Neige Orbis) "越えるための余地を預かり、"
(Neige Orbis) "──夜を、歩ませる。"
【薄界が、静かに降りる。】
【呼ばれた名が、一時的に、現世へと繋ぎ留められる。】
【声と存在の距離が、ほんの一瞬、重なった。】
【声に応じるように、ひとつ、またひとつ、そこにいた気配が薄れていく。】
【夜は、確かに性質を変え始めている。】
【この場にいるあなたたちは、その変化を、確かに感じ取っているだろう。】
(Anchusa Ferita)
…
少しでも、進めているのかしら
(Agastya Astrograph)
……
気配が、少し変わった
…
。さっきより手ごたえがあるように感じるわ
(Delphine Diolle)
…
うん、決して無意味ではない 進めていると思う
…
(Anchusa Ferita)
…
なら、いいのだけど
…
(Neige Orbis) (/em は暗闇の奥、消えていく気配に目を細めた。
(Delphine Diolle)
……
(Anchusa Ferita) 薄くなったわね、気配。
(Delphine Diolle) うん、薄くなった
…
(Neige Orbis)
……
夜道は、長いから。越えるには、きっと時間がかかる。
…
でも
(Neige Orbis) 進む道は、示せたはず。
(Anchusa Ferita) 明けない夜は無いものね
(Neige Orbis)
…
そういうこと。
Neige OrbisはAnchusa FeritaUnicornに微笑んでみせた。
(Agastya Astrograph)
……
あとは、迷わず還れることを祈るばかりね
Anchusa FeritaUnicornはNeige Orbisに微笑んでみせた。
【空はいまだ、夜の色を映している。】
【それでも、その重さだけが、少しずつ緩んでいく。】
【星は、まだその場にある。だが、わずかに動きはじめている。】
【空は、結ばれていた力を解き、次の瞬間へ進む準備を始めている。】
【この夜は、越えられた夜として、ほどけていく。】
(Anchusa Ferita) 迷ってしまったら、また呼んであげればいいのよ
(Delphine Diolle) (/em はこの出来事を忘れないように胸に刻む。彼らの行く先が燦燦と輝く太陽でありますように
…
(Neige Orbis)
……
ああ。
…
夜道を歩く同行者が居るなら、
…
心強いはずだ。
(Anchusa Ferita) (/em は空を見あげる
(Neige Orbis)
……
終わったな
(Anchusa Ferita)
…
見て!ほんの少しだけど星が動いてる!
(Delphine Diolle)
…
うん、これはいい終わりだと思う
(Neige Orbis)
…
うん、見えてる
(Agastya Astrograph)
…
もうしばらくしたら、夜が明けるわね
(Delphine Diolle) きっと良い朝がやってくるだろう、彼らにとっても
…
私たちにとっても
Neige OrbisはDelphine DiolleBahamutに柔和に微笑んでみせた。
(Anchusa Ferita) そうね
…
時間がかかったとしても何時かは朝がやってくる。そしてまた、時間はちゃんと流れていく。
(Delphine Diolle)
……
それなら今日はあの仮眠室で一夜を明かすか?
…
一仕事の後だ、休みながら夜が明けるのを眺めるのも悪くないだろう
(Neige Orbis)
…
まあ、丁度寝具も揃ってるけど
…
(Anchusa Ferita) そうねぇ
…
夜営の予定だったから食材持ってきてるし
…
なんでもいいのなら私食事作るけど
(Agastya Astrograph) 送り出した人たちがお前たちに貸した覚えはねぇって戻ってくるかもしれないわよ
(Agastya Astrograph) (/em はくすくすと笑った。
(Anchusa Ferita) まってそれオバケってこと
(Neige Orbis) あはは、そうなったら彼らも巻き込んでしまえばいい
(Agastya Astrograph) 夢枕に立たれるかもしれないわね
…
(Delphine Diolle) そのときは
…
そうだな、アンチューサの料理で歓迎するのはどうだろうか。食事は人数が多い方がいい
(Neige Orbis) 朝がくれば、またそれぞれの道がある。
(Anchusa Ferita) えぇ
……
(Anchusa Ferita)
…
本当に出てきたら貴方たち盾にするからね
(Delphine Diolle) それは
…
少し困るな
…
(Neige Orbis) いいよ、手でも繋いでてあげよっか
(Agastya Astrograph) おばけに盾って効くのかしら
……
Delphine DiolleBahamutは苦笑いした。
Anchusa FeritaUnicornはDelphine DiolleBahamutを笑った。
(Anchusa Ferita)
…
あなた、それ勘違いする女の子いるんだからやめた方がいいわよ、誰にでも優しくするの
Anchusa FeritaUnicornはNeige Orbisに苦笑いしてみせた。
(Neige Orbis) 誰にでもってワケじゃないんだけどな。
Neige OrbisはAnchusa FeritaUnicornに不敵な表情をしてみせた。
Anchusa FeritaUnicornはNeige Orbisに肩をすくめてみせた。
(Delphine Diolle) (/em は若いっていいなぁ
…
とぽやぽや思うなど
(Agastya Astrograph) あら
…
これはいけないお兄さんの言動だわ
…
(Anchusa Ferita) ね、そうよね。
(Neige Orbis)
…
冗談。許可がなきゃ手出したりしない
(Agastya Astrograph) ね~
Anchusa FeritaUnicornはAgastya Astrographに微笑んでみせた。
(Neige Orbis) (/em は手を挙げて冤罪ポーズ
(Anchusa Ferita)
…
まぁ、いいのだけど。
Anchusa FeritaUnicornはNeige Orbisを笑った。
(Anchusa Ferita) じゃ、行きましょうか。
(Delphine Diolle) うん、ひとまず帰ろう。夜が明けるまで見守りつつ休もう
Anchusa FeritaUnicornはDelphine DiolleBahamutに微笑んでみせた。
(Agastya Astrograph) そうね、少しは休まないと倒れちゃうわ
(Neige Orbis) じゃ、夜明けまではついていようかな。女の子たちだけを置き去りにするわけにもいかないしね
(Anchusa Ferita) あらいいのよ、おばけじゃなければ対処できるから
(Agastya Astrograph) ふふ、それならおばけ専門の護衛役ね
Anchusa FeritaUnicornはAgastya Astrographを笑った。
(Neige Orbis) つれないなあ
…
ま、いいけど
Anchusa FeritaUnicornはAgastya Astrographにうなずいてみせた。
(Delphine Diolle) だが
…
うん、こういうのはやっぱりたのしいな
…
(Neige Orbis)
……
そう?
(Delphine Diolle) うん、こういう時間の積み重ねが未来を作る とよく昔の騒がしいのが好きな同僚も言っていたからな
(Neige Orbis)
…
そっか。そうだな
(Anchusa Ferita) ほらなにしてるのー?
(Agastya Astrograph) ふふ、はぁい。今行くわ
(Anchusa Ferita) 置いてくわよ?
(Delphine Diolle) 彼らの今は明るいものではなかった、だがそれまでこうして積み重ねたからこの結末に
…
あぁ、すまない 今行く
(Neige Orbis) 元気なお嬢さんだ。
(Neige Orbis) (/em は少し笑って背を追った。
(Delphine Diolle) (/em はニコニコご機嫌でついていく
―
夜は見送られ、朝は迎えられた。
―
Ending B:宵越
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