なえつき
2024-03-30 01:51:16
308文字
Public 『うちの上司は情緒がヤバい』
 

安定緒/夢小説

『うちの上司は情緒がヤバい』の2次創作小説です。

 会社の屋上。煙草休憩を済ませ、持ち場に戻ろうと振り向いたあなたの目の前に、憧れの上司である安定緒が立っていた。
「あのさあ、ライター貸してくんない? 失くしちゃってさ……
 煙草の箱を片手に、じっと見つめてくる彼女から目を逸らしつつ、素早くライターを手渡す。
「や、悪いね。……あー、生き返る」
 あなたは床に視線を落としつつ、時折、安定の顔を覗き見ては赤面する……そんな黄金のような数分間をあなたは堪能する。
「助かった。あんがとね」
 去っていく安定の後ろ姿が見えなくなっても、あなたはしばらくその場に立ち尽していた。だからあなたは気づかなかった。
 そう……ライターを、借りパクされたということに。