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三毛田
2026-02-01 21:49:45
1077文字
Public
1000字6
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55 09. ぬるま湯体温
55日目
君と二人で半分こで
「ん
……
」
身動ぎしてこぼれ落ちた声が耳に届き、意識が浮上する。
そういえば、丹恒と寝ていたんだっけ。
抱きしめると、ちょっとひんやり。
でも、俺の体温は今高めだから、いい感じにぬるま湯って感じ。
丹恒に抱き着いていると、また眠気が。
抗う必要もないので、再び眠りにつく。
「たん、こ?」
目が覚めたら、隣にいたはずの丹恒がいなくて。
ゆっくり体を起こし、丹恒を探す。
「ああ、起きたか」
「おはよう」
「おはよう」
優しく頭を撫で、頬も撫でてくれる。
掌に顔を摺り寄せ、自然と瞼が落ちてくるのをぼーっとした頭でどうにかしようとするけれど、駄目です。
「
……
今起きれば、おはようのキスがあるんだが」
「起きる!」
カッと目を開けて、おねだりするように見上げるけれど額と頬にされただけ。
「チクショウ」
「寝起きのうがいをしていないから、口には無理だな」
優しく微笑む丹恒が可愛いので、許した。
顔を洗ってうがいをして。ご飯を食べてから、改めてキス。
「ほら。歯磨きだ」
「はぁい」
ご飯を食べてゆったりしていたら、俺の歯磨きを手に丹恒はソファーに座って自分の太腿を叩いて。
よいしょ。と、見上げるように寝転がると、優しく歯磨きされる。
相変わらずおっぱいデカいな
……
と思っているのが伝わったのか、ペシンと軽く額を叩かれてしまう。
「喋るな」
喋っていないと首を横に振るけれど、信じてもらえない。何でだよ。
「ほら、うがいをしてこい」
体を起こして、洗面所へ。うがいをして戻ってきたら、キスしてもらえた。
やった。最高だよ、丹恒。
今日は特に用事も依頼もないので、二人でゆったりまったり過ごす。
「穹、おるか?」
「いるよ。どうしたんだ?」
ノックが聞こえて応えると、コック衣装のパムが。
「丹恒もおったのか。少し手伝ってほしいことがあっての」
「暇だからいいよ。ご飯の仕込み? 食材の買い物?」
「食材はそろっているんじゃが、少々複雑な作業があるんじゃ。オレだけじゃ手が回らんから、手伝ってほしいんじゃ」
「わかった。手順を教えてくれ」
キッチンへ向かい、パムを手伝う。
いつも美味しいご飯を作ってくれるパムの手伝いなら、大歓迎だ。
パムの指示に従いながら、仕込みを行い。出来上がったものを味見させてもらった。うん。美味しい。
「オマエたちには、少々多めに提供しよう」
「やった~!」
美味しかったので、すごく嬉しい。
丹恒も、口に合ったようで美味しそうに食べていたし。
「今日はいい日だったな」
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