なび
2026-01-30 23:02:18
639文字
Public にょた
 

シュレディンガーのブラ

にょバソ♀ちゃんがブラつけてるかつけてないかわからないの良いよねっていう
現パロです。






 金曜夜二十時、帰宅したばかりのバーソロミューは、ばっさばっさとスーツを脱ぎ捨てていた。今日は恋人と会う約束をしていたというのに、まさかの残業が入ってしまった。終業間際に急ぎの案件をぶち込んできた上司を脳内で五億回滅多打ちにし、ダッシュで帰宅した自分は本当にえらいと思う。早くしないとパーシヴァルが来てしまう。取り急ぎパーカーを被り、キッチンへ立とうとしたところで、
 ——ピンポーン
「ちぃっ——!」
 時間切れだ。
 つけかけていたエプロンをダイニングの椅子に投げ捨て、玄関へ走った。
「パーシヴァル、おつかれさま」
「バーソロミュー!」
 合鍵で入ってきた恋人を出迎えれば、疲れた様子だったパーシヴァルは、瞬時に表情を明るくした。
 両手を広げた彼の胸へ飛び込もうとしたバーソロミューだったが、直前にあることに気づき、にんまりと目を猫のように細めた。
「ねえ、パーシー」
 ビッグシルエットのパーカーはバーソロミューの腰より下、尻を半ば隠している。ショートパンツがちらりと覗く。
 パーカーの裾に手をかけ、バーソロミューはそろりと腰までそれを持ち上げた。
「ば、バーソロミュー!?」
 形の良い臍が玄関のダウンライトに照らされる。
「この下、どうなってると思う……?」
 広い襟ぐりからは、鎖骨がちらつく。
 裾を片手で押えたまま、「この下」とパーカーの胸を広げた手で押す。豊満なふくらみが、ふにゃり、と潰れる。
 ごくり、と喉が鳴る音がやけに響いた。