リトロアの街の成り立ち

その場所がどうして大きな街になっていったか、というお話

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昔、その地にまだ名前もなかった頃
人々は魔獣に怯え、病に怯え、争いに怯えて祈りながら生きていました。

ある日、ひとりの旅人がこの地を訪れました
彼はぼろぼろの外套をまとった男でした。
その旅人は、村人たちに
「この地は朝焼けがいちばん美しい。祈るならこの空の下で、朝焼けに向かって願いなさい」と話しました。

人々は半信半疑でしたが、朝が来るたびに手を合わせて祈り続けました。
「今日も無事でありますように」「病が癒えますように」「大切な人が帰ってきますように」

そうして何日も何年も経つうちに、村には魔獣が寄り付かなくなり、病は治り、争いは消え、
代わりに人々は笑うようになりました。

旅人の姿はいつの間にか消えていましたが、皆は彼の残した言葉を忘れずに、
この街を「リトロア」この世界の古い言葉で「祈りの空」と呼ぶようになりました。

それからというもの、リトロアでは今も朝焼けが美しく空を染めた日
誰かが心の中で、静かに願いをかけているのです。
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という伝承がですね、あってですね
今でも信じてる人もいるし、ただの伝承で作り話だと思ってる人もいますけども、朝焼けの日にはお祈りをする風習があります
小さい頃に絵本とかでお話を読むので、みんな知ってます

ミアなんかは朝焼けの度に何でもないことでもお祈りします
「今日もパンがうまく焼けますように」「お友達と話す時間が長いといいなぁ」「隣の家の奥さんの風邪が早く治りますように」

この伝承のある街で、みんなはなにを祈る?っていうのがミソの創作です