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傘道
2026-01-25 23:22:38
2135文字
Public
ビリイト
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ただの爆発、いちゃつきです
どやさん(
https://x.com/doyagao_108?s=21
)へのプレゼントです。
メ◯トスコーラをする🔫🔦です。
「今日だけ悪い子になりたい!」
「はぁ?」
アイライトを輝かせ、スマホの画面を見せるビリーにライトは疑問の声を発した。
スマホの画面には『よいこはマネしないでね』というお決まりのテロップ。
よいこはマネしないで。
危険行為につくテロップである。
つまりビリーはこのテロップがつく行為をしたいのだ。
「この動画のやつ、やってみたいからライトも付き合えよ。」
「動画?」
ビリーが動画上の『もう一度再生する』のボタンを押す。
現れたのはスターライトナイトを演じる俳優たちだった。
彼らがミッションをこなし、ヴィランの手がかりを掴むというバラエティ動画だ。
その中の一つで『コーラにソフトキャンディを入れろ』というものがあった。
勇気あるレッド役の好青年が何気なしに入れてみた瞬間、ゴボゴボと炭酸がマグマのように泡立つ。
ヤバいと全員の顔が引き攣り、すぐさまコーラのペットボトルから離れた瞬間コーラが噴水のように噴き出した。
「これ!これ、やろうぜ!」
「
………
どこでやるつもりですか?」
もうやるのは確定している。
ライトはビリーに甘いし、こうなったビリーが折れないことを知ってるからだ。
「邪兎屋の事務所は親分に怒られそうだから
…
だからってお前の拠点でやるのもなぁ。」
「室内では絶対やらないでください。」
部屋中に飛び散ったコーラをひたすら拭き取る作業なんてしたくない。
「やるなら外か
…
」
「外
…
俺の拠点の外ならいいですよ。バイク洗う用のスペースあるんで。」
その代わり、絶対拠点の壁にコーラつけるなよ?
一つ条件をつけた状態で二人は良い子が真似していけない行為のための準備を始めた。
コーラ、ソフトキャンディ。
バイクが濡れないように、厳重に防水シートを巻きつける。
拠点の壁から離れた場所。
人は自分たち以外居ない。
濡れてはいけない赤いマフラー、ドックタグは外して拠点の中へ。
ビリーの娘たちは拠点の中へ避難。
洗うのが面倒くさそうなジャケットたちも避難。
ラフな格好の双璧が強敵に挑むような顔つきでコーラを睨んでいる。
「覚悟は決まったか?」
「パイセンこそ。」
馬鹿騒ぎをやる覚悟は決まってる。
ちなみにコーラは最大サイズを買った。
馬鹿である。
コーラのキャップが外される。
鋼鉄の指がそっとソフトキャンディを掴み、一粒コーラに落とした。
コーラの量が多いのか、コポコポとソフトキャンディの周りに気泡が現れるだけである。
「この際だ!派手にやろうぜ!」
「パイセン!?」
ビリーはソフトキャンディを全てコーラの中にぶち込んだ。
繰り返す。
馬鹿である。
ゴボゴボと激しく気泡が噴出し
…
噴水どころの騒ぎではない。
まるでロケットが発射されたような、そんな勢いでコーラの塔が出来上がった。
黄金魔神号くらいの高さはあるのではないかと思うほど高い塔だった。
「すっげぇええええ!!!」
「うわぁ
…
」
子供のようにはしゃぐ機械人の横でチャンピオンが呆れたような声を出した。
二人はコーラの塔を見つめ、すっかり忘れていた。
噴出された液体は重量に従い地に落ちることを。
要するに地上に居るビリーとライトはコーラの雨を全身に浴びた。
「うおおお!!!コーラまみれだ!」
「そりゃ、こうなるに決まってるでしょうが!」
砂糖と炭酸の液体をもろに浴びて、二人はベトベトになる。
ジャケット脱いで正解だった。
……
グラサンも避難させればよかった。
ライトは複雑な心境でコーラまみれのグラサンを外した。
クリアになった視界にコーラまみれでヘアスタイルが崩れたビリーが映る。
「シャワー浴びないと
…
ライト、シャワー貸してくれ!」
「コーラまみれで入るつもりですか!?やめてくださいよ。」
確か外にバスタオルを用意したはずだ。
それで拭いて
…
普段のライトならそこでタオルを持ってきて終わりだった。
しかしコーラの噴水という非日常に当てられたのか?
それともずぶ濡れの恋人というシチュエーションに興奮したのか?
要するにライトも馬鹿をやるのだ。
ずぶ濡れのライトがビリーに近づき、ペロリとフェイスガードに付いたコーラを舐めとった。
「へ?」
間抜けな表情のビリー。
そしてフェイスガードに反射して映るずぶ濡れのチャンピオン。
どちらも滑稽だ。
馬鹿をやって、間抜けな格好になった。
そんな恋人が愛おしくてビリーはキスを贈る。
恋人に舐められて、ビリーもスイッチが入ったのだ。
このままいちゃついてしまおう。
馬鹿なカップルはずぶ濡れのままハグをして笑顔になった。
犬のようにペロペロとボディを舐めるライトが愛おしくて、ビリーは時間を忘れてキスを贈った。
「そんなふざけた理由で、風邪ひいたんですの?貴方たち大馬鹿でして?」
翌日、バットを持ったルーシーが仁王立ちしていた。
ずぶ濡れになった服を着たまま外でいちゃついた結果、ライトは熱を出した。
機械人であるビリーはなんともないが、それでも自分が元凶なのでルーシーに向かって土下座している。
その日、ライトがやる予定だった雑用をビリーが担当することになった。
馬鹿やるのもほどほどにしようと情けない二人は誓った。
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