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三毛田
2026-01-24 17:19:00
1076文字
Public
1000字6
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47 01. 熱に浮かされる
47日目
浮かされていない君は厳しい
「ふ、ふふ」
「何その笑い。どこかに頭ぶつけた?」
「ひどいな~。さっきね、丹恒に褒められたんだ」
頬を両手で包み、体をくねらせながら告げると。
「いいな~。ウチ、最近褒められた覚えないよ~」
テーブルに肘をついて、羨ましそうに俺を見上げてくる。
「何日か前に資料室で整理整頓の手伝いをした後、ちょっとだけ勉強を教えてもらったんだ。で、今日丹恒が出した問題を全問正解」
ピースしながらドヤ顔して胸を張れば。
「アンタが?」
胡乱気な視線。
「ああ。数日前に教えたことを覚えているか確認するために、さっき問題を出した。そしたら全問正解だった」
「たんこ~」
資料室側のドアからやってきて、俺たちの前に立ってそう説明したのは丹恒。
そんな彼に抱き着くと、優しく頭を撫でてくれて。
お胸はふかふか。
なのは一人むくれている。そっちもそっちで可愛い。
「丹恒。あんまり甘やかすと、この子すぐ調子に乗るよ」
「昨日は一人で依頼をいくつもこなしてきたんだ。少し甘やかしてもいいだろう」
「丹恒が甘やかすなら、ウチが厳しくいくけど」
無理だろうなぁ。って思っていると。
「お前が厳しく? 無理だろう」
俺の顔を胸に押し付けながら、バッサリ。
ふかふかでふわふわで、色々我慢できなくなりそう。
このまま部屋に連れ込んでもいいかな? いいよな?
「そんなことないもん」
頬を膨らませるなの。絶対無理。俺だって、なのに厳しくするとか無理だもん。
「丹恒先生。とりあえず、このまま俺の部屋に行こうか」
「っ」
「いてっ」
「こら~!」
尻を鷲掴んだら、頭を叩かれて。なのにも怒られた。
「お前
……
」
「ごめんって」
「三月がいるところではやめろと、あれほど」
何とか部屋へと連れ込むことには成功したけれど、床に正座をさせられている。
これじゃ、ベッドに押し倒すことは叶わなそうだ。
「穹」
俺の考えていることなどお見通しなのか、睨まれて。
熱に浮かされて、俺を求めてくれる状態ならもう何とでもなる。
が、この状態だと手強い。バリアを張ってくる敵よりも手強い。
「ごめんなさい」
「よし」
素直に謝ったら、頭を抱きしめられ。その後優しく撫でられる。
「きちんと謝れたな。だが、何が悪かったかきちんと理解しているか」
「なのがいる前で、丹恒のプリティーなお尻を掴んだからです。痛いって!」
何が気に入らなかったのかわからないが、頭を掴まれ力を入れられてしまう。
これが地味に痛いんだよ。
「丹恒」
「っ。そんな顔しても駄目だ」
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