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三毛田
2026-01-22 22:16:08
1080文字
Public
1000字6
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45 を. こんなにも君を
45日目
好き。愛してる!
愛しているのに、届かない。なーんてことはない。
「こんなに丹恒のこと好きで好きで仕方ないのに、丹恒って俺に対して冷たいよな〜」
「まずはその手をどうにかしたら?」
「そうだな。この手をどうにかすれば、考えなくもない」
バックハグした体勢で胸をもんでいたら、丹恒からだけじゃなくてなのからも冷たい視線を向けられた。
ちょっとひどい。と言いたいところだが、まあ俺が悪い。
手を離すと、丹恒は胸元のくしゃくしゃになった服を整え、それから俺の頭を叩く。
「痛い」
「叩いたからな」
「穹。さっきのはセクハラだからね?」
「そうなの?」
二人を見ると、何度も頷いて。
「丹恒の胸、触り心地がいいんだけどな
……
」
そう呟いたら、二人に同時に叩かれてしまった。チクショウ。
「穹。三月がいる時に、俺の胸に触れるのはやめろ」
「はい」
なのが自室に戻り、丹恒と二人きりになるとそう言われた。
「じゃあ、今は?」
彼の手を取り問いかけると、そっと頭を胸へと寄せられ。
「おっ」
「甘えたいのだろう? 好きなだけ甘えればいい」
「ま、ママーッ」
「俺はお前のママじゃない」
むすっとした声で、軽く俺の髪を引っ張る。
「俺の恋人の、ママみがヤバい」
「なんだそのママみとは」
立っていた体勢からベッドに寝転がり、丹恒の胸に顔を埋めながら軽く揉む。
「今の丹恒」
「理由になっていない」
頬を軽く引っ張られた。
「こう、甘えたくなる状態ってこと」
「はあ」
顔を左右に動かしてから、匂いを嗅ぐ。
「丹恒、好き」
好きで、好きで、たまらない。こんなにも好きなのに、伝わらない。
それがもどかしい。苦しい、辛い。って思っていたけれど。
「俺も前が好きだ。それに」
「それに?」
「好きでなければ
……
こんなこと、させない」
「たんこ~!」
顔を離して、押し倒しながらキス。
キスをしていたら気分が盛り上がってきて、そのまま体を重ねてしまった。
「丹恒、ごめん」
「謝るな。俺も、その
……
乗り気だった」
布団の中で手を繋ぎながら謝ると、丹恒も照れたようにそう口にして。
「好き」
「俺も好きだ」
改めて互いの想いを口にし、額をくっつけて見つめ合い。
「今の俺、幸せだな
……
」
幸せすぎて泣きそうだし、実際に鼻の奥が痛くなってきた。
「きっとこれが、幸せなのだろう。俺も
……
胸の奥が温かくて、幸せだ」
ふわふわとほほ笑む丹恒が、可愛い。可愛すぎる。
「なのは、俺たちが付き合ってるの知ってる?」
「知っているかもな」
「そっかぁ」
報告しないと。
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