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トリップ夢小説 第3話 【異世界から来た少女】

・固定夢主
・名前変換あり

一之瀬琴子琴子立ち話もアレなんでお茶でも飲みながらゆっくり話そう的な流れになった。
なんでも私に聞きたいことがあるみたい。

「はい、どうぞ」
「ありがとうございます」
笑顔が素敵な人から温かい紅茶が入ったティーカップを渡される。
あ、美味しい。

「まずは自己紹介やな。俺は四天宝寺中学三年の白石蔵ノ介や」
さっき私とぶつかった人だ。左腕に巻かれている包帯が印象深い。どこか怪我をしているのかな?

「俺は立海大附属中学三年の幸村精市」
どこか儚げで触れたら壊れてしまいそうな感じ。女の人かと思えば声の低さから男の人だとわかった。綺麗な人だな。

「僕は青春学園中等部三年の不二周助だよ」
慣れた手つきで紅茶を淹れる姿は上品で様になっていた。

みなさんは中学生なんだね。三人とも妙に大人っぽいから高校生くらいかと思ったよ。

「私は清艶中学校一年生の一之瀬琴子です。あのそれで私のことを助けてくれたんですよね?ありがとうございます」
「うん?助ける?」
不二先輩が疑問を口にする。

「え?違うんですか?」
「違うも何も俺らにまったく身に覚えがないよ」
幸村先輩にやんわりと否定された。

「あ、もしやこれは新手のボケか?」
白石先輩の言葉で「あーなるほどね」と三人は妙に納得しているが私だけ話についていけない。

「まさかこの流れでボケるとは思わなかったわ」
白石先輩も心なしかちょっと笑っている。

「お礼を言われたからちょっと驚いたよね」
不二先輩は苦笑いをしていた。
「え?」
なんだろうこの空気は。

「俺もボケればよかったな。一本取られたで」
私ボケてないんだけど。

「さすが四天宝寺中学の教育の賜物だね」
意味がわからないんだけど。

琴子ちゃん。同じ四天宝寺中学同士、仲良しような」
「はい?!」
私が四天宝寺中学?!どこをどう見たらそうなるの? 四天宝寺中学ってどこ??

何気なく俯いた拍子に今まで見たことも着たこともない服が映った。
黄色と紺のセーラー白襟ワンピース型でネクタイも服と同じく黄色。
わぉ可愛いなあ、この服。一度でいいからこうゆう感じの服を着てみたかったんだよね。ってそうじゃなくて!

「!?」
思わず叫びそうになった。いつの間にか制服が変わっていたら誰だって驚いちゃうよ。
まさか先輩たちが寝ている間に着替えさせたとか?いやいやいやいやいくらなんでもそれはないよね。第一何の意味があるの?

「そういえばクラスはどこなん?」
「えと、一年五組です」
清艶中学のときだけど。

「そか、金ちゃんとクラス違うな」
金ちゃん?金ちゃんって誰?

「そや、せっかくやし明日会わしたるわ」
「ちょっと待って、白石。部員に会わす前にまずは各学校の顧問と部長に知らせておいたほうがいいんじゃない?」
「僕も幸村に賛成だな。それにあのことも確認しないと」
「そやね。大事なことを聞きそびれてたわ」

大事なことってなんだろう。