ある日に出張先の事故かなんかで大崎が怪我して命に別状はないものの頭を強打してしまったと連絡を受けた新橋が病院に駆けつけると大崎はけろっとしてるし、横にいる新木場さんや品川君とも普通に会話をしていてよかった…と思う新橋
まったく貴様、人騒がせでは?そのようにぴんぴんしているなら俺が呼ばれる必要など…って言いかけたところで新木場さんと品川君がぴたりと口を閉じてただならぬ空気になり、訝しげにしてる新橋の横で大崎が不思議そうに失礼ですが誰でしょうかって聞いてくるんだよね
それにあまりに衝撃を受けて誰…って、貴様、……いえ大崎様…俺が分からないのですか、って言う新橋だけど大崎はすみません…覚えがなく。お二人は知っていますか?って新木場さんたちに尋ねるんだけどそれは…自分で考えてほしいって言われてえ…?ってなる大崎
わけがわからなくて何も言わずに新橋は病室を飛び出すけどそれを呼び止める声もなくてもっともっと悲しくなってしまうけど呆気にとられてる大崎に横にいた品川君が先輩…ってすごく悲しそうな目で見てくるのでいてもたってもいられず、大崎もベッドを抜け出す
新橋は走りつつもそこまで体力ないので途中で力尽きて、でもこれでよかった…のかもしれません。俺が…あの方の人生を縛らずに済むのであれば…これは運命なのかもしれません。やはり、俺など…幸せになるべきではないのです…なりたいと、思ってしまっても…それでも…あの方にはもっと相応しい方がおられるはずで…って心の中でぼやいてみるけどそれでも涙止まらなくて、しっかりしなくては…って顔を上げて進もうとした瞬間後ろから腕を掴まれてヒー!?ってなってたら大崎で、あ、あなた…、怪我人でしょう?何をしているのですか…って怒るに怒れなくてへぬへぬしてたら…わかりません。わかりませんが…あなたを放っておいたらいけない気がしました。あなたは…自分にとって、大切な人のような…かけがえのない人のような気がして。違っていたらすみません。って記憶を失ってもまっすぐに敬語で話してくるもんだから…そうですね。あなたにとって俺がどうだったのかは俺が決めることではございませんが…俺にとっては。あなたはとても大切な方ですよ。って自然に微笑んでしまう新橋 それを見た大崎が少し黙った後にあの…名前を教えて頂いてもいいでしょうか?って聞くんだけど新橋はいつもの調子でククク…人に名前を尋ねる時は自分から名乗るのが礼儀というものなのでは、て笑って、大崎は合点がいったような顔してそうですね。大崎…大崎緋色です。今は、新木場探偵事務所に勤めていまして、新木場緋色と名乗っていますが…。って言う 律儀に名乗る大崎を見てまたひとつ笑いながら俺は新橋と言います。新橋冥。名字だけ覚えて頂けたら十分でございますよって言う新橋に、冥…さん。素敵な名前ですね。って何食わぬ顔で大崎が言うのでそれにまたちょっと胸が痛くなったりとかする。とはいえ…俺に名前を教えると言うことは、傍にいてほしいという解釈で問題ありませんか?っていう新橋にはい。あなたを思い出したいと思うので。冥さんの迷惑じゃなければってさらっと言う大崎 あの…名前、は…その。ええと…ってベッドの中を思い出しながらそれを振り払って普段は…名字で呼んでくださいませ。名前が名前ですから…外で呼ばれると、女性に思われることもございまして。って適当な理由で言うけどあ…そうでしたか。わかりました。新橋さんって言い直してくれて胸を撫でおろすという
それから二人でいつものように交流を続けていくうちに新橋が劇作家であることとか、大崎の探偵業の話とか、品川君はファンだとか、そういう話をするようになるんだけどその日常の中で記憶を失った現在の大崎の中でも徐々に新橋の存在が大きくなっていってほしい。
ある日新橋が家の中で猫と格闘していて、大崎が捕まえようとするんだけどあなたは鼻炎がありますので!無理は禁物です!って遠ざけられてしまって見てるしかできなくて、なんとかおおさきさんを捕まえたはいいけどそのまま新橋が盛大にこけて、危ない!って大崎がとっさに庇うというあれが発生して(その間におおさきさんは腕をすり抜けて逃げる)、なんだか距離が近くなって…的な少女漫画イベントが起きてほしい 逃げられてしまいましたね…仕方ありますまい。ブラッシングはまた今度にいたします。大崎様にも迷惑をかけてしまいましたね、助けて頂いてありがとうございました…って言うんだけど大崎がいつまで経っても離れないので大崎様?どこか打ったりでも…?怪我などしておりませんか、ただでさえあなたは…って心配する新橋をよそに大崎が無言でソファの上に新橋を押し倒して…ッ!?何をなさって、って動揺するも相手が大崎なので本気で拒否できなくてしどろもどろになってたら服を脱がされかけてゃ、やめてくださいませ、どうしたのですか…!?って声をかけるんだけどその時に大崎がぴたりと動きを止めてなぜか…あなたの体に触れていると…思い出すような…不思議な衝動に、駆られてしまって。すみません…今のは…乱暴でした。ってその時はいったん引き下がる大崎 目を白黒させてる新橋に今の行動は忘れてほしいです。けれど…自分は、あなたが好きになってしまったみたいです…冥さん。って言われて絶句する新橋 何も言えずに黙ってたらキスされそうになってそれを思い切り腕で押しのけてしまい、ハッとしても、申し訳ありません…わかってはいるのです、あなたは…大崎様でございます。あの…ですが…ですが、俺は……って泣きそうになってる新橋にわかっていますよ。あなたが好きになった大崎は自分ではないということは。すみません…勝手なことを言いました。こんな気持ちは身勝手ですよね。以前の自分は…どれほど新橋さんのことが大切だったんでしょうか。って優しく抱きしめてくる大崎 その優しさの感触に目の前の男が間違いなく自分の好きになった大崎と同一人物だとわかってしまってまた新橋が少し泣くんだけど、大崎が自分は…なんとしてもあなたを思い出します。絶対に。ですから、泣かないでください。って力強く言うからどうして…どうして、あなたは…俺を覚えていないのでしょう。覚えていないのに、また俺を好きになって…俺なんかを、…俺を、何度も…愛して……どうして、なのですか。どうして……って問い続ける新橋に理由はわかりませんが…あなたを見ていると、命を握られた感覚になってしまうことがあります。それと…今の自分も、前の自分も…あなたの泣いている姿を見るのは、辛いと思うんです。あなたを泣かせないために、あなたを思い出します。待っていてくださいっていう大崎 それに対して新橋は嗚咽を漏らしつつも…馬鹿……しか言えないで終わる
その後も色々あって(中略)大崎は無事新橋のことを思い出して、今までの自分が信じられないとめっちゃ自分に腹立ててしまうという
あなたを忘れるなんて、信じられません。自分の脳みそは脆弱すぎます。いっそ、生まれ変わってしまった方が良かったのかもしれません。すみません新橋さん、今でしたらあなたにどれだけ刺されようともなにも文句を言うつもりはありません。そのまま死んでも構いません。本当に…すみません。って謝罪し続ける大崎にもういいです…というか、貴様は怪我人だったのですよ?俺もそこまで鬼ではありませんよ。後遺症が残らず良かったです…それに。あなたは……何度だって、俺を好きになると確信を得ましたので。無駄な時間ではございませんでしたよ。っていう新橋にどういう意味でしょうか…って聞く大崎だけど教えてやりません。これはあなたが俺を忘れていた罰でございます。当然でしょう?って言われてそう…ですね。自分の責任です…ってまたしょんぼりする大崎見ていつもの大崎だったらもっと堂々と食い下がってくるのに新橋も調子が狂ってしまってあ…あの。そこまで本気で落ち込まなくてもよいではございませんか…!いつもの気迫はどうしたのですか…って思わず心配するしかなくて、それにすら大崎は落ち込みますよ…あなたを、寂しくさせてしまったんですから。自分は自分を許せません。どうしたら償えるのかもわかりません。って真剣に返してくるのであ~もう!面倒なのですよ!馬鹿ド貧民クソ馬鹿根暗探偵!償う必要など……思い出して頂けたのですから、もう、俺は…ってまたちょっと泣きそうになってる新橋になにか、あなたの喜ぶことがしたいです。なんでも言ってください。ってまっすぐ見つめながら言う大崎 それを見てさっきから何度も言っているでしょう、俺はもう十分…まで言いかけてふと思案した後に……わかりました。あなたさえよければ……って俯き気味に視線を泳がせながら黙って、大崎が不思議そうに…?ってしてるとしばらく沈黙してからあなたが…俺を忘れている間。俺は…あなたと一切……しておりません。ですから…今日は………、俺を、あなたのものにしてください…忘れていた時間の分だけ、全部って言う新橋に一瞬驚くも、わかりましたって比較的早く答えてくれる大崎、そのまますぐに新橋を抱き上げて寝室に連れて行ってくれる
なんてことを自分から言ったもののしばらくぶりで忘れていたが大崎は絶倫気味なうえに今回はどっちもしばらくしていなかったせいで萎えずに、新橋は泣きを見ることになってほしい
もっ、もう無理です無理ッ、何回目ですか?!まだ萎えないのですかぁ、おかしいでしょう!って怒る新橋にすみません、自分でもびっくりしています。こんなにおやせるとは。いえ、一回出したら萎えますが、すぐにまたおやしてしまいます。これはどういうことなんでしょうかっていう大崎 知りません、っよ!俺が知るか、ぁ!馬鹿!また大きくしてっ…この!変態ッ!強姦、これ、俺はッ、貴様に強姦され、てますッ!訴えます…!ってめっちゃ元気に文句言ってくる(喘いでる)新橋の声聞いてあ、やっぱりこれだな…と思いながらまた大崎の大崎がフルスロットル!ドリル!になってしまい新橋はニャー!!ってなるしかないという
とはいえ新橋自身も大崎に抱かれるのが久しぶりで嬉しくて気持ちいいし結構馬鹿になってきてると思いつつも拒否できなくてずっとされるがままに抱かれてそう。新橋さんのここ、もうどうなってるかわかりません。自分の精液が溢れてきてドロドロになってしまっていますねって言われては…っ、馬鹿ですかぁ…?こ、こんな、…命をつくるためのっものを…!俺…なんかの、体に無駄に、放出して!生産性のない行為ィ…ッあ、馬鹿です…精子の無駄遣いを…ッしてぇ…♡って満更でもなさそうにしてるので俺なんかなんて言わないでください。あなたの体に出すことは無駄ではないです。あなたの中も全部自分のものにしてしまえるのでとかいう恥ずかしすぎ攻めセリフを言ってみるも、カカ…っなんですかそれは…♡中に出した程度でッ…俺が貴様のものに?傲慢ではぁ…?もっと…俺、の、ことを、満足させて頂かないとッ、なんの意味もない、雑魚の精子でございますから…♡って悪くはないと言った風に煽ってくるのでわかりました。では孕むまで出しますねって言う大崎には、孕みませんっ、男は、生物学上ッ…!お、ぉさきさま、の、こどもは、できませ…ッ!あたまが、わるいのですねっ、誠に馬鹿ぁ…♡とか言い返してくる 大崎は後半はもう無言で新橋の語彙力ある罵倒を聞き流しつつ、抱きまくりパーリナイを楽しむわけだが途中で新橋が大崎様、っおねが…です、俺を…どれだけ、酷く、抱いてもっ、犯しても、構いませんからぁっ、おねがい、もう俺を忘れないでくださ…忘れないで、俺、を…緋色様、……ッお願い、俺を…冥を、忘れないでください、って泣きながら言ってるのに気づいて無意識なのかどうかはわからなかったけど胸が締め付けられまくって忘れません、絶対に、死ぬまで、死んでもあなたのことを忘れません、冥さん…って知らぬ間に大崎も泣いて、その日は朝日がのぼるまで泥のようにセックスする
先に新橋の方が目覚めて、腰の痛さに顔を歪めつつも隣で寝てる大崎を見てこの大崎が目を覚ました時にまた自分のことを忘れていたら…ってぞっとして柄にもなく大崎様、大崎様…!って起こすんだけどなかなか起きないので緋色様!起きてください、って大崎の大崎(全然おやしてない)を強く握るもんだからさすがの大崎も!?ってなって跳ね起きて、え、っと…新橋さん。どうしましたか。怖い夢でも見たのでしょうか…?って若干の寝ぼけ眼をしつつもちゃんと新橋のことを認識してることに安堵してこ、怖い夢!?見ておりませんが!貴様があまりに間抜け面で眠っておられたので腹が立って起こした次第です!ってとりあえず虚勢をはってみるも、お見通しと言わんばかりに大崎が微笑んでもう忘れませんよ。あなたのことを。もし忘れたらその時は、自分を殺してくださって構いませんからって言われてうぐ…ッ、わ、忘れたもうな!もう二度と…!次に忘れたら、殺してでも思い出して頂きます!って支離滅裂なことを言う新橋 それは、あの世でも一緒になってくださると言うことですねっていう大崎に貴様こそ死んでも俺のことを手離せないでしょう、馬鹿って言ったらあなたに命を握られてしまったもので。冥界でもよろしくお願いしますねって言う大崎
後日談として大崎はちゃんと新木場さんと品川君に報告するし、その際事故にはもっと気を付けて!自分の体を大事にして!今の大崎を大事にしてる人はたくさんいるし大崎がいなくなると悲しむ人もたくさんいる!!って長々とお説教されてほしい(大崎はしおしおになる)
なぜか静馬や有明さんにも伝わって後日二人にもこってり説明しなきゃならなくなったみたいなエピローグ
ところで貴様、あの台場静馬や有明さんとお二人で食事に行っていませんでしたか?ああ浮気ですか?不貞!?男なら良いと思っているのでしょうかね、この性欲魔人は…?貴様そのようなことが許されるとでも?嘆かわしい限りでございますよ。で、弁明は?ってぴりぴりニャーニャーしてくる新橋さんに浮気じゃないですし、不貞でもないです。自分にはあなただけですよってちょっと嬉しそうに言う大崎を見て何を笑っておられるか!!?このっ…!色情魔!節操なし!八方美人!っていつも通り横で騒いでる新橋にあなたのそういうところ、世界で一番愛しいですって言ったらなっ…!?…!?はぁ!?馬鹿!…ば…馬鹿!!って力のない猫パンチ叩きこまれてやっとこの日常に戻ってこれたなってしみじみと思ってる大崎だった…(新橋もゴチャゴチャ言いつつも大崎と言い合いできるようになってかなり嬉しいし喜んでいる)
というハッピーエンドです
文字数が狂気!?
読んでくださった方いたら本当にありがとうございました。らーぶらーぶ
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