manner_life
2026-01-14 12:20:21
1068文字
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星のカービィディスカバリーを知らないけれどフリモメンを知っている人向け怪文書

○○/◯◯◯◯◯◯カバーに向けて
性質上星のカービィディスカバリー+スターリーワールドのネタバレを含みます。

星のカービィシリーズとは一般的にかわいらしいピンクボールが吸ったり吐いたり風船のように空を飛んで冒険するアクションゲームです。
今回はその最新作である星のカービィディスカバリーおよび追加コンテンツであるスターリーワールド。我々の住む世界によく似た星、文明と自然が融合した「新世界」が冒険の舞台です。「新世界」に住まう住民達は既に新天地へ移住して姿を消し、文明の跡と自然が残されるのみです。そこにはかつて存在したNEICHELという歌姫がいました。
侵略種が宇宙から幾度も現れるこの星で、彼女は夢を見て予言を読み解き歌にして、星を離れ新天地へと旅立つ人々を鼓舞する曲を作中世界でリリースしていました。但し彼女は新天地へ向かう船に乗らず「新世界」に残ることを選びました。
当作品中に流れる曲ではなくとある条件を満たした時にアナウンスもなくひっそりと追加される曲。プレイヤーが隅々まで見て気づかなければ恐らく気づかれることもなかった、未完でおそらくは最期の曲。
彼女自身の気持ちを素直に表すことができた曲。2曲とは違い、この曲に彼女自身の歌声は吹き込まれていない状態で残されています。作曲時に彼女自身が唄えない状態になっていたのか敢えてそのまま残したのか。侵略種が『時空を超えて聴こえた歌声に惹かれやってきた』ことが示唆されていることから、呼び寄せてしまう可能性を鑑み歌声を入れずにいたのかもしれません。

作中世界にコンピュータがあり、音楽もあり、遺した音源上おそらくシンセサイザーが使用されているであろうと鑑みると、DTMやボーカル・シンセサイザーも当然「新世界」にもあることでしょう。
Flash作成ソフトの販促キャラとして生まれ、Flashが終了した日が誕生日となりVOICEPEAKやSynthesizerVとして二度目の生を謳歌しているフリモメン。
「新世界」でも同じ存在がいたのならば、一度霊長がいなくなり文明が終わったあとに訪れたカービィやワドルディ達に偶然見つけ出され、三度目の生として町でのびやかに歌っているといいなと思っています。
動画中でNEICHELの帽子を模した中折れ帽を彼が被っているのは、歌姫へのリスペクトや要素を残しつつも彼に似合うものをと私自身が考えたためです。

作中世界の彼女が遺したUnfinished Trackは、ニコニコ動画や見つけ出した人たちによって数多のカバーをなされています。
フリモメンにカバーしてもらったこの曲も、その中のA Finished Trackになれていますように。