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三毛田
2026-01-12 21:17:31
1067文字
Public
1000字6
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35 も. 盲信と言われても
35日目
俺は構わない
まるでのめり込んでいるように、周囲には見えるのかもしれない。
盲信と言われれば、確かにそうかもしれないと、頷いてしまいそうだ。
でも、実情はそんな簡単には言い表せないもの。
信用も信頼もしていなかった相手だったけれど、雪と氷に覆われた星で共に行動し、少しずつ信用と信頼を築き上げていった。
「穹」
極めつけは彼と三月、ヴェルトさんの後を追い羅浮へ行き、鱗淵境で海を割った後。
俺が本当は羅浮の龍尊・飲月君であると正体を明かしても彼は深く追求せずにいてくれて。
三月もまた、普段と同じ勢いで俺に絡んできていたので、そちらもまあ、心情的に助かってはいたが。
「どうしたんだ? 丹恒」
俺を呼ぶ彼の声は、とても優しい。
依頼先で、嫌なことがあったとしても、彼の声を聞けばすぐに忘れられる。
「今夜、お前の部屋に行っても
……
いいだろうか」
「いいけど。前みたいに、アーカイブの整理に夢中で来るのを忘れたとか、やるなよ」
「
……
気をつけよう」
「気をつけて。っていより、俺が迎えに行くよ」
「わかった」
そわそわしてしまう。
穹を見ると、彼もまた少々そわそわしている様子で。
「丹恒?」
「お前こそ、どうしたんだ」
「久しぶりに、丹恒にお誘いされたから
……
嬉しいなって」
ほんのり頬を赤く染め、そこを指でかく。その熱が伝染したのか、俺の頬も、若干熱を持ち。
「た、ただお前と夜更かししたいだけだ」
「わ、わかってるって!」
俺部屋に戻るから! と、叫ぶように告げパーティー車両へ描けていく。
「オマエら、オレのこと忘れておるじゃろ」
「いや。忘れてはいない。ただ、すまないとは思った」
「夜食はいるか?」
ジトッとした視線で俺を見上げた後、そう問いかけてきて。
「カロリーを気にしないのであれば、ナゲットとポテトのセット。スコーンやクッキーがあると、穹が喜ぶだろう」
「オマエは?」
「特別ブレンドのカフェオレ。先の軽食を大体三人前にしておいてもらえれば、俺もそれをつまもう」
「クッキーに加え、ビスケットも焼いておこう。どうせ、誰かが食べる」
「ありがとう、パム」
礼を告げれば、ニコニコと笑い。
任せろと胸を叩いて、キッチンへと歩いてく。
「迎えに来たぞ~」
夜。資料室に来た穹の手には、蓋付きのパーティーバレル。
「パムからか?」
「そう! 丹恒がリクエストしてくれたんだろ?」
「ああ。一緒に食べよう」
「飲み物もあるから、映画観よう」
「構わない」
荷物を半分持ち、二人で穹の部屋へと向かう。
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